とも彦の独り言

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2001/11/30

帰りが遅い時はタクシーを使っている。
運転手に行き先を告げる時、うちの町名を言っても範囲が
広いので遠回りされてしまう。といってアパート名言ってもわかってもらえん。
そこで隣の巨大マンションの名前を言うとすんなり出発してくれる。
しかもどの運転手も、普通の人だったら絶対使わない細い山道を走る。
いわゆるタクシーの運転手だけが知っている（大げさか？）裏道ってやつ。
しかしそのままでいると巨大マンションの入り口で降ろされるので
最後のＴ字路で「すいません。そこ右に曲がって下さい」と伝えなければならない。
ところが最近「すいません・・・」と言っただけで運転手が「はい了解」と
すんなりうちのアパート前まで連れて言ってくれる。
毎回同じ運転手にあたっているのかと思うとそうでもない。
不思議に思い聞いてみた。
「あぁ、そこで「すいません」ってルート変える人ってお客さんしかいないので」だとさ。
どうやら運転手同士で情報交換しているらしい。
俺って変なところで有名人。


2001/11/29

前から気になっていたのだが、そろそろ許せなくなってきた。
『チゲ鍋』・・・韓国でチゲって鍋の事を言うんだぞ、これじゃあ鍋鍋ではないか！
スーパーにて買い物をしていると『今夜はチゲ鍋ね』と目につく。
焼肉屋のメニューを見ても必ずと言っていいほど『チゲ鍋』と記載されている。
テレビで冬の鍋特集見ているとレポーターが「チゲ鍋美味しい！」と叫んでいる。
朝街頭で配られた忘年会のちらしにもどうどうと『チゲ鍋かちゃんこ鍋をお選びください』。
あほか！わけわからんわ。


2001/11/28

朝目覚めたら右目が開かない・・・げっ！くっついてる。
大量の目ヤニでまぶたが接着されているようだ、
昨日仕事中から目に異物感あったのはこれの前ぶれだったのか。
これってもしかして結膜炎？確か小学生の時に同じ現象があったよな。
その時は両目とも開かなくなって、もの凄い恐怖感を感じたのを覚えてる。
結膜炎って感染力が凄いんだよね。これで学級閉鎖になったこともあるもんね。
という事は仕事場で流行らせたら職場閉鎖に・・・ってことはないか。


2001/11/27

『プレイステーション２、１１／２９より２９８００円！』
ぐはぁぁぁ、俺が購入したのは１１／２３で３４８００円。
わずか約１週間後に５０００円も値下げですかい！？
そうか、そろそろクリスマス商戦だもんなぁ。任天堂に対抗するわな。
いつもなら冷静に分析してある程度予想できていたのに今回はまったくもって不覚だ。
それにしても自分が憎い。なぜ１週間待てなかったのだろうか。
あぁ、あの例のソフトの限定版を購入できたんで浮き足だってたのかもなぁ・・
ちぃぃぃぃっ！


2001/11/26

危ねぇ！
この前『独り言』に書いた、謎の電話番号の話ってかなりやばかったらしい。
先日の掲示板に書き込まれていた内容を見て驚いた。もろその番号だったからだ。
かけようかどうしようか迷った挙句、様子見していたのが幸いした。
モモ殿、ありがとう！助かったよ。
しかし喜んでばかりはいられない。今日仕事場に言ってその話をしていたら
一人青い顔してやってきた人がいた。
そしてリーダーに「実は携帯に不明な番号からかかってきて、会社の電話でかけてみたんです」と報告。
うあぁ、ここにも被害者がいたのか！
その被害者の姉がＮＴＴ関係の仕事をしていて、電話をかけてしまってから教えてもらったそうだ。
まもなく職場で注意の回覧が回ってきたのだが、文面がモモ殿が書き込んでくれたものとまったく一緒。
ん！？これって前にどこかで同じようなことを体験したことがある気がする。
思い出せないがどこか引っかかるんだよなぁ・・・
それにしてもこれって本当に悪質だ。


