206l.GIF (3152 バイト)

B206L JA6134  近日中にまともな写真に置き換えます。

  ベル206の機内スペースと航続距離を改善するために開発された汎用単発ヘリ。胴体のストレッチ(延長)によりキャビン容積は約70%も増加した。また、キャビン・ドアは左右に開くダブル・ドアとなり、長尺物や担架の搬入が容易になった。さらにノダ・マチックと呼ばれる防振装置を付け、ローターからの振動を減少させた。最初のモデルは多少出力不足であったため、ロングレンジャーU(206L-2)ではエンジン出力やトランスミッションの出力伝達能力が向上し、V(206L-3)ではさらにエンジン出力が増加し、最新型のW(206L-4)はトランスミッションの容量を増加している。今までに、1300機以上が生産されている。

  宮城県警察航空隊のベル206L-4には、”あおば”という愛称がつけられている。このヘリには、右舷にはテレビカメラが装備されている。

写真の機体は、宮城県警察航空隊のベル206L-4”あおば”(JA6134)。

・Data

主回転翼直径 11.28m 最大離陸重量 1,882kg 上昇限度 6,096m
胴体全長 13.0m 乗員 2名 航続距離 635km
全高 3.56m 乗客 5名 初飛行年 1974年(原型)
エンジン 250-C30P(650shp)×1 最大速度 241km/h 生産国 カナダ
自重 1,012kg 最大上昇率 408m/min