私は娘たちにとってどんな父親なんだろうか。
モノを与えているだけで、いい気になっていないか。
もの心ついてから、娘たちはあんまり近寄ってこないから。
父親としては寂しいのだが、
あまり話をする機会がない。
こっちから仕掛けても、逃げてしまう(苦笑)
二人とも、コンピューターに縁のある仕事をしているのは
家でPCばかりいじくっている私の影響なのかなと、
密かに嬉しい気持ちはある。
厳しい仕事だが、真面目に働いている。
次女なんかSEだから、毎晩10時くらいまで会社に居る。
それでも、仕事面白いかと聞くと、ニコニコしている。
そんなところで、父親として救いを見出している?(笑)
千春のステージ。
マイクの前で腰掛けて唄っている千春。
その横に、一輪の赤い薔薇。
これは、千春の始めてのコンサートのとき、
彼を世の中に送り出してくれた
北海道のテレビ局のプロジューサーの人が、
殺風景だからと、薔薇を一輪飾ってくれたのだと。
その方は若くして亡くなってしまったそうだ。
それで千春は、いまでも薔薇を飾るのだと。
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松山千春の父 2002.4.29