メンテナンス・・・・・あることがきっかけではじめたバイクメンテナンス。素人がやってることでので笑ってやって下さい。なお、かなりの無茶をしている部分もありますので、各自の責任において参考にされますようにお願いいたします。

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フロントスプロケ交換・・01/8/1
 5速までしかないBROSのシフトは全体的に低速寄り。100km/hでも5000rpmを越えます。コレは精神的にも燃費的にもつらい。というわけでフロントスプロケを純正の16Tから17Tに変更しました。スプロケはAFAM社の20507で、店頭には並んでませんでしたが倉庫から探してもらいました。
 エンジン左側のスプロケカバーを外そうとしたんですが、ネジが外れません。とうとうなめてしまってどうしようもなくなり、プラスチック製のカバーをちぎってしまいました。チェーンを緩めてスプロケを交換し、一回りしてみようと走ったらシフト時に異音が。開けてみるとどうもクラッチ軸とスプロケが干渉しているようです(加熱されてて火傷しそうに)。本来は大丈夫なはずなんですが、どうもクラッチ軸が前傾しているような気が・・・。ということで叩き直してみました。さらに、スプロケはある程度ガタが許されているようで、そのせいで干渉しているのかもと思い、スプロケを固定しているプレートとの間にワッシャーを入れておきました。コレで今のところは大丈夫。効果のほどは・・・。コレも高速を走ってから報告します。
  F.スプロケ
工賃

合計
\2520


\2520
 
メータスクリーン装着・・01/8/1
 先日のツーリングでつらかったこと。カプセルホテルでの隣のおっさんのいびきはどうしようもないとして、高速道路で軽にあおられまくったのは我慢できない(1車線の高速でどうしろというのだ?)。BROSの能力としてはもっと出せるんだろうけど、風圧がすごくて浮かび上がるような感じで、タイヤの接地感がなくなって怖い。100km/hまでは問題ないんですが、110km/hあたりからフワフワしだして、120km/hで横風でもあろうもんならハンニバル級の怖さです。
 体に受ける風圧だけでも低減されればと思って、AEROGEARというブランドの汎用メータースクリーンを買ってきました。サイズと色は色々あるんですが、小さい方から2番目のAT-6で色はクリアにしました。取付は簡単。ブラケットをヘッドライトステーにはさんでネジでとめるだけ。出来上がりはこちら。シートにまたがってみるとこんな感じ。小ぶりで色も透明ですからほとんど目立ちません。効果のほどはまた高速にのったときに報告します。
  スクリーン
工賃

合計
\10800


\10800
 
Bremboブレーキキャリパー交換・・01/7/30
 南海部品へちょっと寄ってみますと、ブレーキパーツの所にBremboのキャリパーキットが並んでまして、しかもその値段が交換パッドの4倍ぐらいだったわけです。随分と安いなあと思ったんですが、キャリパーサポート(ネジ穴のアダプタ)が必要で、BROS用は無いだろうなあと思ったらあったんですね。あのBremboが、4ポッド対向ピストンの・・・。というわけでついつい交換してしまいました。いつもなら自分でやってみるんですが、ブレーキという最重要部品でもあり、エア抜きが下手くそなこともあってその場で付けてもらいました。
 2ポッドが4ポッドになって、しかもマスターピストン(レバー側のピストン)径が小さいので、ブレーキのストロークが大きくなるとのこと。「まあ、言い換えればコントローラブルってことね」と商売上手な店員。どうせ急ブレーキかける時は思いっきり握るし。幸い手もでかいのでいいことにします。交換作業自体は1時間ほど。これと言って特殊な作業はなかったみたいですけど。最後のエア抜きは2人がかり&専用工具でばっちり。ブレーキフルードは腐食性があるので、最後にバイク全体に水をかけてエアで吹き飛ばしてました。
   出来上がりはこんな感じ。なるほど効きます。たしかに握り代は多くなってるかもしれませんが、握り量と制動力がちゃんと比例してる感じで。しかもキッチリ握ればタンクに○○○が押しつけられるほどの制動力(タンクがへこむかも・・・うそ)。ちょっと気になる点は、ブレーキング時に「ンシシシシ・・・」って音がするんですが。変な振動をするわけではないので、ちゃんとブレーキが仕事をしてるってことでしょうか。
  キャリパーキット
メッシュホース
工賃

