とも彦の独り言



2008/5/31

夫婦でそれぞれ自分のパソコンを使用していると、嫁が用事を思い出したらしく席を立った。
その時、空いた嫁の椅子をちょいと足で移動させると歩き出した嫁のくるぶしに当たったようで、
「いっだーい!」と大声をあげて倒れこむ。
どうやら椅子の鉄の部分が激しくぶつかったらしくかなり痛がっている。
こりゃやばい!と慌てて駆け寄って「大丈夫か?ここか?ここが痛いのか!?」と嫁の足をさすってあげる。
涙声で「痛い!痛い!痛ーい!」と叫ぶ嫁にうろたえる俺。
もしかしてヒビが入ったのかもと思い、足首を上下にカクカク動かして確認。
「大丈夫だけど、それはそれで痛い!」と言うのでヒビは入ってないらしい。ちと安心。
そんな大騒ぎから1時間ほどして、痛みが取れた嫁が俺の背後に立ち
「ねぇ、さっき立ち上がった時に椅子動かしたでしょ?」と問い詰めてきた。
ううん、と首を横に振ったのだが「だって、普段あたしが痛がっても声は掛けるけど駆け寄りはしないでしょ」と
鋭い事を言う。
そんな事は無いよ!君が心配だから・・・と言い掛けたが「後ろめたいから来たんでしょ!」と
もう何を言ってもダメな様子。
ちょっとだけ!と指で示したら「ほらやっぱり!」と同時に制裁が。


2008/5/30

本日で一緒に仕事をしていたT中さんが任期満了となった。
毎日OLらしかぬ服装でやって来る彼女はいつもミルキーを食べていた。
たまに会話をすると面白い話をしてくれて、自分の話で笑い俺の腕を叩いてくれる。
なんか不思議な人であった。
そんな彼女が最後に「私、こんな事もしてまして・・・」と、ぶっちゃけて来た。
一枚の紙が渡され、そこにはCDの宣伝文句が・・・え?何コレ?
実は彼女、プロのシンガーだそうだ。
過去にはポップンミュージックの歌も歌ってたらしい。
「えー!」と仕事中にもかかわらず驚きに声が出る。
最近CDを出したらしく「もしよろしかったら・・」と言うので、その場で「はい!買わせてもらいます」と購入。
今後はライブ活動もやりたいとの事。
にしてもシンガーなのに何でSEもやってるのだろうか?
やはり不思議な人である。

e−ha(イーハ)さんのブログです。よろしければご覧下さい。
ココ!


2008/5/29

朝、いつもの牛丼屋で朝食をとる。
普段は朝定食を食しているんだが、今日はやけに肉が食いたい。
なので「牛丼の並と味噌汁!」と朝から注文。
すると店員が「セットにしたほうがお得ですよ!」と言う。
「ん?セットならどうお得なの?」と聞くと「はい。おしんこと卵が付きます。」と答えた。
そして更に「値段が高くなりますけど」と付け加える。
いや、俺はおしんこも卵もいらないし、値段が高くなって何故にお得?
なので「いらないですよ」と断った。
しかしわざわざ俺にメニューを見せ「こちらがセットメニューの一覧です」と説明をし始める。
「だからおしんこも卵もいらないから!」と強く断ると諦めた様子。
周りを見ると他の店員もあちこちで客にセットを勧めている。ノルマでもあるのだろうか?

夜、急に仕事が忙しくなり、気が付くと23時ちかい。
これから帰宅して食事をすると朝が辛いので帰りがけに食べることにした。
しかしもう牛丼屋しか開いていない。しょーがない。またここにするか・・と店に入る。
そこで朝も食べたのにすっかり忘れていて「牛丼の並と味噌汁!」と注文。
「はい、並と味噌汁ですね。セッ・・・・」と言い掛けた店員が朝と同じ人だった。
お互い「うわっ!またこの人だよ!」てな顔になりバツが悪くなる。
店員は俺に今度はセットを勧めなかった。
ちゅうか何時間働いてんだよこの人。


2008/5/28

ゴールデンに帰省し20年ぶりに足を踏み入れた田舎の家が、それ以来何度も夢に出てくる。
元々は婆ちゃんちで、ちょうど俺が今の我が子と同じ歳の頃に建てた家である。
何かあると婆ちゃんちに親戚が集まり、従妹らと楽しく遊んでいた。
その時の事が夢に出てくるのである。
また、婆ちゃんが他界した後に俺らが2年ほど住んだのだが、その時の事も夢に出る。
さらに今回の帰省で必要な物は持ってきたつもりだったが、
「何故あれは持って来なかったのだろう?」とか「まだ何か大事な物を忘れた気がする!」と
起きている時でも考えこんでいて、気が付くと自分を責めている。
あの家から何かが俺に憑いてきたのだろうか?


