始めに、このリプレイ記は銀狐の猫弁(w?＋嵐世伝のプレイに基づく内容ですので、寛大な心の持ち主だけお読みください。
また、感想などBBSの方に頂けたらありがたいです。
ではお楽しみください。
[下克上だみゃ！]
世間では信長信長といいよるが、尾張の虎と呼ばれたこのわしの事を忘れてもらってはこまるだぎゃ！
こうなりゃわしの実力を見せるしかにゃーで、みとれ信長が元服するまでに天下をわしのものにしてタイトルを信秀の野望に替えてみせりゃーにゃ(-_-#
「いきなりだが、機は熟したにゃ！」
「は？ 何がでございましょうか？」
「何寝ぼけてるだぎゃ！、平手、出陣の用意だぎゃ！、尾張をわしの物にするだぎゃ！」(何弁(w? )
「ははー」
といきなり戦争に出かける信秀様でしたが、それはそれ家老のする事は沢山あり、先ずは尾張国人衆と正徳寺に使いを出しこちらの陣営に取り込んでおくことを行ったのは家臣として当然の勤めです。
本来なら同じ一族である信友様を味方につけたかったのですが、引き抜き技能を持ったものが私しか居らぬ為、人選ミスで忘れてしもーたわい（ｗ；
ま、殿お一人で粉砕するでしょう。
「それいけー、下克上にゃー！、斯波氏などものの数ではないにゃー！」
掛け声とともに織田軍が那古屋城に攻め寄せ、守備隊だった織田信友を瞬時に粉砕。城攻めに移るも城攻め最中に斯波氏自ら率いてきた部隊を発見したので方向転換し斯波氏に向かって突撃。
「見つけたにゃー！、今はわしの時代にゃー！」
気勢を上げ士気を強引に引き上げて決戦。そのまま「強行」を発動し、これまた瞬時に斯波氏撃破。
流石は我が殿でござる。
残りは城を落として士気回復し、そのまま残りも叩いて無事尾張統一。
「ふ、たわいなかったにゃー。」
「所で殿、信友殿を捕まえましたが如何いたしましょうや？」
「にゃ？、誰にゃ？」
「ごほん、殿の弟ぎみにございます」
「にゃー、仕官するかなにゃ？ 弟殿？」
「弟の名も顔も忘れておられる方になぞつかえとう無いわ！！」
「そうにゃ、じゃ、うち・・・」
「ごほん、ごほん、いや折角の血を分けたご兄弟、この戦国の世では何よりの絆。さすれば一時お暇を与えるのが無難かと思われまする！」
「にゃーら、好きにするがえーにゃ。」
こうして尾張を統一したのはいいが、誰一人家臣が増えず苦しい状況は一切変わらずじまいでした。ですが石高が倍近く増えたので収入は安心していれますな。
[美濃飛騨も頂きにゃ！]
嵐世伝から飛騨も美濃の一部になってるので、更に弱小になってる姉小路一族(^^;
それはともかく尾張を統一してさて次なる課題は家臣団を増強しつつ隣国の制覇を狙う次期なのですが、周りを見ると美濃は土岐氏が、伊勢は北畠氏が、三河は松平氏＆今川氏が抑えてるので今しばらくは内政重視ですな。
「さーて、臣下も２人ばかしふえたにゃ！、そろそろ次を攻めたいにゃ！」
「殿、焦ってはなりませぬ。現在の所まだ何処にも弱点がありませぬぞ！」
「暇だぎゃー」
「先ずは攻めるに先立ち、その地の国人衆、寺社衆をお味方につけるべきです」
「めんどくさーにゃ、そちに任したにゃー。 それ馬を引くにゃ！ 鷹狩りにゃ！」
ドドドドドド・・・・・
「行動だけは素早い。さて懐柔策でも行うとするか・・・家老とはこんなに疲れるものなのか・・・・・」
そうこうしてるうちに北畠氏が伊賀に攻め込み負けた報告と、土岐氏が近江を占領した報告が入る。
「のう平手、そろそろわしも動けるのだろうにゃ？」
「はっ！、殿のそのお言葉を待っておりました。既に伊勢志摩諸勢力はこちらにつきました！ 更に・・・」
