ロバン DR400
伝統的なフランスの単発機として人気のあるピエール・ロバンの最もポピュラーなシリーズである。シリーズには120(112hp)、160(160hp)、180(180hp)と馬力によって3種類あるが、いずれも基本的には同じ機体である。DR400シリーズの最大の特色は、全木製であること。このため、軽く、しかも滑らかな表面で空気抵抗を減らすことができ、馬力の割に高性能を誇っている。グライダーの曳航機としても最適で、我が国にも88年に初めて輸入され、その後も機数が増えて曳航機として使用されている。
写真の機体は、DR400/180R(JA4016)。
・DATA
全幅 8.72m | 乗員数 1名 | 失速速度 95km/h |
全長 6.96m | 搭乗者数 4名 | 航続距離 1450km |
全高 2.23m | 巡航速度 267km/h | エンジン アブコ・ライカミングO-360水平対向4気筒空冷(180hp) |
自重 600kg | 最大上昇率 252m/min | 初飛行 1972年 |
最大離陸重量 1100kg | 上昇限度 4720m | 生産国 フランス |