水辺が続きますが。

私は、26年松戸に住んでいます。
近くを江戸川が流れている。

江戸川。

子供の頃からよく行っていたし、大人になった今でもよく行く。

小学校の時は、徒歩遠足というのがあって、江戸川まで歩いていくという遠足で毎年行った。
中学に入ってからは、恋人と手をつないで歩いた。
浪人した時は、よく土手ででる単をやった。
大学に入ってからは、ほとんど行かなくなった。

けど、社会人になって、車に乗るようになってから、仕事の途中で、とか、夜、男と行っていちゃこいたりするようになった。
窓が曇るのよね。ってなんの話だか。

結婚してからは、もっぱら、日曜の昼間、心を癒しにだーりんと行く場所になっている。

川辺にはたくさんのいろんな人がいる。

犬の散歩の人。
走ってる人。
サイクリングの人。
釣り人。
バーベキューの人。
単なる散歩の人。
セリフを練習する役者の卵。
ぼんやりしてる人。
虫取りする子供。

そして、なぜかトランペット吹き。
20年前からずっといる。

同じ人かどうかは定かじゃないが、そのトランペット吹きは昔も今もとてもへたくそ。

なのに。
このへたくそなトランペットが聞こえると、なぜか安心してしまう。
なぜだろう。

生きてるなって実感するんだよね。