アレキサンダー・シュライハー ASW15
ASW15の原型機は1968年に初飛行した。当時のスタンダードクラスのルールでは、引き込み式の車輪も水バラストも認められていなかったため、それに合うように設計された。尾翼は水平尾翼全体が可動する、オールフライングテールである。その後、スタンダードクラスのルールが変更になり、引き込み式の車輪も水バラストも認められたので、シュライハー社は改良を行ない、引き込み式の車輪とし両翼に水バラストタンクを設置し、コクピットを大きくしラダーの面積も増加させたのがASW15Bである。
写真の機体は、東北大学学友会航空部が所有していたASW15B(JA2150)。現在は、所沢の航空発祥記念館の格納庫に保管されている。
・DATA(()内はASW15B型)
全幅 15m | 乗員数 1名 | 失速速度 ?km/h |
全長 ?m | アスペクト比 20.45 | 初飛行 1968年 |
全高 ?m | 最良滑空比 38@89km/h | 生産国 ドイツ |
自重 230kg | 最小沈下率 0.55m/s@68km/h | |
最大離陸重量 408kg(453kg) | 超過禁止速度 ?km/h |