第19話『第一話と同じオチ』


 タロット山荘では、いまだ血肉の争いが続いていた。我々は、現場の映像こそ撮れなかったものの、音声をリアルタイムで流すことに成功した。以下の記録は、我々が決死の潜入をはかり、多大な犠牲を払って始めて手に入れることのできた、貴重なものであることを、了解していただきたい。
 ――――ピーガリガリ。
 『しんいちぃ〜〜ッ!! 死ねェェェェッッッ!!!』
  ダガ、バタン。
 『殺されて、殺されてたまるか……俺は……死なん!!』
 『なんだ、この騒ぎはっ?……でピンク』
 『お前も死ねェーーッ!!』
  ドガーーッ!
 『順子はん、やめるんや!!』
 『順子ォッ!!』
  ガッ、ブオーーォ、ギャリギャリギャリッ。
 『く……刺しやがった……でピンク……』
 『どこをどう刺したら、そんな音が立つんだよ!?』
 『7番ピンクパンティーが、大外から差したブラジャー……』
 『競馬かいッ!?』
 『と、するとあの音は……?』
  ブィン、ブィン、バリバリバリ。
 『慎一、バイクで勝負よ!』
 『望むところだッ!』
  バリバリバリッ。ブオン、ブオン。バタバタバタ。ムニュムニュムニュ。
 『ぐわぁッ!!』
 『まだまだね……えッ?!……きゃあああッッ!?』
  バターーン。
 『甘いで、おんはん。わての目はゴマかされへんでぇ〜』
 『なんの!! バレてしまっては仕方ないッ!』
 『合体よ! 慎一!!』
  ◎△×□??/( )^゛°▽☆*……
 『うほーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!』
 『な、な、生プレイでピンク〜ゥ!! 生きててよかったアレ長〜!!!』
 ピーーーーーーーーーー
 ……………………
 以上が、我々の手にした記録の全てである。

 次回予告:たった三文字の「同じオチ」!
      日本語も危うくなってゆく作者! もうこれまで……?
      四人はついに幻の都へ……
      次回『俺の尻に念仏』この後すぐ!!!

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