2008/5/27

嫁は文房具マニアである。
たまに文房具屋に行っては新製品を物色し買ってくる。
そして「ねぇこれ凄いでしょ!」と俺に自慢する。
主にペンが好きらしく、もうかなりの数のペンが入れ物に刺さっている。
そんなペンを俺が適当に選んで使おうとすると「それダメ!あたし専用だから!」と叱られる。
んじゃどれ使えばいいんだ?と聞くと「これ!」とごく普通のペンを渡される。
ちょいとテレビの番組表に○を付けるだけだから何でも良いのでは?と思うのだが、
嫁は絶対に許してはくれない。


2008/5/26

映画『ヤマカシ』を観た我が子が、また触発されたらしく
「あんな風に屋根を飛び回りたい!」と言い出した。
前々からテレビでフリーランの映像を観ていて気になっていたようだ。
そんな我が子が「大人になったらフリーランやる!」と宣言。
でも日本の家の屋根じゃ無理だぞ!と言うと「じゃあアメリカに行く!」と言い出す。
英語覚えなきゃダメじゃん!と言う俺に「今だって英語の勉強してるから大丈夫」と自信ありげ。
お前、ウンコプリーズ!しか言ってないじゃん・・・


2008/5/25

嫁の新パソコンの設定も終え、重要なデータも移行を終えた。
サウンドだけは今のところ我慢してもらうしかない。
早速、いろいろなガジェットを取り込んだりしてカスタマイズをする嫁が楽しそうだ。
これ面白いよ!と、パソコン内の画像をランダムに表示するガジェットを設定してあげた。
我が子が生まれてから今までの様々な画像がどんどん映し出される。
「楽しいね」と気に入ってくれたらしい。
そうしてしばらくパソコンを使用していた嫁が「誰よコレ!」と声を荒げる。
見ると独身時代の女友達とちょいと好きだった女性の2ショット画像だった。
あーこれは歴代のパソコンから代々引き継がれているデータの中にあったのね。
誤解の無いよう、いろいろと説明したのだが
「人のパソコンになんてもの入れるのよ!」とお怒りはおさまらない様子。
俺はそっとガジェットを削除した。

2008/5/24

嫁の新しいパソコンを使わないまま半年が過ぎてしまった。
データの移行が大変なのでちと待ってと言ったまま長い間放置していたのである。
最近になってやっとやる気を出し、なんとか必要最低限のものを行完了。
すると「あたしもOSをVistaにしたい」と言い出す。
エエェェー、全部やり直しじゃん!
どうやらガジェットを楽しそうにカスタマイズしている俺を見てて自分も欲しくなったらしい。
親父からVistaを譲ってもらい、せっかくセットアップしたものを全て削除しインストール。
一日掛けてOSやらドライバの更新をし、再びデータの移行を行う。
そしてとりあえず使えるとこまで完成。
さぁ嫁よ、思う存分使うがいい!とスピーカーの電源を入れてから起動させると
ブボオオオオンブンボボーン!てな恐ろしい音が鳴り出す。
サウンドカードがVista対応でなかったらしくこのように恐ろしい音がなったみたい。
ドライバを入れ替えてみたり設定を変えてみたりしたが直らない。
これはこれで面白いじゃん!と言うと「こんな怖い音だして使えんわ!」と許してくれない。
え、また俺がサウンドカード買わなきゃいけないんですか・・・