2001/11/25

天気が非常に良いので我が子と公園へ行く。
しかしどこの家でも考えるのは同じで、いつも以上に人が多い。
めぼしい遊戯物は空いていない。
しかたなく大量に落ちている落ち葉を集め踏んで遊んでいた。
俺らから少し離れたところにお父さんお母さんとその子供達数人のグループがいた。
それぞれの親がカメラやビデオを片手に子供達に指示を出している。
「○○ちゃんが△△ちゃんを追いかけて、向こうの砂場まで行って、こっちに戻ってきてね。
そうしたら、そこのクジラのところをまわって隣の木の間をかけて・・・・」とだとさ。
おいおいおい、何演出してるんだ！？カメラやビデオを撮るためにそこまでするのか？
しかも俺らが今遊んでいるところもルートに入ってるし。
どいて欲しかったらしく、しばらく何も言わず俺らを見ていると親子達。
そんな視線を無視していたらルート変更してやんの。
親の自分勝手もたいがいにせーや！


2001/11/24

ついにプレステ２購入！
欲しいと言い続けてどれくらいたったであろうか。
これで前々から購入していた『みんなでＧＯＬＦ３』ができるというもの。
嫁は「ゴルフなんてやるの？」と不思議がっているが、実は俺めっちゃゴルフゲーム好き。
金曜日に本体を購入してから暇さえあれば『みんなのゴルフ３』で遊ぶ。
いやぁ評判通り面白いわぁ、３回ぐらい平気でコースをまわれる。
飯前に、飯後に、風呂前に、風呂後に、我が子が寝た後に、
４時に寝たのに８時には起きて遊ぶ。
もうそれはそれは暇さえあれば遊び尽くす。
こんなに遊んでいるのに嫁は何も言わない。それがかえって恐かったりする。

2001/11/23

『座っている時に厚手のコートを着て右脇腹を左手で掻こうとすると腹が痙攣する』
これは俺の法則である。
冬電車で座っている時、だんだん暑くなり体が痒くなるってことないかな？
そんな時、脇腹を掻こうとすると絶対腹が痙攣する。昔からだ。
同じように法則で、
『ジーンズを履いているときに尻を掻くと爪が裏返る』
ジーンズを履いている時に尻を掻くとかなりの高確率で爪が裏返り、爪から肉が
離れ大変痛い思いをする。
そして今日、スーツ姿の時に尻を掻いたら人差し指の爪が割れた。よって、
『スーツ姿の時に尻を掻くと爪が割れる恐れがある』
が新しく法則に追加された。
これはまだ一回しかおきていないのでとりあえず『恐れがある』になっているが
３度程同じ現象が起きた時『恐れがある』が取れるだろう。
俺って痒がりだ。


2001/11/22

携帯電話を確認すると不在通知が、しかも見知らぬ電話番号。
東京都内の電話番号だが、今現在メモリに登録している人以外で
都内から電話される覚えのある人はいない。
まぁ、間違い電話だろうとほおっておこうと思ったのだが
友人ＫＡＺにも数日前に同じ番号から電話があったと聞き驚く。
しかもＫＡＺも不在通知で気がついたそうだ。
俺とＫＡＺと共通な知り合いで、しかも２人とも覚えの無い番号。
リダイアルしてみれば相手がわかる話だがどうも気味悪い。
ＫＡＺにリダイアルしてみなよと言うとやはり怖いから「やだ」とのこと。
あぁ、気になって眠れない。


2001/11/21

我が子の体調も良くなり、やっと嫁と我が子が帰ってきた。
俺がまた帰っていない夕方６時頃、到着したそうだ。
そして着替えをしようと寝室に入ったとたん、我が子が例の場所を
すかさず指差ししたらしい・・・・恐っ！
（マジで恐くなってきたからこのネタはもうやめよう）
帰宅すると部屋が暖かかった。う〜ん人がいると良いよねぇ。
嫁に久しぶりに我が家に帰ってきてどうだった？と聞くと
一言「臭い！」。


2001/11/20

嫁と我が子がまだ帰ってこない。
なので相変わらず寝るときは左側を向いて寝ている。
深夜１：００、冷たい布団に潜りこんで眠ろうとするが寝つけない。
いつもなら５分もかからず眠りについてしまうはずなのだが・・・。
これは独り暮らししているときと同じだ。布団についてから眠れるまで３０分、
ひどい時は１時間以上眠れないことがざらだった。それがどんなに疲れていようとも。
しばらく身をよじっていると、体がベストな体制になったのか意識が遠のいてきた。
すると、右側の天井辺りで「キシッ」と音が音がした。例の場所からだ。
ビクッと目を覚まし体が硬直する。心臓もバクバクしている。
「なんでもない、なんでもない、なんでもない・・・・」心で呟く。
平常心を取り戻し再び寝につこうとすると再び「キシッ！ピシッ！」と異音が。
「うがぁ、やはりなんかいるのか？いるのか？見えない何かが・・・」かなりビビる。
その後もう一度同じ音がしたので、布団を深めに被り無理やり寝る。
「さぁ今度こそ眠れ・る・・ぞ・・・」やっと眠れそうだ。
その時枕もとに置いといたコードレス電話が「ビロロロロロロ！」とけたたましく鳴り響く。
「どわあぁぁぁぁ！」と３０ｃｍくらい飛び上がった。
電話にでると「もしもし、もう寝てた？」と嫁の声。時間は１：３０過ぎ。
寝てるっつうの！


