vaio-C1 と 私 第4章
そんなこんなで、自分のDNAにvaioを買う運命を書きこんだ
僕ですが、何度にもわたるvaio購入時の原因不明の障害
の中で機を伺っていたのです。
毎日日課になっている、パソコン価格情報のWebを眺めて
いると、久しぶりにvaioがしっぽを振っている姿が浮かんで
きました。「きっとここが最後のチャンスだここで買わないと
SONYの生産打ちきりの毒牙にかかってしまうもうC1は
絶滅寸前でワシントン条約にものってるしなんてったって
It's a SONYだしでもこのIt'sってなんだよ指示代名詞じゃ
ねーよなそーか状態を表す代名詞かじゃうソニーは形容詞
なのか状態ということは24時間暮らしを見つめているのか
いやそれはライオンだろう」と考えながら早速電話してみました。
つながらないんです
何度かけてもお話中なのです・・・これは絶対陰謀だ!
NTTが社員である僕にリストラを目的に妨害しているんだ
そーだそーなんだ僕はトゥルーマンショーのジムキャリーに
違いないんだと焦り焦りしていました。しかし何度かけても
本当につながらないので時間をおいてかけてみました。
「大変申し訳ございません。ただいま休憩に入っております」
なんじゃそりゃぁぁっっ、と無常なテレホンサービスの声が
僕の鼓膜を通じていたいけなハートに突き刺さりました。
なぜだなぜなんだNTTとSONY以外におたくまでも僕とvaioの
仲を引き裂こうとするのか?などと失望の底にタイタニックと一緒に
沈んでいそうだったのですが、ですがそんな場合ではないので
時間をおいてまた電話してみました。
「すいませーん。売りきれちゃったんですよねー」
ある程度予想していた結末に「やっぱり・・・」などと思いながら
目の前の画像がかすんでいきました。しかしここで負けていたら
vaioには会えないていうか欲しいものは自分で奪うんだよそうだよ
ブラザー!でも本当に奪ったら泥棒でつかまっちゃうんだよシスター!
おそるおそる電話で聞いてみました。
「次の入荷はあるんですが?」
「来週入りますよ」
「へ?」
「今回は3台くらいだったからすぐ売りきれちゃったんですよー」
「予約ってできます?」
「はいはい。お名前とお電話番号お願いします」
この瞬間永い間、ユダヤ民族が2000年もの間さまよいイスラエルを
建国した期間に匹敵するような長い戦いは終焉を迎えたのでした。
ふと窓を眺めると今年の冬、初めて降り出していた雨があがり
雲の切れ間から光が差し込んでいました・・・ああ神よ・・・
とはいえ予約だけしただけなので、まだ勝利したわけではないのですが(笑)