第22話『二人の出会い』
「ここが幼しの都市、グラインスバルトかあでピンク」
「漢字間違ってるぞ」「文面でしか表現できないのが辛いけどな」「趣味が出てるな」
ボロクソに言われているピンクと、順子との出会いで興奮している慎一をよそに、一行はグラインスバルトにたどりついた。
「まずは街についてやることは何かなぁ、みんな!」
「宿屋!」「武器屋!」「情報収集!」「薬草の補給!」「お前だれだ!」
というわけで別行動となった。
「おっちゃーん、薬草ください」「へい、8Gね」「じゃあ二十個よろしくー」
「武器見せてー」「へい、ありがとうございます。今ならモーニングスターが安いですよ」
「ならそれちょうだい」「220Gになります。ありがとうございましたー」
「あのー、一晩おいくらっスか」「えーと、今日は松竹梅すべて空室ですが」
「梅たのむっス」「では10Gいただきます」「へぇー、リーズナブルっすねぇ」
「じゃあ僕は情報収集に向かうか」
ヤニ男は街の人にかたっぱしから話を聞いた。それをまとめると、
「武器はちゃんと装備しないと意味ないよ」
「お手の○ボタンでメニューが見られます」
「薬草はできるだけ多く持ったほうがいいと思うなぁ」
「どこかの洞窟にはムーンストーンと呼ばれる聖なる石があるそうよ」
「お兄ちゃん、遊んでよー」
「あー、腹へった、もう何日食べてないのだろう」
「ここのカジノでまたすっちまったよ」
……………………
「というわけで、こんな情報があったんだ」
「どれも最重要Aランクって感じだな」「どれも心に響くな」
「ところで何を買ったんだ?」「僕は薬草を20ほど買ってきたよ」
「私はモーニングスター」「あっお前また自己中心的な!」「てへっ」
「明日は早いでピンク、そろそろ寝るとしようでピンク」「じゃあシーツかけな」
……………………
次の日、
一行はさわやかに街を出た。
伝説の街グラインスバルト……そこで彼らが手に入れたのは
義理と人情であった。
その時、一行の前にある男が立ちはだかった。
「あっ! お前は……!」
次回予告:ついに「巣くう者」との出会い! 彼らの出会いは世界の危機!
最終回まであと8話!
次回『みりん』クッパ大王様〜〜ッ!
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