2001/11/19

現在我が家の床面積が大幅に狭くなっている。
我が子のおもちゃ箱だったり、通販の箱だったり、雑誌の山だったりといろいろ。
ただ単に床にいろいろ物があるからってわけでもないのだが
やたら足の小指をぶつけてしまう。いや小指だけではなく膝や尻まで。
ダンボールならまだ良いのだが、プラスチックの箱やドアにぶつけた時は
ご存知のように泣くほど痛い。
嫁は「体の車幅感覚が鈍っているのよ」と言う。くっ！
確かに小指や尻は体の外側が上記の理由が当てはまるかもしれないが
ついさっき右足の親指をドアに強打した。
見ると爪が肉から４ｍｍぐらい剥げて血がにじんでいる。とても痛い・・・うぅ。


2001/11/18

昨日今日と一人だったが休日が終わる今気が付いた。
俺２日間一歩も外に出ていない！
で、家で何していたかと言うと新しいネットゲームやってた。
しかも２日で２４時間、丸一日だ・・・。
やべぇぞ俺。独身時代より不健康な生活しとる。
早く帰ってきておくれ、嫁と我が子よ。


2001/11/17

我が子の体調がおもわしくないので嫁と我が子が実家へ帰った。
なので休日２日間一人暮らし。
しかし給料日前なので遊ぶ小遣いも無く寂しく家でパソコンに向かってる。
そして夜、広くなった寝室で一人寂しく寝につく。
が、これは俺が子供の頃からの事だが寝るとき鏡が恐い。
真っ暗な寝室で鏡が見れないのだ。
なので今右方向に嫁の鏡台があるため右の方向＆真上を見て眠れない。
嫁や我が子がいれば恐くないのだが、一人だとちょっと・・・
おかげでずっと左を向いたまま寝ているのでなんとなく体がだるい。寝て疲労している。
３０過ぎてこんなものが恐いの！？と嫁に言われるが恐いものは恐いのである。


2001/11/16

最近あまりテレビを見なくなった。
それでも欠かさず見ているものはある。『ワンダフル』と『鉄腕ＤＡＳＨ』だ。
『ワンダフル』は深夜他に見たい番組が無いのでとりあえず見ている。
『鉄腕ＤＡＳＨ』はＴＯＫＩＯの番組の中で一番好きだ。特に『ＤＡＳＨ村』がとてもお気に入り。
番組で一生懸命なＴＯＫＩＯのメンバーを見てともに感動している。
この番組を見て米作ったり野菜作ったりするのは大変だなぁとつくづく思う。
そして同時に残悪感も生じる。
大事な稲の苗のビニールハウスに石投げたり、水をためている田んぼの止めていた
板を外して水を流出させたり、収穫前のリンゴ全部食っちゃったり、友人の頭に火をつけたり、
仏壇を拝んでた婆さんにロケット花火打ち込んだりと、自分の罪を思い出してしまう。（一部無関係）
『鉄腕ＤＡＳＨ』は罪人を懺悔させる番組だと思う。・・・・・・って俺だけか反省してるの


2001/11/15

最近寝室がお気に入りな我が子。やたら寝室へ行こうよと俺や嫁を誘う。
なぜ急に寝室が好きになったのかわからないのだが、一つ気になることがある。
我が子が窓の上の天井角を指差すのだ。
よーく調べてみてもシミ一つ無い。俺や嫁には何も見えない。
夜寝る前になると更にさかんに同じ場所を「あー、あー」と指差す。
嫁が「駄目っ！そんなとこ見ないの。もう寝ようよと」と言って寝かせようとすると
その角に向かってバイバイをする我が子。我が子には何か見えるらしい・・・
さっ、寝よう寝よう。


