手でカリコリ


■2012.0509(水)
●〜しまくりんぐ
 〜しまくりんぐ、って言い回しが世にありますわな。市民権を得てるかどうか判断が微妙なところだけれど、ある一定の地位と立場は確保された地口だ。
 この言葉って、震源地はどこらへんなのだろう。仕事で使おうとしてはたと迷ったのです。芸能人のラジオとかだったらまあ借用しても問題ないけれど、何かの作品タイトルとか由来だったらちとマズイ。たとえば妹尾河童著『河童が喝破しまくりんぐ』みたいな。あっと、これは単なるオレの思い付きであって、もちろんこんなエッセイは実在しません。
 さらに調べてみたところ、どうやら2ちゃんねる発らしい。んー、ホントかなあ? 2ちゃん用語って、2ちゃんが震源じゃないケースがままあるからなあ。十数年遅れで市民権を得た「中の人」とか。
 ちょっと保留。仕事に用いる前にこの日記で使って、使い勝手を試すです。

●誤字フォント
 誤字フォント、という悪ふざけを思い付いたのだが、どうだろう。職場の同僚のPCに仕込めばさぞや面白いいたずらになりまくりんぐ。
 それは何かというと、一般的なフォントを加工して作る TTF だ。MSPゴシックとかMS明朝とかをいじって作ります。たとえば「首」の字の「自」を「白」にしたり、「鳩」の「九」と「鳥」を「丸」と「烏」にしたりします。違いが微妙なので、予告なくすり替えられるとほとんどの人は気づかない。それが原因で新たな漢字が産まれちゃったりして。教育現場が混乱しちゃったりして。それに目を付けた某仮想敵国が糸を引いて教育水準失墜を謀ったりして。夢は広がりまくりんぐ。

 フリーで配布したりしたらきっと世間の大迷惑です。フィッシングサイト的にリンクを踏んだ人のを勝手に入れ替えるようにしちゃったら、これはもう立派なウィルス扱いだ。イカタコウィルスは器物損壊罪で執行猶予なしの2年4ヵ月だそうだから、同じぐらいは喰らいこみまくりんぐ。フォントの改造作業ってものすごーく大変そうだし、悪ふざけとしては手間に見合わなさそうだ。腰も引けまくりんぐ。
 やっぱダメだ、〜まくりんぐ。


■2012.0508(火)
●くるみ
 旧友と新宿で会食。久しぶりに入った店のメニューがちょっとしょぼくなってました。

 帰りがけ。アルタ横の果物屋で、殻付きの胡桃を見つけた。ここを通りすがるたび覗いていたのに、何年も何年も見たことのなかった堅果。ひと網500円也。
 十年ぶりぐらいの再会に嬉々として二袋購入し、二つ三つ掴み出して旧友に進呈する。「帰りがけの電車内、手でカリコリおやりください」と。

 この「胡桃を手でカリコリやる」という行為を、オレはかなり中二病っぽい仕草だと感じる。かっこつけた悪役が常に手でカリコリ、敵か味方か謎の実力者がカリコリ、手ひどい傷を負った主人公がリハビリでカリコリ。そんなイメージがあるのです。
 でもこのイメージって、どこから湧いてきてるのだろう? 具体的に作品例がどうしても思い当らない。検索しても見当らない。きっと「猫をひざに抱いて部下を番号で呼ぶ悪のボス」ほどメジャーなイメージではないのだ。旧友もそれ何だっけって頭をひねっていました。調べ当たらないのはオレらの世代ローカルなものだからなのかもしれないな。

 遥か昔に過ぎ去った体力の黄金期、確かオレはこの堅果を握力だけで割ることができた。いま試してみるともちろん割れない。くるみってこんな堅かったっけ、などと思う……
 って、あれっ? 二ついっぺんに握ったらピシっていったぞ。思い切り握ったら難なく割れた。オレってまだまだ黄金期? ぅひゃっほう♪
 浮かれつつ調べたら、なーんだ、コツを掴めば誰でも割れるらしい。ぬか喜びでした。あとはせめて手でカリコリいわせて、リハビリ中の主人公気分を味わおう。

●端くれが偉そうに
 猫ひろしサンという芸人さんが、オリンピックに出れなくなったそうだ。
 オレはポルノ屋なんかやってて日本人の末席をけがす者だが、この人の五輪がらみの立ち居振る舞いは日本人の端くれとして恥ずかしく感じていたので、五輪上層部のこの裁定は祥報に聞こえる。願わくばご本人も、今後は襟を正し、残る生涯を祖国カンボジアに捧げられよかしと望みたい。それが民族としての日本人の矜持だと思うです。端くれが偉そうですいませんスイマセン。


■2012.0506(日)
●せっけん
 風呂場で使うせっけんの真ん中がへこんできた。さながら砥ぎ減りした砥石のようだ。
 そしてきょう、真っ二つに折れた。記憶にある限り、これは初めての出来事だ。いつもはまわりからまんべんなくチビっていくものな。
 なぜこういう事態に至ったか、その理由ははっきりしている。手洗い専用の薬用液体せっけんというのをこないだから導入したからだ。ポンプ式でぴゅぴゅっと薬液を出すやつ。土をいじっていたらものもらいが出来たんで、それ対策に導入したのです。となるとせっけんは坊主頭を洗うときにしか使わない。したがって頭部のアールに従って真ん中だけ削れてしまった、と。