合計
\19800
\7650
\8000

\35450
 
フロントフォークシール&オイル交換・・01/5/20
 ブレーキング時にガクガクするようになってきました。特に停止直前にギッコンバッタン。よく見るとフロントフォークの外筒の上部シールが酸化してボロボロに。インターネットで色々調べたんですが、素人には手に負えないようで。今回はあきらめてプロにお任せすることにしました。
 1週間ほどで部品到着。まずはタイヤとキャリパーを外して、ハンドル緩めて・・・フロントフォークを抜き取ります。先端のネジを緩めると内筒と外筒が分かれて、そこからドプッっていう感じで「いかにも悪くなってますー」って風な白濁したオイルが出てきます。抜けきったら内筒の表面をサンドペーパでなでてやり、浮いているサビを落として磨きます。でもって古いシールをひっぺがし、内筒を外筒に入れてから新しいシールをはめ込みます。ココで専用工具 を用いてシールを打ち込むんですが、ここが自分では出来ないところでしょうね。最後に逆さにして、先端のネジを締める前に、その穴からメスシリンダでキッチリ計ったオイルを左右に同量入れます。出来上がりはこちら。まあ、きれい。
 シールさえちゃんとしてれば、ドレンボルトがついているのでFフォークオイルはそこから抜き取れます。注入はフォークのトップのネジを緩めればOK。
 今回初めてお願いしたバイク屋さんだったんですが、余計なことはしゃべらない無口なおやじさんで、黙々と仕事をこなす様はいかにも職人って感じ。FMラジオから流れる矢井田瞳の曲にあわせて、サビだけ口ずさんでたのが印象的でした。♪I'm here saying nothing〜(みごとなオチ?本当なんだってば^^)
  シール&オイル
工賃

合計
\5600
\16000

\21600
 
リアブレーキパッド交換・・00/2/27
 「傷だらけのローラ」ならヒデキ感激!なんですけど、BROSは「傷だらけのローター」(理由は一番下)なのでフロントブレーキよりもリアの方が減りが早いのです。先月ブレーキフルードのエア抜きをしようとしてかなりリザーバタンク内で液面が下がっていることが発覚。車検前に交換することにしました。幸いBROSのパッドは新型のバイクと同じらしく、生産終了からかなり経過しててもパーツ屋さんに行けば入手は容易です。
 ボルトを2箇所外してパッドを外してみると、やはりかなり減ってました。新しいパッドは角をやすりで面取り。ピストンをバイスではさんで押し戻し、あふれ出るフルードは吸い取ってやります。パッドをセットしてボルトを締めて終了。なじむまではゆっくりと走りましょう。
  ブレーキパッド
工賃

合計
\2980


\2980
 
クラッチワイヤの潤滑・・00/1/8
 クラッチレバーが重い。握力を鍛えるにはいいが、ワイヤが切れたりするとまずいので、潤滑剤を流し込むのに使うインジェクタというものを買ってきました。クラッチの調整ネジをはずして、レバーからワイヤを外します。で、先端にイジェクタをセット。あとはCRC-556を吹き込むと、若干外にも漏れますが、大部分はワイヤの方に入っていくようです。念のため、ミッションケース側からもやっておきました。おー、軽い軽い。これならこまめにやろうってなもんです。
  インジェクタ
工賃

合計
\1200


\1200
 
ブレーキのエア抜き・・00/1/8
 なんか最近フロントブレーキが変。かなり握らないとブレーキが効かないし、しかもカックンと効いてしまう。パッドは十分残ってるし。ひょっとしたらこれがエア噛み?ということでエア抜きをやってみることにしました。
 まずはブレーキキャリパの上方にあるフルードスクリューのゴムキャップを外して、その付け根のナットに8mmのメガネレンチをはめます。で、透明の耐油ホースをフルードスクリューの先端にはめます。そして、ブレーキレバーを素早く握って戻し・・・を数回から十数回。こうしてラインのエアを集めるそうです。それからゆっくりブレーキレバーを握りながらフルードスクリューのナットを緩めます。すると・・・ホースに泡がぷくぷくっと。それからフルードがにじんできます。で、レバーを握りきる前にナットを締めます。これを何回か繰り返すんですが、注意点は2点。リザーバタンクのフルードが無くならないように。そしてフルードスクリューのナットがゆるんだ状態でブレーキレバーを戻さないように。この2点を守らないと、ブレーキラインにエアを積極的に噛ませてしまいますので・・・。そういう意味でこの作業は2人でやるべきなんでしょうが、まあ体が大きければ一人でも何とかなります。結果は素晴らしいの一言。ちゃんと握る力に合わせて制動力が得られるようになりました。
 リアの方は足で踏むせいか、タッチがどうのこうのとか分かりません。まあ、一応リザーバタンク見とこうかと思ってシートを外すと・・・。やばかった・・・。フルードが減って(ということはパッドがかなり減ってる)タンクのMin.ぎりぎり。ブレーキペダルを踏むと、今にもエアを噛み混みそうでした。
  ブレーキフルード
工賃

