情報募集: 1996年7月26日 情報通信倫理研究会について

最終更新日付 (GMT): $Date: 1999/05/28 21:56:38 $

電子情報通信学会情報通信倫理研究会(FACE) という、基礎・境界ソサイエティに属する研究専門委員会があります。 (現在は「情報文化と倫理研究会」と名称がかわっています)。

この委員会の比較的初期の研究会である、 1996年7月26日の研究会

において、 浜田良樹氏 (当時は東北大学大学院情報科学研究科修士課程阿部研究室) が行った「1996年アメリカ通信法改正の波紋」という発表 (予稿および本人による発表内容の予告)について、 浜田氏の当日の発表で話したこと、また発表後の質疑応答において話したこと、 についての詳細な情報を募集します。 sakichan@lares.dti.ne.jp あてにメールでお願いします。

募集の背景

浜田氏の発表に、 電子ネットワーク協議会 の「倫理綱領」への 抗議運動 についての言及があったことを確認しています (浜田氏自身への問い合わせを当時行ったさいには、 「電総研の塚本氏からの質問に対して答えたさいに言及した」 とのことでした(塚本享治氏は現在東京工科大学))。 この抗議運動には私自身が深くかかわっていました。

そして、浜田氏の発表内容についてのある知人から間接的に聞いた情報によると、 抗議運動の過程で抗議運動参加者有志で電子ネットワーク協議会にでかけて 話しあいをもったさいに「ネットワーク利用者の代表として行ってきた」 と私達が述べたことになっていたそうです。 もし彼の発言がそのとおりだとすると、これは事実無根です。 こと、私について 「東大の崎山伸夫という人は、全国のインターネットユーザを代表してとか 言ったみたいだけど、私は代表された覚えはない」 と述べたそうですが、私は「全国のインターネットユーザを代表して」と 述べたことはなく、全くの事実無根です。

ただ、これらの情報の入手経路について、あきらかにできない事情が あるので、自分で納得する以上には ― たとえばなんらかの「証拠」としては ― 使うことができません。 というわけで、「名前の公開ができる方」からの情報提供を歓迎します。 とくに研究会に出席してログをとっていられた方からの情報を歓迎します。

なぜ「今ごろ」なのか

こんな3年前の、一見些細とも思える話を、なぜ今私が問題にしているのか? 私自身、当時このようなことがあったときは強い不快感があったものの、 抗議運動のとりまとめ役となっていた 小倉利丸さん が彼にメールで申し入れをしたこと(それ自体は無視されたらしい) をもっておわったことと思って完全に忘れていました。

しかし、最近、ILC のメーリングリストでの議論のなかで浜田氏のページに他意なく言及したところ、 浜田氏が、私が当時この件について ネットニュースで情報収集をしようとした (空振りでした)ことについて 「不当な攻撃」「『指名手配書』まで頒布し、彼(浜田)を攻撃した」と 事実ではないことを第三者に吹聴しつづけているということがわかりました。 そしてそれは現在の浜田氏のページ の冒頭でも続けられています。

浜田氏が何を「研究」しようとそんなことはこのさいどうでもいいです。 が、私は私の名誉を守る必要があります。そのための「情報募集」です。 ご協力お願いします。


SAKIYAMA Nobuo