また、その人が全て書いてるはずもない。
メールでも、掲示板でも
いまの気持ちを、書きにくいことのほうが多い。
いまの状況でもそうだ。
受け手は、書き込みのいくつかを結び付けて、
書き手の姿を作り上げる。
砂上の楼閣のほうが多いかも知れない。
私も最近、大変な勘違いをしていて、
相手からすると、考えられないような
行動に走ってしまったことがあった。
普段気をつけているはずなのだが。
ネットだけで終わっていれば、
それは顕在化しない。
もしかしたら「美しい誤解」で終始してる
のかもしれないけれど(苦笑)
それが、相手のリアルに踏み込み始めると
それが顕在化する。
ただ、私はそれを怖がる必要はないと思ってる。
<善意でしている限りは>
頭痛がひどいと書き込みをして、
一日後に、もうケロッとした後で、
「大丈夫?」という気遣いのメールをもらって、
頭痛には役に立たなかったとしても、
ああ、ここにも私を心配してくれるひとがいると、
嬉しくなる。
安心する。
私は孤独じゃないと。
私のした好意が、まったく余計なもので
それが、そっとそのまま引き出しにしまわれたり、
どこかに捨てられたとしても、
その人の役に立ちたいと動いたことで、
私はたしかに癒されていると思う。
温度差を少なくする方法としては、
相手に一度くらいリアルで会っておくほうが、
相手との交流に自信が持てることは確かだ。
ネットに入って初期のころ、ある人に教わって
心がけていること。
その一
「のに思考」は、やめた方が賢明だということ。
つまり、これだけやってあげたのに・・・・ちっとも〇〇だ、とかね。
あのとき、あの人はこう言ったのに・・・・とか。
人は不変じゃないから。
そのニ
間違っても、自分が、嫌われているんじゃないか?
とか、なにか悪いことでもやっちゃっただろうか? と、
「堂々めぐりの闇」に迷い込んではいけない。
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温度差 2002.5.26