合計
\1000


\1000
 
オイルフィルタ交換・・00/1/8
 オイル交換のついでに初めてトライすることになりました。とある情報では、HONDAの軽自動車用のフィルタが流用できて、その方がそこらじゅうで扱ってて安いらしい。そこで二輪も四輪も扱ってるショップで見てみると、確かに同じような形とサイズで1050円。「こりゃイケる!」と思い、どれぐらい得するのかとバイクの方に行ってみると、870円でした。(?.?)意味ないじゃん。結局バイク用を購入(当然)。
 まずは古いオイルを排出。年に一度の交換なので真っ黒け。オイルフィルタはシフトペダルの下あたりにあります。カバーを外さなくてもペンチの大きいので挟んで回せば外せます。外すときにちょびっとオイルが出ますのでご注意。新しいフィルタを付けるときには、切れないようにOリングにオイルを少し付けてから・・・。指定トルクは0.8〜1.2kgmなので、手できつめに回すだけにしました。出来上がりはこちら。それから新しいオイルを補充。オイルフィルタ交換時は100ccほど余計に、2.3L入るようです。はー、簡単簡単。ふけ上がりがどうのとか、私には分かりませんが、精神衛生上非常に快適でよろしいかと思います。
  オイルフィルター
工賃

合計
\870


\870
 
バッテリー交換
 HONDAのバイクに限るのかもしれませんが、キーのポジションにP(パーキング)っていうのがありまして、ウインカーランプが前後左右つきっぱなしになるんです。LOCKまできっちり回さずに、Pでもキーが抜けてしまうので、バッテリーが一気にあがってしまいます(T.T)。テスターで計ると0.7Vしかありません。これでは充電してもダメでしょう。で、会社からバイク屋さんまでの1.5kmを押していく羽目に・・・。自分で交換するということで\12800のバッテリーを\11000にまけてもらいました。電解液を注入して待つこと25分。バイク屋さんの前で車載工具で交換に要した時間は5分。Pポジション切ったろか・・。
  バッテリー
工賃

合計
\11000


\11000
 
タイヤ&チェーン交換
 車検の時に指摘されたチェーンの遊びなんですが、実は1週間前に調節したんです。でもチェーンって一旦伸び出すと、「やっててよかった公文式」って感じでものすごい勢いでぐんぐん伸びるみたいですね。とうとう調節シロもなくなって、強力なエンジンブレーキをかけるとリアのスプロケットの歯を一つとばしてしまうように・・・。ここは早めに(もう遅いって)チェーン交換をすることにしました。
 近所のパーツ屋さんに行き、店員にサイズの確認をしてDIDのGRを選びました。持って帰って交換しようと思ったら・・・元々のチェーンは"かしめ"仕様だったのです。いままで125ccのバイクしか乗ってなくて、てっきりチェーンってのは"クリップ"仕様だと思ってたのですが、さすがに400ccともなると信頼性の面でかしめが一般的のようです。当然買って帰った新品チェーンもかしめ。と、いうことで専用工具が要るとなるとお手上げ。素直に買ったお店に泣きつくことにしました。
 そういえばタイヤのパターンも何となくぼやけて、スリップサインが出るところまでは行ってませんが、雨降りの下りでブレーキングするとフッとリアの接地感が無くなってロックするようです。ついでにリアタイヤも替えることにしました。
 電話で事情を話すと快く引き受けてくれたので、翌週の日曜日に持ち込みました。まずはタイヤの選定。一番安かったのでBSのBattlaxにしました。リアだけにしようと思ったんですが、フロントもひびが入ってるということで前後とも替えることに。タイヤをホイールから外すマシーン。これを自分でやろうと思ってもまずできません。125ccの細ーいタイヤですらヒーヒー言いましたから・・・。バランスを取ってバランサーを貼って組み付け。
 続いてチェーンへ。まずはサンダーでチェーンのかしめ部分を削ります。すごい火花(^^)。で、ジョイント部分を抜き取って持ち込んだチェーンをあわせると・・・なんかメカニックの様子が変。あせってます。「サイズが違うんですが・・・」えーっ?なんでも525サイズなのに520サイズを買っていたらしい。「これ、うちの店員が勧めたんですか?」「はい」「そうですか。どんな店員でした?」「えーっと、細くて眼鏡かけてて・・・」「あの野郎・・・(−−#)」その後細くて眼鏡かけてた店員さんがどうなったかは知りません(T.T)が、とにかく無償で合うサイズのRKのチェーンに替えてもらいました。
 今回はタイヤとチェーンということで専用工具が必要なため、プロにおまかせしました。工賃は右表の通りかかりましたが、自分でできないorすごい手間なのでしょうがないところでしょう。すごい快適になりました。中古で買ったときよりもシフトチェンジは気持ちいいかも。タイヤのパターンもくっきり。雨の日も大丈夫です。
  タイヤF
工賃
タイヤR
工賃
チェーン
工賃

