年越し@強羅温泉の巻
(2003年12月31日〜2004年1月1日)
後半にかけてまさに休みなく
働くことになってしまった2003年。
最後の最後に少しだけ、
休めることになりました。
ダメモトで依頼していたキャンセル待ちにOKの電話がかかってきたのです。

わーい。
ということで箱根で年越しと相成りました。
向かったのは、強羅花壇。
名旅館としていろいろな雑誌にも
頻繁に登場している宿です。
でも我々には初体験。
高級旅館ってどんなとこ?
と興味津々で行ってきました。

年末なのに、10℃を超える暖かい陽気。
道路のコンディションもよく、
ひどい渋滞にも巻き込まれずに、
無事、宿に到着。
思いのほか、大きな建物。
長いファサードや吹き抜けのロビーなど
建築はかなりモダンです。
(写真に収めるのを忘れてますが。失敬)

お部屋は坪庭付きでシンプルなもの。
でも床暖房とエアコンで
かなりポカポカな状態でした。
部屋には加湿器も完備されていて、
顧客のニーズに敏感な様子が伺えます。

温泉(さすがに撮影してません)は
ロビーから長い渡り廊下を
通って行くのですが、ここは寒い!
でも、帰りはポカポカで気になりません。

大晦日の夕食は懐石。
最後には年越しそばも出て、
ボリュームも僕らには十分でした。
美味しく頂き、さらに温泉でリラックス。
妻がエステの間、テレビなど観て、
ただゆっくりしているだけ。
でもこうした時間がいかに貴重か、
あらためて分かりました。

そして、2004年、こんにちは。
朝から豪華な御節料理。
運転を控えて「ビール!」と言えないのが
ちょっと残念でした。

ちょっとモカさん入ってますが(笑)
朝ごはんを撮影してみました。
お料理は、金時人参や梅干、昆布、
蜜柑など、小さなひとかけらでさえ
しっかり仕事がされていて感心しました。

今回の宿泊で分かったこと。
それなりのものには
それなりの理由がある、ということ。
顧客満足とは奥深い、ということ。
お正月はやはりハワイより日本がいい、
ということ。
働くひとにはそれなりの
リラックス予算(笑)が必要だ、ということ。

昨年後半では少なくなっていた
妻の満面の笑顔を見ながら、
しっかり働いてしっかり休もう、という
今年の方針を決めた僕でした。