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12日の運動会は快晴。"秋晴れ"というより"夏晴れ"というほどの天気でした。 4、5歳児は子どもたちの33のアイディアのなかから残された6種目。「リュック玉集め」「ゴーゴーりんご」「パン食い」「鈴割り」「パレード」「リレー」でした。
今回、面白かったことをいくつか書いてみます。 この子どもも、やがて友だちと走るようになり、さらに大きい組の子どものように懸命に走っていく、さらに小学生のリレーの走りのように……と、子どもの育ちの流れを一段と強く感じました。運動会の楽しさのひとつだと思います。 大きい組の「パレード」は、「どうしてもやりたい」という子どもに引っ張られるように決まった種目でした。 その子たちの役割は「監督」、出番に声をかけるメガホンを持った「呼ぶ役」、パレードの子どもたちに花吹雪をかける「道具」、音楽に合わせて太鼓を叩いたり自作のマラカスを振ったりする「楽器」(トップページの写真がそれです)、衣装作りの手伝いをする「衣装手伝い」という裏方が登場しました。 りんごの木では、普段の保育活動においてもやっていることなので、自然とこういう形になれたのかもしれません。 もうひとつは、親たちの真剣な姿を、今年も見せてもらいました。チアダンスに参加した人々は、運動会目指して一番練習を積み重ねてきたことでしょう。幼い子を抱えて日々子育てに追われている方、ご主人が転職なさって大変な時期にある方、忙しい仕事の合間をぬっている方……。一生懸命に踊っている姿にそれぞれの背景を思いながら魅せられました。 最後はグラウンドに、おとなも子どもも混ざって「ラジオ体操」をしました。おとなにとっては懐かしく、熟知した体操。リーダーは学校で体育の先生をしているお父さんにお願いしました。 模範を見ながら必死に真似ている子どもたち。おとなも子どもも混ざって、一緒に楽しみを共有したいい運動会だったとさわやかな気持ちになっていました。(10月14日 記)
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