「よし、決まったにゃ！ 伊勢志摩を頂きにゃ！！ 馬引くにゃ〜！！」
ドドドドドドド・・・・・
伊勢に攻め入ると敵はまだ消耗したままだったので、殿の突撃凄まじく次々と敵を捕まえていく。途中長野家が北畠氏に味方したもののものの数でなく殿の軍の前では紙切れ同然でした。
「これで伊勢はわしの物じゃ！」
「ははっ！ お見事でございます。 降将も3名居ますが全て忠誠を誓っております。」
ここで急報が入り美濃の土岐氏領に神保氏が攻め入り占領したと言う報が入る。
「よし！、このまま美農も頂くにゃ！」
「えっ！？ 誠にございますか？」
「美濃も国人衆を味方にしてるという話だったにゃ！」
「え。。。いや。。。伊勢志摩の・・・」
「馬引くにゃー！」
ドドドドドドド・・・
「わー、殿お待ちくだされ〜」
「く、今からでは追いつかんわ、えーい美濃国人衆に使いじゃ〜」
何とか国人衆が味方についてくれたのと、神保氏の守備が間に合わなかった事が幸いし、美濃をも連続して占領完了。
「ゼー、ハー、と・・・殿」
「平手どうしたにゃ？」
「今後の守備を考えるとかなり厳しい状況ですぞ！」
「大丈夫にゃ、国人衆と寺社衆が味方なれば戦力は二倍増しにゃ！」
「ははっ！、そこまでお見通しであれば何も言う事はありませぬ。この平手感服いたしました。」
「という事で人員配置は任せたにゃ。 馬引くにゃ！ 鷹狩りにゃー！！」
ドドドドド・・・
「・・・・・・(パクパク)」 ＜ 空いた口が閉まらない平手
今回はホントに上手くいきましたが、情報というか敵の戦力を見極めないと非常に大変な出来事になりますね。
味方が少なくても国人衆、寺社衆が味方になるとホントに強力な戦力となります。
そいう意味では伊勢志摩、尾張、美濃はどちらの勢力もあるので、守りやすい国とも言えるでしょう。
ちなにみ後から判った事ですが、隣国の伊賀森田氏、紀伊鈴木氏は他国に攻め込む余裕も無く、三河方面は今川と武田の争いでなかなか動けなかった模様です。
運にも味方されましたね。
[蝮を捕まえるにゃ！]
尾張、伊勢志摩、美濃と占領したので次に狙うとなるとやはり信長も同じ事を考えたのでしょうが、戦力、武将能力を考えると近畿圏に進出した方がやはりやりやすいでしょうね。
「つー事で平手よ、守護大名の遺物たる土岐氏を攻略するにゃ！」
「それはそうですが相手の戦力がわかりません。ここは忍者を雇い内情を探るべきです」
「時間がかかるにゃ〜」
「じっくり腰を落ち着けてこそ大大名の貫禄ですぞ！」
「そうにゃ？ ならじっくり待つにゃ！ 準備は任すにゃ」
「ははー」
さてはて準備を任されたとはいえ、土岐氏の家臣長井(のちの道三)は傑物。そう簡単には落とせない。しかも安藤、氏家、稲葉の美濃三人衆も控えてるので現状の我が軍ではどうやっても太刀打ちできない。とりあえずは国人衆を味方にするか・・・
と考えてると駿河、遠江、三河と勢力を持っていた今川家が衰退を繰り返し、遂に三河の浜松城のみとなってしまった。
ここで今川家の世代交代となり今川義元が遂に家督を継いだ。同じ頃松平家では計略で家臣に倒されてしまい松平広忠が家督を継いだ。
これはチャンスである。
「殿はいずれにおわす！？ 一大事・・・いや一大好機ですぞ」
「殿はお出かけです。」
「これ小姓や、それではいかんぞ。殿は何処にお出かけじゃ？」
「はい、三河に好機到来と叫びながら出かけました」
「な・・・なんと既に進撃しておられるのか！？」
その頃の信秀は・・・・
「うりゃー、三河もワシのものにゃー」
松平広忠、今川義元を下し、三河平定。
