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今回はちょっと腹立たしく感じていることを書きます。
「ひとこと少ないおとなたち」 「通る!」と強い口調で言われてハッとして脇に寄りました。 今やエスカレーターも動く歩道も、じっと立っている人は左側に、右はさっさと行く人となっています。これもどうも腑に落ちないのですが。それはさておき、確かに歩きたい人にとっては、真ん中にぼんやりしたおばさんが立っていて「まったくー」と思ったのでしょう。 けど、「すみません」くらい言ったっていいじゃないですか そう、気にしてみるとほんとに「すみません」という言葉が聞かれなくなったような気がします。 次はホテルです。私の部屋は8階でした。 エレベーターに乗って朝食をいただきに1階に下っていくときに、途中階から人が乗ってきます。「おはようございます」とこちらが声をかければ「おはようございます」と返ってきますが、こちらが言わなければ無言。降りるときに「おさきに」なんて気の利いた言葉はありません。 なんだか、新聞の投稿欄のようになってきましたが、ここで言いたいのは、子どもには「ありがとう」「ごめんなさい」「おはよう」などと、人に対しての挨拶を強要するのに、肝心のおとなたちはどうなってるんですか! ということなんです。 幼児のときに挨拶ができたって、こんなものです。幼児が挨拶できなくたって恥ずかしくありません! おとなができないのは恥ずかしいです! そして、常にひとこと多い私は、かなり得をしているように思います。思いがけないところで人と繋がったり、頂きものをすることになったり、みなさん「ひとこと多い運動」しませんか?
「親の便利に泣く人がいる」 子育ては一人では無理で、他の人や地域の人の力を借りなければできないことです。 保育園ももちろんいいです、一時預かりも使いましょう。でも、子どもから目をそらさずに見て下さい。案外楽しい動物です。 子どもに目を向けて、子育てを楽しんでほしいと切に願っています。 それこそ「産んでよかった」と親が言えて、「生まれてきてよかった」と子どもが言えるときがくるように! (5月26日 記)
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