キス。

どれくらいの重さに捉えています?


遥か彼方昔。
純情少女ゆりこさんは、エッチとキスを同一の延長線上に考えていたように思う。

ところが今は少し違う。

たぶんエッチは好きじゃなくてもできる。

好きじゃない人と寝たことはないけど、好きだと勘違いしていて、寝た瞬間「間違えた!」と感じたことがあったから。
でも、その後もその人と何回か寝た。

愛がなくてもsexはできる。
でも、愛がなければ、楽しくないし、気持ちよくない。
と、思う。
でも、できる。たぶん。
したくないけど。

じゃぁ、キスは?

酔っ払うと無差別キスマシンガンに変身する男が昔いたが(そりゃうちのダンナじゃ。)きっと、あれはさみしさを紛らわす究極のスキンシップだったんじゃぁないだろうか。
勝手な推測ですが。

現に今はさみしくないからしてない。(はず。)

なんでキスはあんなにも愛を感じてしまうのだろう。

キスされると未だに泣きたくなる瞬間がある。
もう、キスという行為に慣れっこになっているはずの不感症ぎみの心が揺れる。

キスは好きじゃない人にはあたしはできない。
心が拒絶反応を示す。

でも、なんでなんだろう?
下はよくて、上はだめ。

変ね。





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