「勲功第一は大原坊主(雪斎)その方にゃ。 良く道を教えてくれたにゃ、おかげで迷子にならずにすんだにゃー」
「はは、ありがたき幸せ」
「これからも道案内をよろしくにゃ」
「ははー、ありがたき幸せ。この雪斎力の限り親方様の天下統一のために働きまする」
「うみゅ。(しかし天下統一とは何にゃ？)」
松平家、今川家両家の君主まで傘下に収めていきなり臣下の数が増えたので訓練を実施しつつ体力を整える。
「うーん、困ったみゃー」
「殿どうされました？」
「平手や現状内政指示がていっぱいにゃ、いやできてないにゃー」
「ははっ、ごもっともでございます」
「何とかいい知恵はないにゃ？」
「さすれば新軍団を編成し統治を任せば如何でしょうか？」
「にゃ？ しんぐんだん？」
「う・・・・、判りました。その件この平手にお任せ願えないでしょうか？」
「にゃ。任したにゃ」
「ははー」
新軍団には織田信光様を軍団長として、伊勢志摩を統治してもらいとりあえず３名で開発重視で防衛してもらうことにして第一軍は美濃、三河に兵力を移し更なる発展を目指す。
ここに来て大原雪斎殿や今川義元殿など強力な助っ人が陣営に入るとともにある日、山本勘助殿も仕官して来たので一挙に戦力充実。織田軍は強化されて来たのである。
「みゃー、そろそろ近江に攻め込むにゃ」
「ははっ！ この度の戦はこの雪斎にお任せを」
「みゅ、平手は尾張の内政を任すにゃ。 頼んだぞ」
「ははー、この平手見事に尾張を耕してみせましょう」
「みゅ、坊主行くみゃ」
「お任せあれ、大殿、勘助殿、私が揃えば土岐家など一瞬で吹き飛びましょう」
「みゅ、気に入った馬引くにゃ〜」
ドドドドドドド・・・・・
近江の国に攻め入り、敵将が迎え撃ってきたが噂の長井氏(道三)である。
稲葉山城付近で戦った際、あわや大殿の軍勢が倒されかかるというハプニングがあったものの何とか制圧完了。
部隊の合流で攻撃力、防御力を上げての戦いとなり総力戦でした。
やっぱり統率力と戦闘能力がついてる武将は怖いですね。
「殿、長井殿を捕まえておりますが味方に加えては如何でしょうか？」
「みゃ、話そうつれてくるにゃ」
「長井XXでございます」
「むふー、何やら体の奥から得体の知れぬ気分になってくるにゃー。やっぱりマムシと呼ばれるからかにゃ」
「私も今、冷や汗をかいておった所にございます」
「にゃ、どじゃ織田に飼われてみるにゃ？」
「私も蝮と呼ばれた男。大殿が弱いと見れば噛み付きますぞ。それでも宜しいか？」
「骨のあるやつにゃ。その時は帰り撃ちにしてやるにゃ、とりあえず知行２００にゃ」
「ははー、この蝮いかようにもお使いください」
これにて伊勢志摩、尾張、三河、美濃、近江と５カ国の大大名にのし上り、畿内有数の大名家とあいなった。
この時点での大大名家は大友、大内、尼子、長尾、武田、里見、千葉、伊達とこれまたこの時代では強力な所ばかりですね。ま、里見と千葉が頑張ってるのが怖い所ですが。
[決戦！ 虎対虎]
日増しに家臣が増えつづけ能登の畠山氏等が臣下に加わったこともあり、一時西進は中断して東進に切り換え武将獲得に励むこととなった。
「狙い目は南信濃にゃ」
「坊主は近江で西を睨んでおくにゃ」
「ははー」
「蝮よ、でばんにゃ。わしと共に南信濃を攻略するにゃ」
「信虎殿は甲斐の虎と呼ばれておりますからな、虎対決ですな」
「負けないにゃー。 ほんとの虎がどちらか証明するいい機会にゃー！」
「息子の晴信は猛者との噂です。お気をつけ下さい」
「頑張るにゃー、行くにゃー！」
ドドドドド・・・・・
軍師役の間無でござる。
