悪霊電話相談室1


「チャチャチャチャン 悪霊、電話、そ〜だんしつ ! チャンチャンチャン」


「さ〜今週から始まりました悪霊電話相談室。わたくしが司会を務めさてせ
 いただきます谷山麻衣です。皆さんよろしくね。それでは頼もしきSPRの紹介です」
「こんな低俗な番組には関わりたくないな。だいたい電話でどんな調査が出来るんだ」
「も〜 ナルってば、東京渋谷道玄坂に、みんながこれる来れるわけじゃないんだから
 これも日本の心霊現象調査の一環、つべこべいわないの。で、つぎは・・・」
「べべべ〜ん 今日は俺のワンマンライブへようこそ、早速1曲目「ゆりかごから
 墓場まで」じゃ〜」
「やめ〜い、ぼーさん。今日は皆さんからの相談を解決するのが目的。ライブはあとあと
 だいたい、ベース一人でど〜すんの。つぎはリンさんです」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ちょっと、リンさんってば、ラジオなんですから喋ってくださいよ〜」
「・・・・・・・・・・・日本人は嫌いだ」
「はぁ、ま〜た、そんな問題発言を。もういいです。次、綾子」
「ね〜、ラジオで浄霊出来る訳ないんだし無駄じゃないの〜」
「あう〜、何故みんな協力してくれないの。あ、次は皆さんもご存知の原真砂子〜」
「もう駄目なの。見えない霊能者に価値は無いわ」
「・・・え〜と、ほら元々ラジオですから、こうサポーターとしてということで」
「あとは、ジョン」
「もうかりまっか?わてはブラウンいいます。あんじょう頼みますです。」
「あぁ、ジョンはやっぱりいい人だ〜。貴方だけが頼りよ〜。では早速オハガキを」
「なぜ、はがきが来てるんだ」
「うっ、細かい事は気にしない気にしない。え〜と『麻衣さん皆さん、こんにちわ
 いつも楽しく聞いています』・・つっこみは後回しね『近頃めっきり寒くなって・・」
「内容は簡潔に、要旨を述べろ」
「もう、せっかくのオハガキなんだから、チョト、黙ってて。えっと『次のライブを
 楽しみにしています(ハート)』って、東京都のノリオラブ高橋さん・・ってタカぁ、
 これは悪霊に悩まされてる皆さんの悩みを解決する番組なのに〜。」
「帰る」
「あ、ちょっと待ちなさいよ〜ナル。次のオハガキいきます。えっとペンネーム緑の
 家の住人さんからのオハガキ『もうそこまで落書きが、時間が無いの、早く調査を』
 う〜ん、これだけだとなんだかわかりませんね。それでは早速お電話してみましょう
 もしも〜し、あれ、電話が遠いようですねぇ。え、子どもがチョークで、なんですって
 ありゃ〜、切れちゃいましたね。どう思うナル?」
「これで何を判れというんだ」
「う〜ん、緑の家の住人さん、もう少し詳しい情報をお待ちしております。あ、もう時間
 ですね。ではまた次週の放送をお楽しみに〜」
「俺に弾かせろ〜 まだ一曲もやってないぞ〜」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「やっぱり無駄じゃないの」
「もう終わり?」
「あの〜、来週もおやりになるのどすか」(それは判らん)

文句は sakki-@lares.dti.ne.jp
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