シーマン飼育日記
2000年2月9日の日記
水槽の1/2程が陸地となり、
残る僅かな水中を窮屈そうに泳いでいた『村上』が、
その逞しい腕でホフク前進をして陸に上がった。

『ぅう〜ん・・・ぅんぅぅう”〜ん・・・』

苦しげに喘いでいる。
陣痛が始まったのだ。
暫くすると頭部の器官から1つ、また1つと卵を産み落としていく。
まさに感動の瞬間!目頭が熱くなる。
心の中で「頑張れ!がんばれ『村上』!!」とエールを送っていると、
後ろで旦那が一言。

便秘してるみてー」

旦那よ。ムツゴロウさんにカジってもらいなさい。

今日の肺魚・・・0匹。卵6個生み息絶える。


頑張ってる『村上』



無事生まれた卵達



そして息絶える『村上』