そんなわけでvaioと日々倦怠期も迎えずに暮らしている僕なのですが、やはりC1も単体ではその能力を
フルに活用できないので、周辺機器とのコンビネーションプレイが必須となっています。
C1の最大の相棒と言えば、僕の場合はデジカメなのです。

もともとC1には27万画素のカメラがついているのですが、バッテリーの劣化で息切れが早く実質駆動時間45分
という短期決戦型汎用兵器、てゆーかvaioは兵器じゃなくて玩具なのですが、とにかく C1付属のデジカメを
利用するのにはアンビリカルケーブルである電源コードをつけてAC電源経由で電気を供給する必要があったのです。

そのような状況なので別途デジカメが登場するわけです。ちなみにデジカメはEPSONのCP-800であり、214万画素
USB対応単3電池でも動いてしまう、といっても自走したりはできないのですが、とにかく非常に多機能な実家の
父上もうらやむお気に入りのデジカメなのです。

C1をオールラウンドに中盤を制する大空翼君的ミッドフィルダーとするならば、CP-800は突撃して様々な写真を
スナップショットやタイガーショットで撮影してくるフォワード的日向小次郎君なわけです。 CP-800で撮った画像は
普通は家のデスクトップパソコン、例えるなら全てを受け止めるSGGK若林君にデータを格納するのですが、モバイルで
外に出た場合にはCP-800の中のメモリが満タンになるとCP-800内から「頼んだぞC1!」とコンパクトフラッシュが
C1にパスとして通ります。「確かに受け取ったよ君のパス!」とC1の中にDドライブが出現し、全てのデータはC1内の
Cドライブに移行されます。そしてすぐさまDドライブであるコンパクトフラッシュは「ここはシュートか?いやこれだっ!」と
ドライブ シュートならぬドライブパスでCP-800に戻され、ワン・ツー・リターンで更にビシビシ画像を撮ることが可能になるの
です。

というくらい絶妙な連携を誇り、キャプテン翼を知らない世代の人は何がなんだかわからない(笑)、 CP-800とC1の
CCコンビなのですが、ある日気がつくとCP-800が見当たりません。 物を無くすことにかけてはいかんなく才能を発揮
してしまう僕ですが、流石にCP-800は利便性全開の貴重品ということで、だいたい目の付くところにおいてあるのですが
今回は探しても見当たり ません。

「じゃあ会社かな?」と思い、翌日会社で調べてみてもありません。 「おかしい・・・草の根分けても探し出せ!」と
時代劇悪代官様のように家に帰って探すことに しました。

「まあちょーど部屋も散らかってるし掃除してりゃ出てきて一石二鳥だぜ、でも そーいえば中学2年まで「鳥」の上の
部分を日じゃなくて目って書いてたのになんで先生はいつも◎をくれていたんだろー?と思いながら「ふふん♪」と
掃除をしていたのですが、なんとCP-800が見つかる前に掃除は終わってしまったのです!

「部屋にないなんておかしい!もしかしたら もう誘拐されて今ごろは香港とかに売り飛ばされているのでは!?」と
妄想に走りそうになりましたが、なんとか三途の川を泳いで現世に帰ってきた僕は必死に名探偵コナン並みに推理を
始めました。

「うーむデジカメを最後に使ったのがいつかわかればいいのか。。。」 僕はC1やデスクトップPCに残っているデジカメの
画像を片っ端から調べだし、どのような画像を撮っていたか確認しました。 「どうやら屋上で撮影したものがあるなー
そーいえばウインドのセイル干すときにヒマだから写真撮ってたっけ」
「でもまあ屋上なんかに置き忘れることはないしなあ。」
「あと仕事のイベントで丸の内の会場で撮ってる写真がある・・・あそこかな?」

と、幾つかの写真からデジカメが幽閉されている場所がリストアップされました。
「しょうがない明日セミナ会場に行くか・・・」とその日は捜索打ち切りで寝てしまいました。

翌日いつもより早く目が覚めた僕は「一応屋上も行ってみようかな。犯人は必ず現場に戻るって言うし、ていうか
無くした犯人は俺じゃん」などと思いつつスーツに着替え屋上に上がって みました。梅雨の時期だったので屋上は
雨露に濡れていました。 「まーないよなーこの前ちょっと見たけどなかったし、銀色だからキラキラ光るからすぐわかる
もんだしなあ」と思った瞬間、眩しい朝日の中で突然僕は悟りモードになってしまったのです。

「違う!銀じゃない!じゃあ金か?金なら1枚銀なら5枚?そーじゃなくて金メダル!ビバ 高橋尚子!フォーエバーシドニー!!
じゃなくて!、デジカメは剥き出しじゃなくてグレーのケースにいつも入れてるじゃないの俺!!!!」

今まで探すときに「デジカメ=銀色」という固定観念を持ってしまっていたことに気づき、思わず天動説を唱えたガリレオの
勇気に思わずローマへ向かおうと してしまいましたが、ローマに行くより会社に行かないといけないのと、さらに全ての道は
ローマに通じるっていうけど357は会社にしか通じていないぞ、などと思いつつグレイのものを探すことにしました。
うーんグレイ・・・リトルグレイ?違うそれは宇宙人だ・・・でもGLAYじゃないぞ、でもきっと日本ではGRAYよりGLAYが
有名になって日本全体のTOEICの点数は3.5点(当社比)下がってしまったに違いない、って当社ってどこだよ?と
色々考えながらグレイ・灰色のモノを探しました。

そしてそれはまさにそのままにそこにあったのでした。。。。

ロストしてから約10日間。まさに灯台下暗し。早口で言うと「東大モトクロス」に聞こえてしまうかもしれませんが、ボア系の
ケースに入ったデジカメは雷雨・梅雨を受けながらなんと屋上、 つまり僕の部屋の1m真上に放置されていたのです。

「 うわぁぁぁぁた、大変だデジカメなんて精密機械をこんな状態に・・・」僕はまだバスが出る時間まで余裕があったので慌てて
部屋に戻りました。「まず蘇生させなければ!酸素!いかんチアノーゼ 反応が出ている強心剤を!」とドラマのようなことを
していると時間が無くなってしまうので、とりあえずケースからデジカメを取り出してみました。どうやらボアケースが丁度ろ過の
役目を果たしたようですが、デジカメ自体は全身汗をかいたように濡れていました。

慌ててまず充電池を外し本体をタオルで水分をぬぐいドライヤーのクールで乾かしました。
「 ううっ頼む。死なないでくれ!まだ撮りたい写真が1ギガ分くらいあるんだ!俺と一緒に世界をとるって約束したじゃないか!」
と必死の看病を続けました。とりあえず水分らしい水分は全て除去できたので恐る恐る新しい電池を入れて電源をONにしてみました。
僕はその瞬間神を信じてしまいました。なんとデジカメは無事蘇生したのです!。昔ポケベルを間違えて洗濯機で洗ってしまい
その時も無事蘇生したのですが、腕時計を間違って洗ってしまったときはとてもきれいになったのですが動かなくなった、という
ことがあったのですが、今回も奇跡は起こってしまったのです。

「ありがとうEPSON、優香も西村雅彦もロール氏もありがとう !ビバEPSON!」と出勤時間も迫る中、僕は感動の嵐の
真っ只中にいたのでした。やはりボアケースがホコリ等を食い止めていたのが功を奏したようでした。

そんなわけで 僕のデジカメEPSON CP800は今日も214万画素パワーで色々な写真を撮りつづけているのでした。

今回はvaioじゃなかったですね、テーマ(笑)