「疲れた。」
と、あたしは日記でよく書くけれど、実際の生活ではあんまり言葉に出しません。
出さないようにしている、と言った方が正しいかもしれない。

「疲れた疲れた。」とやたらめったら言いまくる人が嫌いです。
知ってるよ。あたしだって、みんなだって疲れてるよ。
世の中全員疲れてるよ！

と言ってやりたくなるからです。

日記は、人とのコミュニケーションと言うよりは、自分のための穴。

だから、ここでは正直に自分の思いを吐露するけれど、現実生活ではそうも行きません。
疲れてたってやらなきゃならないことは山積みだし、やりたいこともたくさんある。何より楽しく生きたい。

「疲れた。」を連呼すると、周りの人は疲れる。というか、うんざりする。
自分もそう口に出して言うことによって、更に疲れる。というか、疲れていることを更に認識する。
頭の中にあるだけじゃなくて、口に出して言って耳から音として入ってくると、妙に現実味を帯びたように感じるのです。
そんな気がします。

どうせ口に出すなら、「楽しいなぁー。幸せだなぁー。おいしいなぁー。」そういう言葉がいいね。

あたしは滅入ってくると、車の中で熱唱してみたり、意味もなく声に出して笑ってみたり、いい天気だなぁ！と大声で言ってみたりします。

これだけで、かなりすっきりする。

わたし流のイメトレ。