海野、海で癒されるの巻
(2003年11月9日)
9日〜10日とわずか1泊ですが、
真鶴に行ってきました。
日ごろからお世話になっている
某企業監査役のN翁との男二人旅です。


品川から新幹線で30分。
小田原からは東海道線でわずか3駅。
麻布十番からは約1時間で真鶴です。
こんなに近いとは思いませんでした。
正直、びっくり。

日頃の疲れを癒すには、
行くまでに疲れないのってスゴク重要です。
その点、真鶴はとてもよい距離感です。

あいにく天気は曇天〜雨天でしたが、
グレイッシュな空と海が穏やかで、
キラキラしていないところが、
ちょっと疲れ目の僕には優しかった。

宿泊したのは、
ラ・シェネガというお洒落なホテル。
ま、翁と若造という二人にはちょっと不似合いな設定でした。(笑)

ロビーでぼんやり
海を見ながらビールを飲んでから、
夕食までの時間、福浦漁港まで散歩。

国道135号線沿いにはソテツとススキ。
南国情緒と秋の風情の同居は
不思議な寂寥感を演出しています。

テトラポッドに座って、海を見ました。
天気は悪いのですが、それはやはり薄暮。
辺りが暗くなるにつれて、
空と海が同じ色になっていきます。
その様子をぼんやりと眺めていました。
空と海が交じり合うように、なんだか
ちょっと疲れが融けたような気がしました。

真鶴港近くの寿司屋で
近海のヒカリモノ(美味!)を頂き、
バーでシャンパンを1杯。
そしてジ・エンド。
20時には泥のように
幸福な眠りに落ちました。

ああ、近いうちにまた行きたいな。
(撮影:SO505i)