2008/5/23

さぬきうどんの某チェーン店できつねうどんを食べた。
けっこう美味しくて294円は安い。
しかし量的に物足りないので何かもう1品食べることにした。
メニューを見るとミニ牛丼なるものがある。
これはセットメニュー専用らしく単品の値段が付いていない。
まぁセットの値段自体が600円台なのでそれなりだろう。
店員に「これ単品でも注文できますか?」と聞くとOKだと言う。
では下さいと言うと「お会計、税込みで500円になります」だとさ。
何その値段!?こんな小さくて何でどのメニューより高いの?
セットメニューからうどん代を引いた額じゃないの・・・?
しかもすごく不味いんだけど。


2008/5/22

遠足から帰ってきた我が子は全身ドロだらけであった。
また小山を転がったりしたのだろうか。
「めっちゃ楽しかった!」とかなり満足そうに話す。
それなら今日一番楽しかったことは?と聞くとこう答えた。
 帰りの電車をホームでまってたら、電車の中から高校生の女の子が
 みんなに手を振ってくれたの。
 誰も反応しないから俺だけ手を振り返したら、投げキッスしてくれたんだ!
 あれ絶対俺にしてくれたんだよ!
てな事を言ってすごく照れていた。
お前、遠足に行って一番の思い出がそれかよ!
羨ましいじゃねーか。


2008/5/21

今日は年一回の愛妻弁当の日。
えぇ、我が子の遠足の日でもあり、ついでにって事ですよ。
それでも喜ばしいことなので感謝。
昼休みに弁当を取り出すと、それを見た同僚が「おー!愛妻弁当っすね!」と一言。
袋を開けると中からゼリーがポロリと2個でてきた。
「うおっデザートまで付いてるんですか!そのゼリー懐かしいですねぇ」と俺よりハシャぐ。
(この同僚ってのは嫁の元後輩である)
さて弁当はどんなだろ?と期待する二人。
フタを開けたらご飯に、我が子のおにぎりに貼ったと思われる海苔の残りが乗っかってた。
違う!違うんだよなぁぁぁ!そこはご飯に『LOVE』の文字っしょ。
元後輩も期待して見るって分かってるんだからあえて狙わないと!


2008/5/20

我が子が突然「お腹が痛い!」と言い出した。
更に「ここになんかある」と言うのでわき腹を触ってみると、しこりのようなものが・・
何だコレ?やばい病気なんじゃ!?
詳しく話を聞くと、前日からお腹に力を入れると痛くなってたらしい。
でもすぐに治ると思い黙っていたと言う。
これは直ぐに医者に診てもらわねば!と朝一で病院へ。
すると「腸ヘルニアの初期症状かも・・」と診断。
しかし「痛みは筋肉痛かもしれない」との事でしばし様子見。
全然違わないか?


2008/5/19

朝の電車内で大声で話す学生が2人。
A「やっぱ世の中は赤外線っすよね」
B「うん、俺も最近やっと赤外線になったんだけど、もう無しの生活には戻れないな」
A「初めは赤外線の使い方がよく分からなかったんですけど、意外と簡単っすね」
B「赤外線なんてボタン一発でしょ!」
赤外線!赤外線!と連呼してるが何の話かさっぱりわかんねー!
しかしこの後、よーく話を聞いていると携帯電話の赤外線通信のことと判明。
会話の表現の薄さに呆れた。
それにしてもそんなに熱く語るほどの機能かコレ?
そんな学生Aが次の話題でこう言っていた。
A「俺、もう少しで19歳になるんですけど、人生の半分来ちまったって感じっすよ」だと。
えー!


2008/5/18

今日は町内会のスポーツ大会。
男性はソフトボール、女性はインディアカである。
あまりにもマジな人が多く、素人お断りな雰囲気を持つソフトボールにはもう出たくない。
数年前に嫌な思いをしたので以来「腰が痛いので」って事にして参加していない俺。
一方、嫁は毎年意欲的にインディアカに参加している。
インディアカとはルールはバレーボールと同じで、ボールの代わりにバドミントンの羽のような物を
使用するスポーツである。
8チームを2ブロックで分け、それぞれ4チームでの総当り戦を行い1〜4位の順位を付け
最後に各ブロックの同じ順位同士で対戦するという試合形式だ。
ママさんバレーをやってる人で作られたチームを含む強豪チームらが
嫁チームとは別になった。
おかげで比較的ヘタなママさんらで構成されたチーム同士、わいわい盛り上がって試合ができた。
4チームでの総当り戦を終え、各ブロックの同順位同士の試合になる。
嫁チームの対戦相手はさっきまで審判をやっていた男性がコーチのようだ。
そのコーチが「あの女性の方にはサーブを入れるな!」とうちの嫁に注意せよ!と
皆に指示をだしていたらしい。
低めのサーブは全て叩き落とす嫁が脅威だったようだ。
そして円陣を組み「ファイト!」「オー!」てな具合に気合十分。
それを見た嫁チームはあまりのマジっぷりに引き気味・・・
なしてそんなに町内会ごときのイベントでマジになるのかね。
3位同士の試合なのに。