合計
\6000
\1000
\8500
\1500
\11000
\2000

\30000
 
ユーザ車検
 いよいよ車検です。最近は"自動車登録検査アンサーシステム"というのがあって、ここに電話すると自動応答で車検の予約ができます。Webはこちら。質問事項が多く、結構時間がかかるので、途切れやすいPHSや携帯TELでは精神衛生上良くないかもしれません。で、最後に言われる予約番号をメモっておきます(当日必要)。
 車検に必要な書類等は、自動車検査・登録ガイドのホームページに譲ります(手抜き)。3月は車検場混むんですね。でも、二輪の方はガラガラでした。諸々の手続きを終えると(手抜き)、書類の束を持ってバイクを動かす必要がありますので、クリップ付きのボードやプラチックのフォルダなんか持っていくと便利だと思います。それと、定期点検整備記録簿(空気圧とかブレーキパッドの残りとかをチェックして記入する)についてはその場で記入したんですが、「車検を終えてからやります」と言ってもいいらしいです。
 検査場の入り口で前の人がやってることを真似しようと思ったら、前の人が急にシフトペダルの調整を始めて、「お先にどうぞ」って(T.T)。仕方がないので、検査官のおっちゃんに書類を渡すと「はじめて?」ときいてくれて、親切に指導してくれました。順番は忘れましたが、方向指示器とストップランプの点灯。前後ブレーキの効きのチェック。スピードメータのチェックの時は、フットスイッチなる物を踏んで40km/hに達したことを知らせるんですが、スイッチが分からずにおろおろしてたらおっちゃんが踏んでくれました。光軸のチェックの時は「ちょっと下向きやなー」って言いながらランプをガンガン叩き、なおかつ「後ろに体重かけてっ!」と教えてくれました。 で、各部の緩みのチェックのために棒であっちこっちを叩くんですが、「チェーンはもっと張らんといかんで」と言われました。ダメか?と思いきや「はい、じゃあ、手続きして」とのお言葉。一発で通りました!結局2000円ほどの光軸調整すらせずに行けてしまいました(^^)。
 自動車税や自賠責保険、任意保険は当然必要ですから、ユーザ車検で浮かすことができたのは車検代行料(\15000ぐらい?)だけです。まあ、バイク屋さんに頼んであれもこれもと部品を替えられて、すごい工賃を請求されたりする心配はありませんが。休みの取りやすい人はともかく、このために半日か1日仕事休めるかどうか。私には十分に楽しい経験でしたが・・・
 





 
車検証の変更登録
 中古で手に入れたBROSもそろそろ2年。排気量が400ccなので”車検”というやっかいな制度の対象であります。幸い平日に休みを取るのが全く困難ではないので、思いきってユーザ車検に挑戦することにしました。とりあえず、分からないことはインターネット・・・。gooとかYahoo!で”ユーザ車検”で検索すると色々ヒットしました。で、自動車検査・登録ガイドのホームページを見てて気がついたんですが、1年以上前に引っ越ししたのに車検証の住所を変更してなかったんです。所有者や使用者が変わったりしたときに行うのを”変更登録”というらしいんですが、本当は2週間以内にするべしとのこと(T.T)。とりあえず変更登録をしに行くことにしました。
 同じ陸運支局管轄内での引っ越しなんですが、その場合変更登録に持って行くものは・・・1.住民票 2.車検証 3.印鑑 です。書類を販売しているところに行き「二輪の変更登録です」と言うと、書類を売ってくれて手数料納付書ってのをくれます。となりのコーナーで手数料を払って、事務所へ向かいます。記入例を見ながら書類を作成し、窓口の方の親切な指摘に従って修正して申請終了です。5分ほど待つと「たこ焼きさーん(仮名)」と呼ばれて新しい車検証を受け取ります。恐れてたんですが、引っ越してから1年以上経過してても別に何も言われませんでした。
  申請書類
手数料

