そんなわけでこれも続きを書いていなかったのですが、やはりパラオで続きを
書くことにしました。僕の部署にデモ用の名の元に購入され実際は担当の
主査の手持ちとなっているvaio-SRですが、ある日京都に日帰り出張に行く
ことになって僕は仕事用にSRを連れて行こうとおもい S水主査にvaio-SRを
借りることにしました。
「S水さーん。すいません僕来週京都に出張なんすけどvaio借りてっても
いいすか?」
「あー全然いいよー、机の引き出しにあるからもってってー」
ということでキャンプ好きなS水さんの引出しをあけて充電すべ僕は
vaio-SRを取り出しました。 「うーんB5サイズでバッテリーもロングライフだし
いいなあSRって。でも僕にはC1がいるからなあ、でもどっちもあったら
いいよなあ。泉に落として女神様が 『あなたが落としたのはこのC1
ですか?それともこのSRですか?』とか聞いてきたら どうしよう。
でもどっちも水没したら壊れて使えないじゃん!どーしてくれんだよ
女神様オラオラオラーっ!!!」と悩み始めたのですが、こんなことを
真剣に考えていると自分の席を通りすぎて用もないのに本部長の
真正面に出てしまうので悩むのをやめて自分の机の上にSRを置きました。
「さーて必要なデータでも入れておこうかな」と以前僕が生命を吹き込んだ
いわば僕が生みの親でもあるSRのフタを開こうとした瞬間、僕の目に
とんでもないものが入りこんできたのです。
なんとVAIO-SRの表面のど真ん中に変な4cm四方の紙が貼ってあるでは
ないですか。「なんじゃこりゃ?封印か?」と思ってまじまじと見てみると
それは「み○○○ん」という、うちの部署が開発したサービスのロゴでした。
「なんじゃこりゃー!?なんじゃこりゃー!?なんじゃこりゃー!!!!!」
と一瞬気を失いそうになり白昼夢を見た気がした僕でしたが、なんとか
踏みとどまり、BBQ大会を担当内で企画してもなかなかまとまらなくて
困っているS水主査におそるおそる聞いてみました。
「あのー、このシール何すか?」
「あーPRのためにちょっと作ってみたんだよ。かっこいいでしょ?」
僕の心の中では「第1回:S水主査にどう対応するか会議」が急遽
開催されました。 タカ派の僕は言いました。
「そんなん決まってるだろ『かっこいい』が載っているページを国語辞典で
ひいて、そのページをS水主査の顔にゴリゴリ押し当てんだよ。そして
『かっこいいってのはどーゆー意味ですかー?』と冷たく微笑むに
決まってるじゃねーか!」
しかしハト派の僕も現れ擁護派の意見を主張しましす。
「いやS水さんだって一生懸命このシールを作ったんです。 もしかしたら
夜なべで作ったシールかも知れません。ひょっとしたら手編みかも しれ
ないんですよ?ここまで努力しているS水さんを責めることができましょうか?
いやできません(反語)」
更にSONY愛好派の僕も現れます。
「こんなvaioもって外歩いてみろ!?全国のSONY社員から名誉毀損罪で
訴えられるぜよ、ていうか全国のAIBOが狂犬病ウイルスに感染して
襲いにきたら大変ぜよ!」
と、一瞬にしてビリーミシガン並みに人格が分裂した僕ですが、とりあえず
オフィスにいるということと、会社が買ったvaioなので異議申立てをする
権利も無くそのまま机の上において作業を始めました。心なしかSRは
元気がなさげでした。
最近見かけないSRですが、きっとS水主査の机の中で活躍の機会を
伺っているのでしょう。ああ可愛そうなSR。いつか助け出してやるからな、と
私的な奪還を 試みる僕なのでした。