PZL-ビエルスコ SZD-55-1

SZD-55-1 JA2519

ビエルスコが開発した高性能スタンダードクラス競技機で、大会ではDISCUSやASW24やLS7と激しい戦いを繰り広げている。主翼の前縁を放物線にした楕円翼は、効力の低減に大きな効果を挙げている。主翼の翼形はNN−27という新しい独自の翼形が採用されていて、スパーはダブルT型、外皮はグラスファイバーとフォーム材のサンドイッチ構造でリブはない。胴体はグラスファイバーのモノコック構造である。脚は引き込み式の主輪と尾輪から構成されている。水バラストは主翼内に195l、垂直尾翼内にバラスト搭載時の重心位置調整用に9.5lのタンクをもつ。

 

写真の機体は、早稲田大学航空部所属のSZD−55−1(JA2519)。

 

全幅 15m 乗員数 1名 失速速度 84km/h
全長 6.85m アスペクト比 23.4 初飛行 1988年
全高 1.47m 最良滑空比 44.1@119km/h 生産国 ポーランド
自重 210kg 最小沈下率 0.69m/s@100km/h  
最大離陸重量 500kg 超過禁止速度 255km/h  

 


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