今回の南信濃攻めは下準備である国人衆が既に武田家と親密なため、敵側に回るのが必須なため、正直信虎、晴信両方が居ない時を見計らって、織田家の最大兵力で攻め込んだのでござる。
いきなり国人衆の出迎えとなったのだが、意外と多いその数にちょっと躊躇しつつも国人衆をまず撃破し、川に沿って北上するとここで武田家の武将である板垣信方率いる部隊が出てきたがわが軍が何とか勝利し、南信濃を占拠することに成功。
これで北信濃の晴信、甲斐の信虎と分断することに成功し、また、地理的条件で制約のあった遠江、駿河への進撃の道しるべが出来上がったのである。
「ふー、武田家も対した事無かったにゃー」
「誠に織田家にとって重畳でしたな」
「それもそちのおかげにゃ、助かったにゃ」
「ははっ、有難き幸せ」
「時に殿、板垣信方殿を捕らえておりますが、いかがしますか？」
「にゃ？ 有能にゃ？」
「有能にございます」
「にゃら採用にゃ！」
こうして武田家家臣を少しづつ取り込み始め、遠江、駿河も確保しつつ時を待ち武田家衰弱を待っていたのですが、好機到来。遂に武田家が関東方面に進出するも敗退し、戦力が落ち込んだので早速本家である甲斐の国に攻め込むこととなった。
「がんばるにゃー、虎と呼ばれる男は一人でいいにゃー！！」
「猪口才な信秀か！ 返り討ちにしてくれるわ！！」
殆ど一月をかけての攻防戦でしたが、先に戦闘部隊を叩くという方法が効いたのと、国人衆の小山田一族の助けにより遂に勝負が終りを告げた。
「む・・・無念、引き上げじゃ！」
「待つにゃ信虎、逃がしはしないにゃ！！」
信秀の活躍により甲斐国に居る殆どの武将を捕まえる事ができ、その捕虜の中には信虎も居たのであった。とりあえず信虎以外の優秀な武将は全て抱え込むか、逃がしたものの流石に信繁は味方にならず開放。信虎も晴信など獲得したい武将が居たので開放することにしたのである。
今度はこちらが防衛戦を行うことになり、北信濃から攻めてくる武田家の攻撃をしのぎつつ時期を待ち遂に北信濃に攻め込み占領するも何故か信虎、晴信の姿が見えない。
「何処にいったにゃ！？ 偽虎がおらにゃー」
「殿、御注進です！！、南信濃を守っておられた甘利様が信虎、晴信二人に捕虜にされたとの事でございます！！」
「にゃー（ｗ； 入れ違いにゃー。 翌月取り返すにゃ」
「ははー」
と、ここから実に６ヶ月に及ぶ南信濃攻防戦が始まるのである。
最初に進行した本体信秀率いる部隊は緒戦で敵の武将一人を屠るも、信秀本陣に晴信の突撃が見事に決り敗退。
第二回目も信秀本人が出馬するもまたしても晴信の突撃で敗退したのである。
「もういやにゃー。 あの白馬の男強すぎるにゃー」
「確かに強力ですな、しかもこれ以上進行することは現在の兵力では不可能です」
「なら美濃の畠山に攻めさすにゃ！ 負けておれない戦なのにゃ！」
「直ちに伝令を送ります」
第三回目は美濃から畠山率いる軍勢が攻め寄せ、敵武将一人を屠り城攻めという頃、運悪く雨が降り視界が効かなくなった時に真後ろから晴信の突撃を受けて、畠山氏敗退。
更に続いて第四回目の攻撃を同じ場所から行い、今度は野戦にて決着をつけるため槍、弓、騎馬と三軍編成で攻め込むも乱戦状態の中、またしても晴信の見事な突撃で畠山氏ノックダウン(^-^;
なんであんな乱戦の中大将の部隊だけ狙えるんだって感じですな。
一ヶ月様子を見てから最後は甲斐の国を攻め落とした部隊で侵攻を開始しやっと制圧する。
「殿、信虎殿を捕まえたと連絡が入りましたぞ」
「にゃ！？ 兵を鍛えていた間に先を越されたにゃー」
「ささ、こちらでございます」
「にゃ？ 虎はおらんぞ？」
