2001/04/12 『PopDeleSPAM.exe Ver 0.7.0』 〜 迷惑メールを取り込む前にPOP サーバ上で撃墜 〜 ●何をするソフトか PopDeleSPAM は次の特徴を備えた迷惑メール(SPAM)撃墜プログラムです。 ・POP サーバ上で迷惑メールを削除するソフト ・すなわち、POP サーバ上に到着しているメールのうち、定義ファイルに記述した 条件に合うものや指定したサイズより大きいものを削除 ・POP サーバからはメールヘッダのみを取り込む ・Windows 上のコマンドプロンプトで実行するコンソールアプリケーション ・APOP にも対応 ・GPL に従って配布するフリーソフトウェア ・テキスト形式の設定ファイルで動作を調整 ・ML 管理者に来る、同一ユーザからのエラーメールを1通だけ残して他は削除するこ とも可能 お使いのメーラで新規メールを取り込む前にPopDeleSPAM を実行すると迷惑メール のダウンロードに電話代を使わずにすみます。 ●インストール方法 インストーラ等はありません。 適当なディレクトリにpopdelespam.exe を置いてください。 そしてそのディレクトリを環境変数PATH に通しておくとよいでしょう。 定義ファイル popdelespam.def をメモ帳などのテキストエディタで開き、中に書かれて いるコメントを参考に設定してください。 ●アンインストール方法 popdelespam.exe やpopdelespam.def といったファイルを削除して下さい。 レジストリ等はさわっていないので、アンインストールにあったって特別な操作は不要 です。 ●使い方 インターネットに接続した状態でコマンドプロンプトを開いて、 popdelespam.exe 設定ファイルパス のように実行します。 例) popdelespam C:\home\user1\def\popdelespam.def (BAT ファイルにしとくといいですね。) 常駐したりはしないので、メーラでメールを取り込む直前に毎回実行してください。 ●注意事項 ・設定を誤った場合やPopDeleSPAM がバグ等のため誤動作を起した場合、大切なメール が誤って削除されてしまう可能性があります。 ・このプログラムはサーバ上で実行するものではありません。あくまでもクライアント Windows の上で実行するものです。 プログラムはPOP プロトコルでサーバのPOP デーモンと通信します。POP デーモンに メール削除の依頼はしますが、実際に削除を実行するのがサーバのPOP デーモンに なります。 ・撃墜したメールはPOP サーバ上でdisk から削除されます。復活方法はありません。 ・PopDeleSPAM でチェックした直後から、メーラで新規メール取り込みが完了するまで の間に迷惑メールが到着した場合は当然、残念ながらメーラに取り込まれてしまいま す。 ・撃墜したい迷惑メールの設定では、あまり凝った絞り込はできません。 これは将来の課題です。 ・私はこのソフトウェアの使用結果についていかなる保障もしません。 使用する場合はあなたのリスクでお願いします。 ・バグ報告やコメントは歓迎しますが、それらに基づく修正を私が行う義務は 負いません。 ●プログラムについて ・このプログラムはMeadow-1.14 に付属するmovemail.c を参考に私が作成したもので、 同じくMeadow に付属するpop.c 中の関数を呼び出す構造になっています。 ・バイナリを実行するだけであれば、Meadow-1.14 をインストールする必要はありませ ん。 ・PopDeleSPAM.c をご自分でコンパイルする場合はpop.c, pop.h 等の依存ファイルは Meadow-1.14 のソースを別途取り寄せるようにしてください。 ・バイナリはWindowsNT 4.0 WS 上で、Microsoft Visual C++ 6.0 でコンパイルしま した。 ・コンパイル方法: cl popdelespam.c pop.obj md5.obj ntlib.obj progdlg.obj \ wsock32.lib comctl32.lib user32.lib advapi32.lib ●制作者,使用条件 ・PopDeleSPAM は当サイトで作成しました。 ・本ソフトウェアはGPL に従うフリーソフトウェアとします。 ●最新情報 http://www.lares.dti.ne.jp/~seiki/software で最新版を公開します。 以上