Excel上で一覧表から簡単検索表示シート「一覧サーチくん」 作者 石山朋史 2000/9/23 ファイル名 xls-sc10.xls ファイル形式 Excel95 連絡先 「画面を見ないでWindowsパソコン」 URL http://www.lares.dti.ne.jp/~tomof/ E-Mail stonemountain.office@gmail.com 1 出来ること 一覧サーチくんは、Excel上で一覧表からキーワードを指定して一致した行だけを表示することが出来るシートです。 簡単に言いますと、ある列に商品名がいっぱいあってその中からある商品の行のデータだけを表示させたい時なんかにはとてもとても便利です。 ちなみに関数を使って表示させているので一覧表のデータやキーワードを変更すると自動的に表示も変更します。 2 表示方法 A 一致した行を上から順番に表示 「検索1から3」 B 一致した行をある列の数値の小さい順または大きい順に並べ替えて表示 「ソート1から2」 これらはある商品だけの行を表示させるような時に便利です。 C 一致した行のある列の数値を加算して表示 「加算シート」 ある商品の数量の合計を算出するような時に便利です。 3 入力画面 入力画面の表では、はじめ100行25列のデータを使用することが出来ます。 セルA3からY3では項目を入力します。 セルA4からY103ではデータを入力します。 列ZからASまでは数式が入力されていますので間違って消さないようにしましょう。 列Zは1から通し番号が表示されていますので途中でおかしくなっている場合は正しく計算されません。 行を追加するには行4以外でZ列以降に数式が入力されている行の行全体をコピーして下の行に貼りつけてください。一応16384行目まで使用可能です。(私はそこまで使ったことないですけど・・・) 列を追加するにはB列からY列の間で列の挿入を行なってください。 行を削除するには行5以降で行全体を選択してから削除してください。 列を削除するにははじめと最後の項目の列以外の列を列全体選択してから削除してください。 4 検索1から3 検索1から3の表では、はじめ100行25列のデータを表示することが出来ます。 セルB3にはキーワードを指定したい列を選択します。 セルB4にはキーワードを入力します。 セルB5ではキーワードが一致した件数を自動的に表示します。 セルB7からY7までは表示させたい列の番号を入力します。 セルB8からY8までは入力画面のセルA3からY3までで項目にあたる部分を表示します。 行9以下はキーワードに一致したデータを表示します。 列AAは数式が入力されていますので間違って消さないようにしましょう。 行を追加するには行9以外でZ列以降に数式が入力されている行の行全体をコピーして下の行に貼りつけてください。一応16384行目まで使用可能です。 5 ソート1から2 ソート1から2の表では、はじめ100行25列のデータを表示することが出来ます。 セルB3にはキーワードを指定したい列を選択します。 セルB4にはキーワードを入力します。 セルB5には並べ替えの順位の対象セルを指定します。 セルB6には並べ替えの選択をします。小さい順に並べるには1を入力し大きい順の場合は2を入力します。 セルB7ではキーワードが一致した件数を自動的に表示します。 セルB9からY9までは表示させたい列の番号を入力します。 セルB10からY10までは入力画面のセルA3からY3までで項目にあたる部分を表示します。 行11以下はキーワードに一致したデータを表示します。 列AAは数式が入力されていますので間違って消さないようにしましょう。 行を追加するには行11以外でZ列以降に数式が入力されている行の行全体をコピーして下の行に貼りつけてください。一応16384行目まで使用可能です。 6 加算シート 加算シートの表では、はじめ50行のデータを表示することが出来ます。 セルB3にはキーワードを指定したい列を選択します。 セルB4には加算したい列を入力します。 列A7以降の列にはキーワードを入力します。 列B7から列C7以降の列には合計と一致件数が表示されます。 行を追加するには行7以降の行で行全体をコピーして下の行に貼りつけてください。一応16384行目まで使用可能です。 7 その他 キー操作での別のシートへの移動は、Ctrl+PageupまたはCtrl+Pagedownで移動出来ます。 音声環境の数式確認方法は、確認したいセルにF2キーです。またCtrl+Shift+@(アットマーク)だと数式のセルはすべて数式表示になります。 8 最後に 配布などはご自由にどうぞ。 いろいろと編集して仕事などに使ってください。 また、ご不明な場合は石山朋史まで