2008/5/17

昨年末より我が子はパソコンで英語の勉強をしている。
ヘッドフォンとマイクを接続し、会話しながら正しい発音を身に着けるというやつだ。
お店の場面では飲み物の名前を正しい発音で注文すると手に入る。
「カフェ プリーズ」「メルク プリーズ」とそれらしい発音をする我が子。
正解するといろんな特典があり、やる気を出させてくれる。
英語の教材は既に3巻目に突入。我が子にしては飽きずにがんばっている。
そんなある日「お父さん、これ面白いんだよ」とパソコンに前に俺を呼んだ。
そして「このお店で何いっても正解になるんだよ」と言う。
ピザ屋の場面で我が子がマイクに向って「オトウサン プリーズ」と注文すると
ピンポーン!と正解音がなりピザが差し出された。
なんだそれ!?んじゃ次はウ○コって言ってみて!と言うと素直にその通りに注文。
するとまたピンポーン!と大正解。
うははっおもしれー!と二人で爆笑しながら関係ない単語を連呼していたら
「そんな遊びしてるんだったらもう買わないよ!」と嫁がお怒りになった。


2008/5/16

今年も家庭訪問の日がやってきた。
数日前から部屋をキレイに片付けて気合十分な嫁。
さぁ今年はどんな事を言われるだろうか!?とドキドキしていたが、
良い話(褒めるような話)しかされない。
昨年と同じ担任だけあって、我が子の事はよく知っている。
なので1年生の時と比べて「凄く良くなりました」てな話ばかりだったらしい。
親として本来ならばとても喜ぶべき事なのだが、嬉しい反面なにか物足りない気がするのは何故?
最後に担任の方から「子供がかわいいでしょう?」と質問してきたので、
それに対し嫁は「んー、かわいいと言うより面白いですね」と答えた。
すると「そうそうそう、それが言いたかったのよ!受け答えが個性的だったり、
天真爛漫で見てて面白いのよ」と興奮げに話す。
どうやら我が子はかなり担任に気に入られているようだ。


2008/5/15

ふと気が付くと、我が子が俺のことを「父ちゃん」と呼ぶようになっていた。
もちろん嫁の事も「母ちゃん」である。
ちょいと前まで「お父さん」「お母さん」だったのがいつの間に・・・
これが中学生にもなると「親父」に変わるのだろうか。
ある日「とうちゃ〜ん」と呼ぶので「なんだ我が子よー!」と返事をしたら
「我が子って言うな!」と怒った。
だってお前はネット上では我が子で通ってるからさ、この際同じに呼べば分かりやすいんじゃ?
しかし「ふつうに名前でよんでよ!」と許してくれない。
んじゃ「ちゃん」付けで呼ぶわ!と言うと「ふつうに呼べってんじゃー!」更に怒る。
俺の呼び名も年齢で変わるなら、我が子の呼び名だって変えてもいいじゃん!
側にいた嫁に「そうだよな、母さん」と同意を求めると
「あたしはあんたの母さんじゃない!」と嫁も怒った。