2001/11/14

帰りの電車でやや派手めな女性の隣に座ってしまった。
これがまた香水臭いのなんのって、おかげで咳き込みはじめる。
するとその女性、「やだわぁ」てな顔をして一瞬こちらを見る。
振り向いた反動で更に臭い振りまかれる。そして俺も更に咳き込む。
もの凄く苦しい。そして激しく咳き込む度に、いちいち振り向きやがる。
しかも嫌そうな顔して。
「てめぇの臭いで咳き込んでんだよ！」と言えない俺は小心者・・・


2001/11/13

昼に無性にラーメンが食いたくなり、仕事場のビル隣の中華料理店に入った。
ここは前回チャーハンとラーメンのセットを食べたのだが失敗だった。
ラーメンは可も無く不可も無くってとこだったがチャーハンは激マズ！
具が卵とミックスベジタブルだけのチャーハンなんて見たことないよ。
店員達はどうやら日本人ではないみたい。おそらく中国人か？いや中国人が
不味くて手抜きな中華料理を平気でつくるのだろうか？謎である。
こんなに文句たれといて何故またこの店に入ったかというと、
お店のガラスに張ってある『坦々麺』の写真が非常に美味しそうだったからだ。
俺は坦々麺が大好きである。お店に入って坦々麺がメニューに載っていると
食さずにはいられない。
なので今回は大きな賭けであった。ラーメンは不味くはなかったのでもしかしたら
当たりかもしれない。注文してわくわくしながら待つ。
注文してから５分も経たないうちに運ばれてきた。ぬ？
なんだこれ、スープがラー油で真っ赤に染まり焦げた唐辛子らしき物が大量に浮遊している。
しかも坦々麺の命なはずの挽肉とザーサイが凍っているではないか。
これってただ単にラーメンにラー油入れて作り置きしている具を凍ったままのせただけじゃねーか。
ふ・ざ・け・ん・な！んなもんで８４０円もとるな！


2001/11/12

寝ている我が子の爪を切っている嫁が俺に聞く。
「ねぇ、・・・　パチンパチン（←爪切音）　・・・　パソコンの壁紙変えたんだ　・・・　パチンパチン　・・・」
一瞬なんのことやら気が付かない俺。「あぁ、そうそう新しいネットゲームがさぁ」と言いかけると
「何話そらしてるの　・・・　パチンパチン　・・・」なんだか機嫌が悪そうだ。いったいどうしたのだろう。
「何あの画像　・・・　パチン　・・・わざわざあたしと　・・・　パチン　・・・○○の（←我が子の名前）　・・・
　パチン　・・・　画像をちょっと目を離した隙に　・・・　パチン　・・・　変えたんだ」
はっ！ここまで言われて気がついた。お気に入りのネアドの画像をちょっとだけ壁紙にしてたんだ。やべぇ
嫁は熱心に我が子の爪を切りながら静かに怒っている。
そんな嫁にこう言い訳をした「いやだってさ、ＨＰ見てたら壁紙にしてねって書いてあったから
ちょっとボタン押したらいつの間にか変わってたんだよ」とかなり苦しい。
「・・・・・・・・・　パチンパチンパチン」
その夜壁紙が『トゥームレイダー』に変わった。


2001/11/11

絶対映画館で観たかった『トゥームレイダー』がもう終わりそうだった。慌てて観に行く。
主演のアンジェリーナ・ジョリーは他の映画ではなんとも思わないのだが、
この映画での彼女がめっちゃ好きだ。タラコ唇がとてもキュート。
以下はまたネタばれなのでまだな人は読み飛ばすように。

走ってはゆっさゆさ。ロープでぶら下がってはゆっさゆさ。
壁を走ってはゆっさゆさ。バイクでゆっさゆさ。
両手で銃を撃ってはゆっさゆさ。遺跡でゆっさゆさ。
極地でゆっさゆさ。水中でゆっさゆさ。

