ASW15Bを改良したスタンダードクラス機で、ASW15Bの尾翼をT尾翼にし胴体を延長し機首を鋭くした。メインスパーはグラスファイバー、外皮はグラスファイバーとフォーム材のサンドイッチ構造である。脚は引き込み式の主輪と尾輪から構成されている。水バラストタンクは100Lの容量をもつ。400機が生産された。
派生型には脚を固定式にし、エアブレーキの面積を増加し水バラストタンクがないクラブクラスの機体がある。
写真の機体は、
名古屋大学航空部
所属のASW19B(JA2258)。
DATA
全幅 15m
乗員数 1名
失速速度 67km/h
全長 6.82m
アスペクト比 20.5
初飛行 1975年
全高 1.45m
最良滑空比 38.5@95km/h
生産国 ドイツ
自重 245kg
最小沈下率 0.62m/s@72km/h
最大離陸重量 454kg
超過禁止速度 255km/h
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