2008/5/14

うちの近所にある底辺高校だが、今年3月で他の学校と合併となり無くなった。
今までその高校の生徒が近隣の住民にいろいろと迷惑を掛けていたのでみな安心した。
これでやっと街が静かになる!と誰もが思っていた。
4月、底辺高校は無くなったのだが建物その物は残り、新たに通信制の学校が出来た。
そして現在、街は新たなる恐怖におののく事になる。
学校から駅までの間にコンビニが1軒あるのだが、この店に金髪&茶髪のガラの悪い男女が
毎日たむろするようになった。
このコンビニは駐車場が無く、店から出ると即歩道である。
そんな歩道に数十人のガラの悪い連中がたむろするもんだから歩行者が通れない。
更に歩道から溢れたヤツらが道路にまではみ出ているので車も片側通行になってしまっている。
うちの嫁がこの道路を良く利用するのだが、普通に道路を運転しているだけで睨まれるそうだ。
また、この道路は小学校の通学路にもなっているので親達も心配。
幼稚園に送り迎えしているお母さん達も困っている。
最近になって近隣の幼稚園で気を付けるようにと注意報まででたらしい。
底辺高校の生徒のほうが可愛く見える。


2008/5/13

2日連続で竹の子ネタ。
我が子の学校の授業で、校外学習として近所の公園にやって来たそうだ。
いつも俺と遊びに行く公園だが、クラスメイトみんなで来るのではまた違うようで
かなり楽しかったらしい。
公園の奥には竹やぶがあるのだが、そこは個人の敷地なので誰も入れないように
高い壁がそびえ立っている。
そんな竹の根が壁の下を通って公園側に竹の子を生やしていたらしい。
我が子のクラスの子がこれを発見しみんなで盛り上がりながら収穫したそうだ。
そして最後に分配したという。
で、お前はどれくらい貰ってきたの?と聞くと「皮」と答えた。
ちょっと切なくなった。


2008/5/12

昨年末まで俺の昼休みの憩いの場だった隣のビルの庭なのだが、
竹ゾーンに毎日どんどん竹の子が顔を出している。
3m四方を囲った竹ゾーンが8箇所ほどあるのだが、どのゾーンにもたくさん生えているようだ。
しかしアホな奴がいて、この飛び出した竹の子を取ってしまうらしい。
50cmほど飛び出したヤツでも取っていくのだが、美味くないだろうよ。
さすがに管理している人が怒ったようで、最近看板が立てられた。
『ここの竹は大事に育てています。竹の子を取らないで下さい』と書かれているのだが
全く効果は無いようだ。
数日後『竹には薬を散布しています』がもれなく追加された。
薬塗ってるから腹壊すぞ!てな事だろうか?
今日見ると『監視カメラ作動中!』が更に追加されていた。
どんだけ必死に盗んでんだよ!


2008/5/11

書ききれなかった旅行の話 その1

帰省先では温泉旅館に2泊した。
凄く古い旅館ではあるが汚くは無い。
露天風呂や食堂からの眺望が素晴らしい。
さてこの旅館のウリはこの眺望の良さの他に、子宝の御神木らしい。
いわゆる、ち○この形をしたでかい木である。
宿の説明に『特に殿方にご利益があります』てな事が書いてあり嫁と笑っていた。
食後、我が子が宿を探検したいと言い出したので付き合っていると
「おかしいなぁ、どこにあるんだろ?」と何かを必死に探している。
何探してんの?と聞くと「御神木」と答えた。
な、なんでまたそんなもの見たいんだよお前は!?笑いながら聞くと
「だって男にご利益あるんでしょ?」と、あやかる気満々。
俺らの話を聞いてたのね。


書ききれなかった旅行の話 その2

我が子と温泉に入ったのだが、最初大勢いた客が出る頃にはうちらを入れて3人になっていた。
それなのにスリッパは1組しか残っていない・・・何故?
俺は宿で風呂に入るとき、他人が履いてきたスリッパを履くのが嫌なので
誰も置かないような離れた場所に置いておく。今日もそうしたのだが誰かに履かれていったようだ。
なんでだ?なんでだ?と我が子と話しているともう一人の客が
「この温泉はいつもそうなんだよ。必ずスリッパが足りなくなるのさ。」と教えてくれた。
え、そうなの!?と驚く俺らに「ほら、だからこうして隠してるんだよ」と
カゴの下からスリッパを取り出して誇らしげに見せてくれた。