とまあ、いたるところでボヨヨンな映画でした。


2001/11/10

俺と嫁はシャンプーが別々である。
なぜなら俺は髪をかなり短く切っているため、リンスやコンディショナー等は使用しない。
シャンプーとコンディショナーをセットで購入するので俺がシャンプーしか
使わないと、当然シャンプーだけ早く無くなりコンディショナーだけが残る。
そんな半分も残ったコンディショナーのボトルを見て
嫁が「シャンプーだけ無くなるから使わないで！」と吠えるので別々となった。
ついでに言うと俺の髪は剛毛で多毛だ。じつに床屋泣かせである。
サイドを短くしてと頼むと、最初ハサミでカットしていたのが
「すみません、バリカン使ってもよいですか？」と聞かれるほど硬くて大変らしい。
独身時代そんな髪をなんとか柔らかくしようとシャンプーや整髪料に金をかけたものだ。
でも頑固な髪はどうにもならんかった。
今ではすっかり髪も短くし、整髪料もつかわず無頓着になってしまった。
ところが最近寒かったので２ヶ月ぐらい髪を切っていない。
剛毛、多毛、そしてさらに速伸毛である俺の髪は襟足が気になるほどに伸びた。
さすがにまとまりが無くなりウザいなとも思い始めた頃、ふと嫁のシャンプー＆
コンディショナーが目に付いた。
ＭＯＤＳ　ＨＥＡＲ − 金髪のモデルがＣＭやっているやつだ。
たしかドライヤーをかけるほど髪がしなやかになんたらになるというものだったな。
試しに使い始めたのは２日前。するとあら不思議！あれほど悩んでいた髪が整髪料も
無しでツヤツヤになったではないか！
ふふふっ、嫁はサラサラヘアーな俺にまだ気づいていない。


2001/11/9

帰りの電車で座って本を読んでいると、俺を見つめる視線を感じた。
ふと視線の主を探すと、目の前にベビーカーに座った２歳ぐらいの男の子がいた。
じいっと俺の顔を見つめる男の子の大きい瞳が恐い。さっと視線をそらし本を読む。
しばらく本を読んでいたものの、相変わらず熱い視線を感じる。とても気になって集中できない。
もう一度顔をあげ男の子を見ると、じいっと見つめる男の子の右手にムースポッキーが１本。
ムースポッキーの先は徐々に俺の方へと倒れてくる。
「お、俺にムースポッキーをくれるというのか？いやいや俺は大人だ。
いくらお腹が減っているからといってもこんな幼児から施しを受けるなんて・・・」などと心で呟く。
そんな俺の心を知らず、どんどんムースポッキーを傾けてくる。
まるで「ほら、食え！」と言わんばかりの目つきだ。
俺も「いや大人だからけっこうです」と目で断る。
やっと俺の心の呟きをさっしてくれたのか、向けていたムースポッキーを引っ込め
自分でポリポリと食べ始める。
やがてチョコのついていない部分まで達すると、ポイッと床に捨てた。
そして次のムースポッキーを取り出し、また俺に向ける。
俺にゆっくりとムースポッキーを向けきっては自分で食べて、チョコの無い部分を床に捨てる。
この一連の動作の中、男の子は俺から目を離さない。
・・・・はっ！？俺、幼児にナメられてる！


2001/11/8

今週になってから夜遅かったので気づかなかったのだが、
いつの間にかベランダ越しにでかい家が建っているではないか！
この前の日曜日には何も無かったはず。嫁の話ではここ２・３日で突然建ったと言う。
うちのベランダの前は畑になっておりその向こうはとても景色の良いものだった。
畑の向こうは崖のはずなのに、その崖下からやたらでかい家の２階が景色をさえぎる。
夏には窓から覗かれる心配がないので窓やカーテンを開けっ放しでＯＫだったのに・・・
もう俺も嫁も風呂上りタオル一丁で部屋歩けないや！
今年に入ってから近所に家が何軒たっただろうか。
くぅっ、俺も家欲しいわ。


2001/11/7

一向に風邪が良くならない。
仕事中、煙草の煙で咳き込む。死ぬほど咳き込む。
しかし最近もっと辛いものがある。それは香水。
いつの間にか増殖した派遣の女性達が定時になると一斉に香水をふりかける。
その匂いの醜悪なこと。
いろんな匂いが混ざり合い、詰まっている俺の鼻でさえ刺激臭に襲われる。
おまけに喉にもやさしくない。
もう、煙草の煙も香水の匂いもカンベンしてください。辛いです。

