し:椎名林檎

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幸福論.jpg「幸福論」 99.10.27発売

1.幸福論
2.すべりだい
3.時が暴走する(新録)

(至って私的な感想)

ファーストシングル「幸福論」のリニューアルバージョン。1.2.は別アレンジバージョン。3.は新曲。

今回の感想は、実は最初の「幸福論」は持っていないのでアルバム「無罪モラトリアム」との比較になってしまった。で、まず1.。最も大きな違いはエフェクトがだいぶ少なくなってテンポが相当スローになった。なにしろ歌詞が聞き取れる(^-^)。ホノボノバージョンで聴く「幸福論」は歌詞がいっしょなだけに一層シュールさを増したとも言える。2.。このシングル盤では個人的にはもっとも好きだったりする。割と普通なアレンジに割とアクのない歌詞なので、椎名林檎のどの辺が気に入っているかで好き嫌いが別れる曲かもしれない。一般的にはウケのよい曲調だと(個人的には)思うのだが、、、。
3.題名とはうらはらに実にシンプルなアレンジとテンポ。で歌詞は結構シュールかと思い気や案外普通。
なんとなく憂歌団を連想してしまったのだが、年齢がバレるだろうか?(^-^;。コブシ利いてます。











本能.jpg「本能」 99.10.27発売

1.本能
2.あおぞら
3.輪廻ハイライト

(至って私的な感想)

 99年2月のファーストアルバム以来、実に8ヶ月ぶりの新作。4thシングル。
1.は前作からのノリを維持した、いわゆる「林檎節」の曲でとりあえず安心して聞ける。
歌詞はどちらかというと女性向きというか大人しめだけど、個人的には結構好き。
2.ほのぼのメロディ、こういうのもいいですね(ああおざなり、、、(笑))。
3.本作の、、、というかある意味「椎名林檎ワールド」的に見た問題作。
ジャズっぽいというか実にスタンダードな(クラッシックでさえある)ジャズボーカルもの。
好き嫌いはともかくとして、歌唱力の確かさがうかがえる。個人的には本作のいち押し。
ジャケの写真を見ていつも思うのだが、そこはかとなく田舎臭さというか素朴さが滲み出ているところが
とにもかくにもイイ感じではある、、、。しかし今度はナースで来たか、、、、(^-^;。