書ききれなかった旅行の話 その3

3日目の朝、チェックアウト後に宿の近所にある公園で遊んだ。
広い芝生の敷地に木で出来た遊具が点在している。
我が子と嫁がシーソーで遊ぶ様子をビデオカメラで撮影していると
突然大きな羽音をさせてクマバチ登場!しかもかなりでかい。
動かなきゃ大丈夫だよと教えてあげると2人が固まった。
俺はクマバチは割りと安全だと知っているので余裕。
そんなハチが何故か嫁に興味を持ったらしく、ブンブンたかる。
その隙に我が子が俺のとこに逃げてきたのだが、嫁は依然動けず。
しばらくするとハチはどこかに飛んでいった。
「あー怖かった・・」と嫁が安心していると、またハチが戻ってきて嫁にたかる。
「いやぁ!」とシーソーにまたがったまま顔を突っ伏して防御の構え。
するとハチは嫁の尻でブーンブーン。
それを見た我が子が「ぎゃはははっ!お母さんのケツにハチが!ハチがぁぁ!」と大喜び。
その様子をずっとビデオで撮影する俺。
後で怒られたのは言うまでもない。


2008/5/10

調剤薬局で薬を処方されるのを待っていた。
土曜の午前中なのでけっこう混んでいる。
俺の隣には背の高い老人が座っていた。
誰の名前も呼ばれないのに突然、隣の老人が席を立ち
「呼ばれた気がしました」と薬剤師に詰め寄る。
驚く薬剤師は「今は誰もお呼びになっておりません。もう少々お待ちください」と老人に話す。
「はい、わかりました」と素直に席に座った老人だが、2・3分後に
「今度は呼ばれた気がします」とまた立ち上がる。
もちろん誰もまだ呼ばれていない・・・こえーよ!
結局また座らされてしばらく大人しく座っていたのだが、数分後また立ち上がり
今度はトイレに入っていった。
すると狙ったかのように「○○さーん!」と呼び出しが。
誰も返事をしなかったところを見ると、恐らくさっきの老人だろう。
俺の番が来てもトイレから出てこなかったが、どうしたものだろう。


2008/5/9

最近『カンフーハッスル』『少林サッカー』が立て続けにテレビで放映されたのだが
予想通り我が子のツボにハマったようだ。
腕を動かすたびに「ボッ!ボッ!」と効果音を口から出す。
そして突然スローモーションになり俺を攻撃してくる。
いつの時代も子供は同じことするのね。
うちらが子供の頃はジャッキー・チェンが流行り、やはりみんな「ボッ!ボッ!」言っていた。
もちろん我が子もジャッキーは大好きではあるが、現在のCG満載なカンフー映画の方が
インパクトが強かったらしく、寝るまで「凄いわぁ」と言っていた。
次は『少林少女』を観たがるのかね。


2008/5/8

今日は我が子8歳の誕生日。おめでとう!
誕生日のプレゼントは何がいい?と聞いたところ
「XBOX360のスケボーのゲーム」と答えた。
世の子供たちはDSやらWiiのソフトを欲しがるというのにお前ときたら、
スケボーの神様『トニー・ホークス』監修のゲームが欲しいって・・・シブいわぁ
学校でゲームの話題になって、我が子が「XBOXの○○が面白いよ!」と言っても
みんなポカーンとしているそうだ。誰も知らないらしい。
同世代の子がマリオが面白いって言ってる時に洋ゲー好きな小学生って珍しいよね。


2008/5/7

念の為にと今日も休みを取っていて正解だった。
一晩ぐっすり寝たがあまり疲れが取れていない。
今日から学校の我が子は朝から元気に登校していった。
我が子曰く、今回の帰省は「寝てて起きたら休憩、そしてまた寝て起きたら着いていた」だとさ。
いいなぁお前は!行きも帰りもあれだけ時間が掛かったというのに「ワープしたみたい」だもんな。
親からしてみれば新幹線での帰省の方が楽なのだが、我が子にとっちゃ寝ているだけで
到着する車の方が楽なんだよね。
もう車での帰省は当分・・・と思っていたのだが、親戚に「絶好なポイント見つけたよ!」と
天然の尺ヤマメを大量に釣り上げた写真を見せられて、お盆にまた来る!と宣言しちゃたんだよね。
さてお金を貯めなきゃ・・・