嫁も我が子も風邪をひいた。我が家全滅。


2001/11/6

朝から雨が降っている。こんな日は道も車内も混むから嫌だ。
いつものバスのいつもの場所に座り睡眠。この時はまだ車内はガラガラ。
ん？・・・・足が冷たい・・・・なんだ？と目を開けるといつの間にか車内がギッチリ！
目の前のおっさんの傘が俺の太ももにピッタリと密着している。
「ちきちょう！冷たいんじゃ！」とひと睨みし、太ももを逃がす。
やがてバス亭で停まり、更に人が乗り込んで来た。
俺の前のおっさんがスライドし新たに乗ってきたＯＬと入れ代わる。
今度はＯＬの傘が俺の太ももに密着する。混み過ぎていて逃げ場が無い。
ついさっきまでさしていた傘の水分が全部俺の太ももが吸収する。
普段の倍以上の時間がかかって駅に到着。あ〜足冷たいわ。
ホームの先頭に立ち電車を待つ。やがて電車が到着しぞろぞろ人が降りてくる。
何故か電車から降りるてくる女子高生らの視線が俺の下半身に集中。
ん！？見てみると右足の付け根から太ももにかけて濡れていて
まるで小便を漏らしたみたいになっているではないか！！
うがー！


2001/11/5

某ＳＡＴＹの公衆トイレに入った。俺の便器から２つほど離れたとこに先客がいる。
先客は俺より数秒早く用を終えた。自分が用をたしているときは気にもとめなかったが、
用を終えて手洗い場に向かうときに少し先を歩く先客を確認。
上下白い服装で白い帽子を被っている。そして灰色なエプロン姿。エプロンはかなり汚れている。
さーてどんな人でしょう？・・・正解はどっかの飲食店の料理人でした。
しかしこの俺の先を歩く料理人ってばそのままトイレを後にするではないか！
つまりトイレに入ったあと手を洗っていないのだ。
「おいおいおーい！」と聞こえないほど小さな声で呟く。
料理作る人間が、トイレからでた後手を洗わないでいいのか！
俺はさっさと手を洗い終えて後をつける。
そしたらすぐ近くのトンカツ屋に入っていった。
あーそっか、トンカツは高温な油で揚げるから大丈夫かぁ〜
っていいわけねーだろ！キャベツの千切りはどうする！
いやいやいや、そこが問題じゃないだろう。
とにかく俺はこんな料理人を許せない。
こうなったら俺は断固としてその店には行かん！（所詮この程度の抗議）


2001/11/4

長期にわたる交渉のおかげでやっと嫁からプレステ２導入許可がおりそうになってきた。
あともう一押しってところ。
しかしそんなある日嫁が一枚のチラシを俺に見せる。
そこには『ケーブルテレビ新規加入募集』と書かれている。
あ、そういえばここのところ忘れていた。我が家のテレビはアンテナが悪いのか
もの凄くテレビの映りが悪い。ビデオ録画すると更に悪くなる。
せっかくテレビを買い換えたのにこんな画質じゃ嫌だ！と言っていたのは俺。
ならば画質の良いケーブルテレビに入りたいねとだいぶ前から嫁と話し合ったいたのだった。
新規募集の初期費用が６００００円→４５０００円とこの辺の中じゃ一番安いのだが
それでも４５０００円、安くは無い。
そして嫁は俺にこう言う「プレステ２とケーブルテレビどっちにする？」
うわぁ、なんという選択を迫るんだ。ってことはケーブルテレビを選ぶと永遠にプレステ２は
買わないってことなんですかい！？それは困る。実は俺、既にプレステ２のソフトを購入しているのだ。
嫁はケーブルテレビの方に心が揺れているらしい。
またもやピンチ！