合計
\70
\350

\420
 
エンジンオイル
 おやじがクルマのオイル交換をして余りが0.8Litterほどあるというので、BROSのオイル交換を行うことにしました。オイルの排出口はコックじゃなくてただのボルトです。ある程度ゆるめてから手であけると汚いオイルがドバーッと出てきます。トレイにビニール袋を敷いて、ちぎった新聞紙に古いオイルを吸わせます。もちろん”吸わせるテンプル”とかの市販品を使ってもOKです。オイル量をこまめに見ながらつぎ足します。
 見た目にオイルがきれいになるのは分かるんですが、運転してても私にはよく分かりません。高回転まで回して乗る人にはよく分かると思うんですが・・・ 
  オイル
工賃

合計
\0
-

\0
 
クラッチケーブル
 クラッチは 知らず知らずに 固くなり(詠み人知らず)。徐々に固くなるのではっきりとは認知できないんですが、何となく買った頃より固くなってるような気がします。おかげで右利きなのに左の握力のほうが強くなって・・。固くなるだけならCRC556を吹き込んでなんとかなるんですが、レバーの付け根で調整しきれないほどに伸びてしまい、とうとうクラッチのキレが悪くシフトチェンジの際に「ガシャッ」といやな音がするように。そこでリアブレーキの悪夢を教訓に、早めに交換することにしました。バイク屋に行くとサードパーティ製にはBROS用がなかったので、HONDA純正品を取り寄せてもらうことに。
 古いケーブルを外してみるとやはり2cm程伸びているようでした。取り付けも簡単。約20分ほどで終了しました。で、調整しようとしたんですが、2速以上ではどう調整してもクラッチを握った時にリアタイヤがまわってしまう・・・。(後にバイク屋さんできいたんですが、「そんなもんやで」とのこと)
 結果としてクラッチが軽くなりました。シフトチェンジのショックもほとんどなくなって快適になりました。非常にコストパフォーマンスに優れたメンテナンスですね。
  ケーブル
工賃

合計
\1800
-

\1800
 
リアブレーキ
 ある日、ブレーキをかけるとキーキー音が鳴るようになってきました。フロントブレーキパッドはまだまだ十分あるし。リアブレーキパッドはばらしてみないとはっきりとは見えないんですが、「リアの方が早く磨耗することはあるまい」と勝手に思いこんでおりました。なんかすき間に噛んだんだろうと思ってしばらく使っていると、キーキー音がしなくなりました。「直った!」と、根がおめでたい私は安心したのでした。これが間違いの始まりとも知らずに・・
 一週間ほどすると、リアブレーキあたりから「ゴー」と変な音がするようになりました。それでもちょっと忙しかったのと、バス通勤が面倒なのとでしばらくは乗っておりました。(乗るなって!)だんだんと振動を伴うようになってきて、ブレーキディスクに同心円状の凹凸ができていることが分かりました。「これはまずい」とさすがの脳天気野郎も重ーい腰を上げてブレーキパッドを買ってきて、リアブレーキをばらしてみました。ら、なんと!ブレーキパッドの磨耗していい部分は全く無くなり、金属のバックプレートが厚いところで2mmぐらいになってひん曲がり、ピストンが露出して一部磨耗してました。(写真がないのが残念ですが・・・)当然ブレーキディスクはキズだらけ。「こ、これはプロに任せるしかない(T.T)」とバイク屋さんまでフロントブレーキだけで走っていったんですが、「クルマと違うて(薄いので)ディスクの研磨はでけへんで」と言われてしまいました。ディスクは2、3万円するらしいので、ここは一度自分で研磨してみることにしました。
 リアサスがプロアームのBROSは、リアブレーキディスクがホイールとは独立しているのです。そこでホイールを外してディスクだけの状態にし、エンジンをかけて2速でディスクを回転させながら、サンドペーパ(#180〜#600)をアルミブロックに巻き付けて研磨しました(ココが危険!)。水をかけながら研磨すること1時間、なんとか目立つキズを無くすことができました。キャリパーをばらして(ここでブレーキを握ったり踏んだりすると地獄が・・・)ピストンの磨耗してしまった部分を落として平らにし、さらっぴんのパッドをセットしました。ブレーキオイルのリザーブタンクからかなりの量のブレーキオイルがあふれたので、相当すり減った状態で売りつけられたようでした。
 キーキー音が鳴った時点でパッド交換していれば、こんなに苦労することもなかったのに・・・。このことがきっかけできっちりとメンテナンスすることを心に誓ったのでした。
  パッド
工賃

合計
\4000
-

\4000

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