金剛寺
ここには「将門誓いの梅」がある。
将門が祈願に参詣した時、杖代わりにしていた梅の枝を地面に刺したら根付いたという伝説の梅。
将門は、吉川英治の本の影響で、好きな武将だ。
この梅は秋になっても実が青いままというのでここ青梅の地名のもとになった。天然記念物指定。
金剛寺には、枝垂れ櫻の写真を撮りに何度か来てるが、梅は初めて。
入っていったら、思いのほか人が少なく、先客は年配のカメラマン一人。
私が梅に近づいていったら
「いちばん良い場所に、寺が不粋な下げ札を・・・・」とボヤいて話しかけてきた。
なるほど、古木の風情ある幹に若い枝が立って花が咲いて、いいアングルで写真になる場所に、プラスチックの札が下がっている。(苦笑)
誓いの梅全景
誓いの梅
誓いの梅
吉野梅郷
梅の名所、吉野梅郷に行く。
今日はネットで調べておいた「梅の公園」に初めて行った。
山の斜面に、沢山の梅の木が咲き誇っている。1500本だとか。
紅梅や白梅が見事に咲いていて、実に綺麗だった。
実に整った綺麗な花、優しい花、変わった花・・・・楽しく撮った。
紅梅と白梅があるが、白梅でも蕾の時から真っ白なのは少ない。
蕾のときには赤みがあって、開くと白くなるものが多い。蕾の時には、同じ紅でスタートして、開花すると白くなったり紅になったり・・・・・・
これは、何がそうさせているんだろう。
志村ふくみさんの本によれば、紅梅の枝からと白梅の枝からとで染めてみちことがあるそうだが、やはり紅梅のほうが紅が勝ったそうだ。
枝や幹のなかに、すでに紅を持っている。
写真を撮りながら登っていって、展望台になっているところで小休止。
「桃源郷」というのは桃だが、そんな感じの眺めだった。
駐車場から「梅の公園」に歩いていくと両側には梅林が続いている。
花窓 華もよう
春うらら 春おぼろ
春の紅 春霞
銘:関守 銘:金獅子 銘:朱鷺の舞
銘:酔心梅 銘:茶青花 銘:白加賀
銘:白加賀(2) 銘:薄紅実座輪
銘:八重祭笠枝垂れ
銘:不明
紅梅苑
お腹が空いたので、「紅梅苑」で食事。
ここは吉川英治の奥さんが始めたお店。
いつもは何か甘味を食べて、お菓子を買ってかえるのだが、たしか「梅おこわ」があったから、それを食べよう・・・・
と思って行ったら、「栗おこわ」だった(苦笑)
その「栗おこわ」と、梅ゼリー、柚子ゼリーを食べたが、とても美味しかった。
土産は「紅梅まんじゅう」と「梅酒」
ここの梅酒は、紅梅をブランデーで漬けたもので、とても美味しい。
紅梅苑の前に咲いていた梅
お気に入りの場所 |
金剛寺: |
青梅の梅 |