2008/5/6

やっとのことで雨が上がったのだが、今度は強い横風で車が流される。
途中、風では無く明らかに変な動きをする車を何台も見かけたのだが、
巻き沿いを食ってはいかんと横風に煽られながらも慎重に追い抜く。
これにもかなり神経を使う。
何故に今回の帰省でこんなにも試練が続くのだろうか?
今までこんなに過酷な車での帰省ってなかったぞ!
泣きそうになりながら車を飛ばし9時間で埼玉に到着。
しばし実家で休憩を取り、都内が渋滞する前に横浜へ。
途中、朝食を取りつつ9時には到着したのだが、
このまま眠ると体内時計のリズムが狂うので夜まで起きていることにした。
しかし何をしていても寝てしまう。一瞬目を閉じたつもりがそのまま深い眠りに・・・
リビングで倒れるように寝ていた嫁に「ほら、ここで寝ると風邪引くぞ」と
隣で添い寝したらそのまま熟睡。
一人だけたっぷり睡眠を取っている我が子だけが元気で「寂しいから起きてよ!」と
何度も俺を起こすのだが「わかった起きるよ・・」と口にしたまま眠りに・・・まさにエンドレス。


2008/5/5

あぁもう帰らなければならないのか。
何度もニュースで見る、渋滞予想では今日が一番のピーク。
どんなルートで帰ろうとしても必ず大渋滞にハマる。
それを考えると胃が痛くなる思いだ。
ん?ちょっと待てよ、予想では深夜まで渋滞が続くと言われている。
ならこちらから明日の朝に着くように、夜出発すりゃーいいじゃん!
てな事で、夕方まで急に時間が空いた。
けれど特に行きたいところも金も無い。
工藤家に連絡すると長男がすごく寂しがっていたと聞いたので、
もう一度おじゃますることに。
夕方まで子供らを遊ばせて時間を潰し、弘前の親戚の家でご馳走を頂いて、夜8時に出発。
さぁこれで渋滞を心配することなんて無いぞ!と喜び勇んで高速道路に乗り込んだが、
突然の大雨。
渋滞こそ皆無だが、深夜に雨の高速道路って違う意味で辛いんですけど。


2008/5/4

俺の実家はもう20年以上、人が住んでいない。
そろそろ維持費も大変なので取り壊して手放す事になった。
なので高校卒業以来、時間が止まったままの俺の部屋に入り、
思い出の品を持ち出すのが今日一番の仕事。
さて20年人が住んでいないとどうなっているのか?物凄く怖い気がする。
恐る恐る鍵を開けてドアを開けると・・・全然たいした事がなかった。
もっとクモの巣が大量にあったり床が抜けてたりを想像していたがそんな事無い。
さて俺の部屋は・・うひょー懐かしい!あれもこれもそのままだ。
押入れやタンスを開けて興奮する俺より、もっと興奮しているのが我が子。
「このゲーム欲しい!」「すげー何コレ?」「お宝いっぱいだ!」と、持ち帰り対象外の物を
なんでも欲しがる。
昔懐かしいLSIのゲーム機をやたら欲しがったが、電池部分がエラい事になってて
とてもじゃ無いが持ち帰り不可である。
本棚の一番下の引き戸を開けると、高校時代に好きだったアイドルの写真集を発見。
松本伊代,可愛かずみ,岡田有希子と俺の青春時代の思い出である。
(うち2人が自殺してるわけだが・・・)
更に奥で発見されたエロ本を見て「うはっ!」と声を上げると我が子が反応し
「何?何があったの?」とやってきた。
いやいやいやこのお宝はダメだからさ。
高校時代のカバンを発見し、何が入ってるのかなと期待して開けたが紙切れしか入っていない。
しかし俺が気にもしなかった紙切れを嫁が見て大笑い。
何?何が書いてあるんだ!?と奪い取って読むと
『嫉妬・ねたみといろいろあった高校生活だが、それでも俺は女が好きだー!』てな事が
汚い字でメモされていた。何やってたんだ俺・・・
他の部屋を覗くとこちらには古い電化製品が!
当時、新し物好きな親父が買ったオープンリールデッキ,SONYで一番最初に出したビデオデッキ,
日本で最初に発売されたビデオカメラ,俺が小学生の頃から愛用していたラジカセやミニテレビ等。
これら全てを持ち帰りたかったが、車には乗らないので泣く泣く諦めた。
他には婆ちゃんが使ってた足踏みミシンや昭和初期のタンスや食器もあった。
これも勿体無いが諦めることに。
約1時間かけて物色して思い出と決別した。でも本当はまだまだ心残りである。