2001/11/3

１０月に大手術した友人Ｉ松のお見舞いに行く。
当初１０月いっぱいで退院する予定だったのだが急に延びたらしい。
病院に着いてから、もしかしてあまり容態が良くないのか？と不安になる。
病室は２０２号室とあらかじめ聞いていたので部屋番号のプレートを見て探す。
２０１・・２０２・・・おっ、あったあった！と部屋に入っていくとベット一つに
お婆さんが一人寝ている。
うあぁ、Ｉ松が老人にぃぃ・・んなわけは無い。お婆さんに会釈をし部屋を出る。
通りかかった看護婦さんに正しい病室を聞き向かう。
今度たどり着いたとこは大部屋。部屋の前には入院患者の名前が連なっている。
しかし誰がどこのベットなのかがわからない書き方だった。
おまけに全員カーテンを引いてよく中が見えん。どこだＩ松は！
カーテンの隙間からそっと覗いて確認しながら探す。
すると母親らしき人と点滴をつけて寝ている人が見えた。どうやらＩ松らしい。
母親に語りかける声が、弱々しく聞こえる。かなり元気が無いようだ。
ここで一瞬ためらう。大腸を全部摘出する手術をして元気なわけないよな。
しかも退院が延びているし、母親がつきっきりの状態だし・・・
一旦ロビーで待つ嫁のとこに戻る。
しばし考える。「せっかく来たんだしもし万が一のことがあって後悔したくないな。」
そうしてもう一回部屋に向かう。ちょうど母親が部屋を出て行った。
「こんちわぁ」と恐る恐るカーテンをゆっくり開けるとそこにはお爺さんが寝ている。
うあぁ、Ｉ松がまた老人にぃぃ・・・だから、んなわけ無いっつうに。
どうやらまた間違えたようだ。苦笑いしながら会釈をしカーテンを閉める。
肝心なＩ松はいったいどこに！？あ、隣のベットにいた。
これがまた全然元気でやんの。痩せてはいたが顔色も良くノリも良い。
「大腸取っちゃったらかなり痩せましたよ。どう？取ったら痩せられますよ」と俺にすすめる。
ほっ、いつものノリで良かった。これなら大丈夫。
Ｉ松はマリノスのサポーターなのだが、退院してからすぐに応援に復帰するらしい。凄いや。


2001/11/2

親子で食事。おかずは豚汁。
熱々の豚汁はまだ我が子には辛いらしい、すぐ口から出してしまう。
そんな我が子を見て嫁が「はい、フーフーしようね」と冷まし方を教える。
「ヒッ、ヒッ、フー。ヒッ、ヒッ、フー。ヒッ、ヒッ、フー。」と豚汁をふく。
あ、ここはつっこむとこかなと一瞬思うが、俺も今まさに熱々の豚汁が
食道に流れこもうとしていたので黙っていた。
しばらく沈黙が続いたあと、「それじゃ産まれちまうだろ」と嫁につっこむ。
「あー良かった。やっとつっこんでくれたぁ」安堵な表情の嫁。
「でもねぇ、いまだにわからないことあるの」と突然衝撃的な告白をする。
「ラマーズ法のヒッ、ヒッ、フーのヒッ、ヒッの部分って息を吸うのかな？
吐くのかな？」
思わず豚汁が鼻から噴出しそうになる。
嫁よ何故わからんのよ。一人子供産んどいてさ。
「じゃ、自分が出産するときはどうしてたのよ」と問うと、
「わからないからいろいろ試しているうちに産まれた」だそうだ。
我が子よ無事に産まれてこれてよかったな。


2001/11/1

今の仕事場は古い雑居ビルの一階を借りている。
狭い敷地にがんばって建てたようなビルなのでとにかく狭い。
エレベータは大柄な人が４人乗ればもうきつきつ。
階段は通常使用する階段兼非常階段だ。
一番辛いのがトイレ。１．５畳くらいの広さに給湯流し台と洗面所があり、その奥がトイレ。
トイレと流し台はアコーデオンカーテンで仕切られており、洋式と和式が一つずつ。
洋式は男子、和式は女子となっており双方が隣り合っているのだ。
７月頃は人も少なくなんの問題も無かったのだが、ここ最近どんどん人が増えてきた。
当然一つしかない男子トイレは競争率が激しく、
緊急を要するときに限って使用中であるのが腹立たしい。
いやそれよりももっと腹立たしいことがある。
なんでノックしない奴が多いんだ？ノックするのって常識じゃないのかね！？
トイレ使用中、当然カギは閉めている。だいたいの人はドアを見て判断し戻っていくのだが
たまにいきなりドアをガチャガチャと開けようとする奴がいる。まずノックが先だろうが！
いきなりドアガチャはびっくりするってーの。ったく
今日はもの凄く恐かったことがあった。
スタスタスタと足音がドアの前まで来て沈黙。「ん！？今確かに誰か来たよな」と思っていると
一回ドアノブを回す。当然開かない。ここで普通は中に人がいるのを悟って戻るのだが
立ち去る気配がない。再び沈黙が続く。「な、なんだ。何故戻らん！」トイレの中で緊張が走る。
突然、ガチャガチャガチャガチャガチャと激しくドアノブを回す！うわあぁと声をあげそうになる。
しょうが無いので中からドアをコンコン叩くと、はっ！としたような気配で逃げていきやがった。
何で仕事場のトイレでホラー映画ばりな恐怖を体験しなきゃならんのだ。


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