「むか！ ワシじゃ信秀。 このような目にあうとはおもわなんだわ！」
「偽虎のさだめにゃ。 にっくき偽虎め成敗にゃ！」
「ぐえー」
「さて白馬の男にゃ」
「晴信と申します」
「よき男ぶりにゃ。 わが臣下となって織田家の石柱になるにゃ！」
「ははー、謹んでお受けいたします」
こうして対武田戦は幕を閉じた。
[上洛だぎゃ！]
東の勇敵である武田家を滅ぼした事もあり、非常に安定した国々が増えてきたので、早々に第三軍団を編成し、蝮を軍団長にして三河、遠江、駿河、甲斐を任す。
そうなると寂しいのが第二軍団な訳でお手ごろな伊賀、紀伊を侵略すべく近江の国に主力軍を移動する。
「近江まで来たみゃー、山城までもう手が届くくらいぎゃー」
「はっ、しかしながらその前にやることがござりますぞ」
「何みゃ？ 勘助言うてみゃー」
「さすれば、紀伊の国の鈴木家がやっかいかと。更に摂津の国、大和の国など寺社衆と親密な勢力が多いからでございます」
「寺社衆みゃー、あれは嫌にゃー。 何とかできんにゃ？」
「残念ながら君主が寺社出身だけに不可能です。ここは力押しとなること覚悟ください」
「みゃ？ 正面からぶつかりあうにゃ？」
「さようにございます」
「なら平気にゃ！ 馬引くにゃ〜！」
ドドドドドド・・・・・
「わー、殿。それがしをお忘れなく〜」
あわただしい主君と家臣ではあったが能力は凄まじいので、伊賀国に攻め入るも君主森田氏しかおらず一撃で葬り去る。更には引き続いて大和の国に攻め入るも強力な寺社衆が敵方についていたのだが、その援軍が来る前に柳生氏が捕まったのをきっかけに次々と捕獲され君主 筒井氏が討たれた時点で総崩れとなりやすやすと2国を制圧する。
更に紀伊国を制圧したこと事によりどうしても摂津国が邪魔となり、相手にしたくない本願寺家を叩き潰すことに成功。この時点で強大な勢力を構築したのだった。
「勘助はおるにゃ？」
「はっ、何時もお傍におりまする」
「今流行りのストーカーにゃ？」
「洒落になりませぬぞ、殿(-_-;」
「にゃー(-_-;;;」
「して御用は？」
「そうにゃ！ 勘助には第二軍を率いてもらうにゃ！」
「何と私にですか！？」
「そうにゃ。紀伊、大和、伊賀、伊勢志摩、尾張を支配下において開発を任せるにゃ！」
「か・・開発ですか？ それがし余り得意ではありませぬが・・・」
「好き嫌いはよくないにゃ！ これは試練にゃ！！」
「ははー、仰せのとおりにいたします」
勘助に第二軍を任し、遂に山城に向かって進撃を開始する。
「白馬の男よ良く見るにゃ。 あれが京の町にゃ！」
「晴信です殿。 確かに区画整備された町ですな」
「うみゅ、田舎侍の我々には余り似つかわしくないかもしれないにゃ〜」
「そ・・・そのような事は無いと思いますが・・・・」
「ま、いいにゃ。 あの街に入るには目の前の邪魔な男を倒すしかないにゃ。続くにゃ〜、やったれにゃー！！」
「それ！ 殿に続け〜」
オオオオオオオオオオオオオ・・・・
「来たな信秀。わらわを征夷大将軍と心得てか！」
「セイイダイショウグン？ なんにゃそりゃ？」
「き・・・貴様。わららを侮辱する気か！？」
「めんどくさーにゃ。それいくにゃー！！」
「ぎえー」
山城での戦闘もすんなり勝ちを収める信秀。もはや得意の絶頂である。
「ふふふ、これで信秀の野望も夢ではないにゃ（ｗ」
[信秀ご乱交！？]
「そうにゃ。何やら美味しそうな物が大和の国に保管してあると聞いてるにゃ」
「香木にございますな」
「何やら美味そうな名前だにゃ。ちーとばかり天子さまにご挨拶がてら貰ってくるにゃ」