 いや、そんだけの話です。世界に発信するオレ的メッセージなどは何も含まれていません。あえていうなら、せっけんで洗える坊主頭ってやっぱりイイなあ、と。それとこの薬用液体せっけんてやつ、あんまりイイ匂いじゃないなあ、と。

●オレのバカ
 あっそうだ! 折れたせっけん見てて思い当たった。
 風呂場の壁や鏡が、ずいぶん汚れているのです。固くこびりついた薄い汚れの層は、塩素系洗剤をぶっかけてもびくともしやがらない。メラミンスポンジも歯が立たない。カミソリの刃なんかでカリカリとやれば落ちるんだが、それだと一面疵だらけになっちゃう。
 どうにも打つ手なく、ずっと汚れたままにしてあったのだが、それを思い当ったのだ。風呂場の汚れって「湯垢」とか「せっけん垢」とかっていうじゃん。そしてせっけんてアルカリ性じゃん。そしたらアルカリにアルカリをぶっかけたって逆効果なんじゃん?
 食酢をぶっかけてラップを貼り、一時間後にたわしでこすってみた。するとあら不思議、あれほど手こずった汚れがみるみる落ちるじゃありませんか!

 って、考えてみれば当たり前だよな。なにゆえオレはこんな簡単なことに今まで思い至らなかったのだろう。どうして風呂場の壁や鏡に塩素系洗剤を、無批判無前提にぶっかけていたのだろう。バカばか、オレのバカ。世界に発信・オレのバカ。


■2012.0504(金)
●ちゅっこ
 これはまったくオレだけの事情なんだが。
 全角ダブルクオート右×2。あれを括弧として用いてるサイトを見ると、なんだか激しくイライラする。”こういうやつ”
 ’シングルクオート右×2’もダメだ。目も頭も受け付けず、指は打鍵を拒否する。「これは括弧じゃなくてアポストロフィーでしょっ!」みたいな。
 これが“全角ダブルクオート左右”だとぜんぜん問題なし。"半角ダブルクオート"もまあ許容できる。‘全角シングルクオート左右’はオレは使わないけど、目に入ってきてもイヤじゃない。

 この差はどこからくるのか、その理由はわりとはっきりしている。ゲームの文章屋が演出方さんにテキストを渡すとき、「括弧がバランスしていない」状態はとても恥ずかしいことだからだ。仕事を急いでるとときどきやっちゃうけどなテヘペロ。
 それと。"半角ダブルクオート"は納品本文には絶対に使わない。これをすんなり呑んでくれるエンジンはあまり見たことがないし、まれに出逢った""使用可エンジンは、コマンドがぜんぶ2バイト文字(!)などという、オレの心にダメージを付けてくるものだった。なのにオレが""を許容できるのは、HTML書式yやオレ道具の桐5で多用するからだ。
 まあ要するに、ものすごーくレンジの狭い職業病ですわね。困るのは、オレの絡んだ仕事を商ってくださるお店に”全角ダブルクオート右×2”を用いるところがけっこう多いことだ。だからきょうもイライラしてます。もちろんまったくオレだけの事情として。

 ちなみに余談。オレは「ちゅっこ」と入力→変換して「‘’」と「“”」を呼んでいる。「ちゅみたいな括弧」という連想だ。もちろんこれもオレだけの事情。

■2012.0503(木)
●新旧比較
《つづかれる》
 承前。ドライバーをインストール。無線LANを設定すると便利な機能があれこれ使えるらしいのだが、でも外出先から紙出力とかオレ絶対やらないし、旧態依然のUSBケーブルで充分だ。
 USBの差し口に「結線はドライバーインスコ後に!」って絵文字のシールが貼ってあるのが親切だ。ここは忘れないようにしないとな。旧機材はここを間違えるとハマってしまって、ドライバーの再インストールもアンインストールもできなくなってしまう罠設計だったのだ。今回もそうなのかどうかはわからないが、でも物見高く試そうなどとはいう気はちょっと起きない。

 セットアップは順当に終了した。次は新旧を比較してみよう。これが古いほう。これが新しいほうその仕様。十年の進化の何たるかを確かめてくれるヮ。

▼プリンター機能
 写真ではない画像、罫線混じりの文字などをプリントしてみる。

 印刷品質。んー。インクが新しくなったぶんきれいに印刷されてはいるけれど、古いほうに比べてガッツリ改善されたって気はしない。紙が悪いのかもしれんな。そういやこのコピー用紙、いつ買ったんだっけ。紙の話はちょっと別項。

