オールド・イングリッシュ・シープドッグ

めずらしい犬種なので、ここでちょっと紹介♪


犬種名の通り、イギリスの牧羊犬で、現在のオールドの元(祖先)となる犬が古い犬種だったことから「オールド」とい う名前がついたと考えられていますが、17世紀以前のことはよく分かっていません。
牧羊犬といっても、ボーダーコリーのように、牧場で羊や牛の群れをコントロールする仕事をしていたわけではなく、羊 や牛を市場へ運ぶときの群れ追いに使われていたようです。
群れ追いの仕事は、護送の途中であらわれる家畜泥棒や他の獣の襲来に目を光らせ、ときにはそれと戦わなけれ ばならないので、おそろしいほどに大きく力強い犬であることが必要でした。
特徴としては、見て分かる通りの、全身を覆うダブルコートの長い毛。目も隠れてしまっていて、前が見えているのか どうか不安になるくらいです。
そして、短い尾。この犬種は生まれつき尾が短いものが多く、かつては、免税の印として断尾の習慣もあったことから 、はために見て尾がないように見えます。喜びを表現するとき、普通犬はしっぽを振りますが、オールドはしっぽがないため、お尻をフリフリします。すごくかわいいです。
そして、速足や並足のときに、側対歩といって、片側の前足と後ろ足を同時に出す、象のような歩き方をします。
腰の位置が肩よりも高いので、横から見ると正方形のように見えます。

とにかく毛の手入れが大変です。こまめにブラッシングをしてあげることが重要です。また、たれ耳なので、耳掃除もこまめにしてあげることが大切です。
オールドは噛み癖があるとよく言われます。また、性格も、目が隠れている犬は、ずるがしこい犬が多いと言われています。しかし、我が家のチャーミーは、そういうことはないので、一般的な特徴と言われていますが、人間と同じく、犬それぞれでしょう。


心の支えとなる家族に戻るっ