「！？。それはご無理では・・・・？ 天下の珍品でございますぞ・・・って殿もういないし」
「信秀にゃー。天子様にお会いに来たにゃ」
「これこれ何事ぞ、朕に何ようぞ？」
「何やら香木があると聞いたにゃ。 私にも分けて欲しいにゃ」
「ふむ・・・・・」
「天子様、ここは信秀めに切り取りの許可を与えたほうがようごじゃりまするぞ」
「あい判った。切り取りを許そう」
「ありがとにゃー。 早速行って来るにゃー」
「おのれ信秀め・・・・覚えておるが良い」
「信秀にゃ〜、香木よこすにゃー」
「何！？ 香木とな？ わはははははこれは可笑しい。そなたのような田舎者が手にするものではないわ失せなされ！」
「にゃははははは〜、お主こそ田舎物にゃ。 ほれここに天子様の書付があるにゃ」
「な・・・なんと！？ 天子様が許されたと！？」
「へへーん、田舎者〜」
「く・・・無念。 大和と言う好立地条件にいながら田舎者呼ばわりされるとは・・・」
「やーい、やーい」
信秀殿のご乱交はおいとくとして、この香木を切り取ったことにより、他の大名家には織田家の威信は天子様をも動かすほどになったと思わせずにはおれなくなり、織田家と事を構えるには事前にかなりの準備がいる事になると考えさせられたのだった。
[日本最大勢力にゃ！]
「目ざわりにゃ。守護大名の名を地図上から抹殺するにゃ！」
「土岐家にございますな？ 長井殿が抜けたとはいえ美濃三人衆は健在ですぞ」
「構わないにゃ。あそこにおられては安心して西進できないにゃ！」
「ごもっとも。 早速準備いたします」
「それだけじゃないにゃ。 嫌なものは全て抹殺にゃ」
「といわれますと？」
「本願寺家も何とかするにゃ」
「一向宗を敵に回すことになりますが宜しいですね？」
「やむおえないにゃー、一時の非難はあえて浴びるにゃ」
「ではその様に準備を整えます！」
大いなる覚悟を元に先ずは若狭国に攻め入り美濃三人衆が守る土岐家の最後の領地を無事に制圧。そして大問題だらけの加賀国に攻め入るのであった。
「遂に加賀にゃ。 なんにゃ？ この白いものは？」
「雪にございますな」
「ふわふわして食べごたいがないにゃ！」
「いえ、食べ物ではござらぬ」
「そうにゃ？ お？ 来たにゃ！！ かかるにゃー」
本願寺家との戦いは熾烈を極め、双方共にある一定の場所から引かずぼろぼろになるも勝敗を制したのは本願寺家であった。やはり強力な寺社衆の軍勢が邪魔をしたのが痛い所ですね。
「にゅー。負けたにゃー」
「無念にございます」
「けど次は負けないにゃ！！」
「御意！！ 勝敗は兵家の常、次こそは勝利を掴めるでしょう！」
「間者の報告によると加賀国には１０００程度の兵士しかいないそうです。こちらは４０００の兵があり間違いなく勝てます！！」
「晴信、信繁、続くにゃー！！」
オオオオオオ・・・・・
2度目の戦いはやはり国力の差が出てしまい、他国に無傷の兵を持った織田家が優位に戦いを進め遂に加賀国を制圧。引き続いて越中の本願寺領に攻め込んだのであった。
２０００の兵が残っていたが、もはや風前の灯火で一戦して勝敗が決りここに本願寺家は滅亡したのであった。
「ふー、何とか勝ったにゃー」
「誠に雪の降る中の行軍は厳しゅうございましたな」
「これで妙な一向一揆など起こらなくなるにゃ」
「安心して政を行えますな」
この戦の後、中部地区を完全に制覇したことにより国内最大勢力に踊り出て第二位の尼子家の約2倍の国力を持つこととなった。
[貿易にゃ！]
今までも貿易は行っていたのですが、どうやら明国から持ち帰ってくるお酒に気を引かれたようで現在２つの水軍(志摩水軍、佐賀水軍)を使用して貿易中。