育て方


噛む犬、泣く犬、暴れる犬、どんな犬も、しつけ次第、飼い主の接し方しだいです。

大型犬は成長が遅いので、2歳くらいまで結構むちゃくちゃやってくれます。
でも、甘噛みや飛びつき、喜んで興奮すると狂ったようになってしまう、などは、怪我をさせてしまう恐れがあるので、早い段階で辞めさせないとまずいです。
うちの子もよく甘噛みして、わたしの腕中傷だらけだった時期もあります。
とにかく、人の手を口に入れたり、飛びついたり、興奮しすぎてきたりしたら、手のひらを返したように遊びをやめ、しかとし続けることです。
叱ったりしない。無視を決め込む。目も合わせない。
ワンコは戸惑うと思います。
そこへ静かに低い声で「すわれ」

ちゃんと座ったらほめる。
で、落ち着いたら、遊び再開。
おそらく、またすぐに噛むなどの問題行為をするとおもいます。
再び遊びをやめて完全しかとする。
落ち着く。
また遊ぶ。
と根気よく繰り返す。
一度も例外を作らないようにしてくださいね。
人間のほうも結構しんどいですけど、とにかくこのスパイラルを一生続くのか?ってくらい続けてください。
そのうち、噛んだり、飛びついたり、興奮しすぎたら、遊んでもらえないということがわかって、やらなくなります。

犬は、しかとをされるのが何よりも一番嫌なんだそうです。
叱られたりするのは、反応があるので逆に喜んでしまうパターンも多いのだとか。
いけないことをしたら、とにかく遊ばない、無視する、目を合わせない。
低く冷静な声で、「すわれ」
といっても聞かないようであれば、ひたすら無視。
しばらくしてまた「すわれ」
きちんとおとなしく座ったら、満面の笑みでよしよしをたくさんしてとってもほめてあげます。

しかとするときと、ほめるとき・遊ぶときを、大げさにメリハリをつけてやると、ワンコに判りやすいです。
舞台俳優になった気持ちで、大げさにアクションしてください。

あとは、わたしは噛み返したりもしましたね。
子犬は兄弟同士のじゃれあいで、飛びつきや甘噛みなどをやめることを学ぶといいますから、わたしが兄弟犬になったつもりで、やられたことを全部やり返してみたりしました。
でも、これは噛まれると痛いっていうことを判ってもらうことはできましたが、それ以外は効果なかったですw

あとは、嫌なことされたとき、さめざめと悲しそうに肩を落として泣くというのをやりました。
噛まれたり粗相されたりしたときに。
これも結構効果ありました。

叱り方って本当に難しいし、間違ってしまうことが多いので、無視&泣くorほめる喜ぶ遊ぶ のメリハリがわたしはうまくしつけに使えました。

しかし、演技力と精神力がかなり必要です。


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