ここまでが午前の話。
実家近くの親戚の家で久々に顔を合わせる従妹達と食事&談笑し、昼過ぎに工藤家へ。
工藤ちゃんとは中学・高校と同じで、高校では部活の後輩であった。
その後、俺と同じ会社に就職して以来、家族ぐるみの付き合いなのである。
赤ちゃんの頃から友人である我が子と工藤家の長男は久々に会ったのに
よそよそしくも無く最初からアホな事をして盛り上がってた。
2年前に遊びに来たときに長女が増えてて「かわいいのう!かわいいのう!」と
ずっと言ってた俺だったが、今回遊びに行くと次女が追加されていた。
今年4歳になる長女は女の子らしくなり、よりかわいく。
10ヶ月の次女はクリクリな目で見つめてきてもう俺メロメロ。
女の子は男の子と違った可愛さがあるのを知りましたよ。恐ろしや・・・

工藤家に滞在時間4時間で別れを告げて旅館に戻る。
明日は早くからまた高速道路で帰らねばならない。なんとも時間の無い帰省なことか。


2008/5/3

昨日、我が子が帰宅してから埼玉の実家へ向ったのだが、都内の首都高&一般道が大渋滞。
到着するまでに3時間半も掛かった。もうこれだけでお腹いっぱいである。
当初の予定では仮眠して朝4時に出発だったのだが、どうも渋滞が心配。
皆、朝早く出発するだろうから、それよりもっと早くに出発を!と、深夜1時に出たのだが
すでに栃木で大渋滞・・・みんな同じ事を考えているのね。
渋滞を抜けた頃にはもう4時過ぎで空も明るくなってきた。
んじゃ一旦休憩しようとPAやSA目指すが、どこも激混みで入れない。
1時間ほど走り続けやっとこさ空いているPAを発見して休憩&給油。
まだ500kmはあるがもう渋滞は無い。さぁ張り切って行こうか!と意気揚々と出発したのだが、
10数km先で事故発生。自爆して横転してるとさ。
更に渋滞中に、2台先の車がオカマ掘ってるし・・・
そんなこんなで弘前に到着するまで12時間半。久々に辛いドライブだったわ。
しかし、当初の予定通りに4時出発だと更に地獄だったわけで・・。

親戚の家にて休憩しつつ、10数年ぶりに会ったハトコと話が盛り上がる。
だが今回の旅行は時間が少ない。もっと長居をしたかったが別れを告げて弘前公園へ。
桜を観るためにやってきたが見事に緑一色。八重桜と枝垂桜が残っていたので
辛うじて花見になったけれども、かなり無念。
屋台を楽しみ、もう一つの目的であった公園近くのお店で手焼き煎餅を大量に購入し旅館へ。
飯食って温泉に入って泥のように眠りについた。


2008/5/2

今日は俺は休みだが我が子は学校がある。
なので出発は帰ってきてから。
その間にうちらは旅行の準備をしたのだが、嫁の荷物の量が相変わらずである。
大きめなバッグ2個にみっちりと服が詰められているのを見て
「今回もずいぶん多いね」と言うと「これあたしだけ分だから」と言う。
えぇ!我が子のは更に別なの!?どこの海外に何泊するってーの?
嫁は旅行時、あらゆる想定をする。寒かったら?暑かったら?汚しちゃったら?etc・・・と。
その結果、山ほどの荷物になってしまう。
まぁ今回は車だからいっぱい積めるからいいけどさ。

嫁が新人の頃、1泊2日の社員旅行に海外旅行で使うような旅行トランクでやってきて
会社のみんなを驚かせたらしい。今でも伝説である。


2008/5/1

明日から俺はゴールデンで6連休である。
昨年はまともに休めなかったのでかなり嬉しい。
さっそく明日から桜の無い田舎に帰るのだが、今回は5年ぶりに車での帰省。
片道800km以上のロングドライブなわけですよ。
行きは親父と交代で運転するのだが、帰りは俺一人。
しかも一番渋滞すると予想されている日に帰ってくるんだよね・・・
俺大丈夫だろうか?


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