 排紙トレイが収納式だ。玩具然とした折り畳みのハンガー。機能的にはまあ可もなく不可もなく。って、不遜な物言いだな。ええと、これで必要にして充分。

 印字速度。いい感じに早い。だが古いほうもかなり早かったし、比較の上では互角ですな。

 以上まとめ。紙にプリントアウトする機能については、新旧に大差なし。印刷技術そのものは十年前すでに完成していたのだろう。以降はインクの燃費改良、無線LANで使える便利な機能、といった方向に進化してきたものと見る。

▼用紙について
 古い機械では、これはオレの使いかたが悪かったのかもしれんが、請求書がB5用紙にうまく印刷できなかった。勝手に縮められちゃうのだ。しかたないからA4にプリントして端っこを断ち切ってました。新しい機械では嬉しいことに、問題なく印刷できる。もうあんな無駄手間は要らない。これだけでもありがたい。
 今まで常用してたA4用紙は外し、用紙トレイにB5をどかどかと挿す。二段トレイって書いてあるからA4とB5が同時に挿せるのかなって思ったら、二段めは葉書とかフォト用紙置き場でした。
 んんー。B5はA4より激しく黄ばんでるぜ。何年前の紙だ、これ? 仕事の場から紙を放逐しようと試みはじめて十数年、コピー用紙500枚の束を使い切るのはなかなかただごとではない。よし頑張って仕事して、この80枚入るトレイの用紙をすべて請求書で使い尽くしてやるゼ! ええっと、この機械が潰れるまでには。なんとか。

▼スキャナー機能
 うわっ、速っ!
 旧機材は、走査領域を決めるため雑にスキャン→本番用にゆっくりスキャン、という動作工程で苛立たされたのだが、今回はそれがない。いや……よく動作を見ていると、やっぱりある。それを感じさせないほどCCD部の動作が速いのだ。
 出力解像度も前に比べて選びやすい。精度そのものも上がってるように感じる。スキャンしたデータの渡しかたもずいぶん洗練されている。スキャナー機能はこの十年で長足の進歩を遂げてました。

▼カードリーダー機能
 カードリーダー穴を見ると、おや、DUO、SD、MMCって口だけだ。CFがないぞ。まあ当節コンパクトフラッシュでもないんだろうけれど、実はオレはいまだにシグマリオンなんて機械を使っているので、CFの口がないのはちょっとだけ困る。
 えーっと、どうしようかな。代替ルートはいくらでもあるんだが、どれもそれなりに面倒だ。

  1.SDと、SD→CF変換アダプタを調達してくる。
  2.CF→PCMCIA変換アダプタを使いノートPC経由で読み書きする。
  3.シグマリオンはもう捨てる。

 思案しながら古い道具箱を覗いてみたところ、大昔のカードリーダーが発掘された。このガラクタ箱に入ってるってことはもう10年以上前の品物だ。試してみると難なく動きます。
 大きめのSDを調達してきてバックアップも兼ねちゃおうかと思ってたけど、これがあるんならCFでいいや。プリンターについてる口は当面使わない。CFはカードリーダー経由でシグマリオン専用だ。いまどきシグマリオンでもないんだろうけど、外出時のテキストリーダーとしてすごく便利なので、これは手放せない。

▼まとめ
 プリンター機能は燃費の検証待ち。旧型より悪くなっているところは何一つない。
 スキャナー機能は最高に素晴らしい。十年の進化に乾杯。
 カードリーダー機能は、今日の市況に実に過不足ない構成だと思う。オレにはちょっとだけ不便だけれど、これはこっちのほうが特殊事情だから文句は言えない。
 総評。イイ買い物しました。やっぱヒュレパカ最高! こんなイイ機械が4000円で買えちゃうんだからやっぱり世間はデフレだよな。

 さてさて。長々と書いてきたプリンター話ですが。今回でいったん終了です。つづきは古い機材の廃棄時、そしてインクの換装時になります。オレ用メモを水増ししたみたいな日記ですいませんでした。って、そりゃ元からか、ゲハハハ。


■2012.0502(水)
●届いた
《つづかれる》
 承前。買った物が届いた。
 バリバリと開封し、ベリベリと内袋を剥いでチャクチャクと設置しちゃえばいいんだが、PC関係の品物を新調するのは久しぶりなので、ちょっと念入りに作業して、そして日記ネタにしてみる。

 箱を開ける。おや、何かバッグが入ってるじゃないの。さてはガラクタを詰めて送るインチキ通販に引っ掛かったかと一瞬思ったけれど、いや違う。なんかデニムっぽい化繊地のバッグだ。見本市とか行くと景気のいい企業が配ってるようなヤツ。プリンター本体がそれに入っているのです。へー、こりゃイイや。ビニール梱包よりよっぽど気が利いてらあ。
 輸送中に蓋が開かないよう、本体は随処にテープ止めがしてある。感心したのは、剥がしやすいよう全てのテープに手作業で折り返しが付けてあることだ。すごくていねいな仕事です。これ、どこでアセンブリしてんの? これがもし中国での仕事なら、日本にはもう出る幕ないね。

 えーっと。取説がありませんな。あるにはあるんだけど、ごく薄めのセットアップガイドみたいなやつだ。通電すると液晶に説明動画が映るからそのとおりにしろと書いてある。通電したらホントそのとおりになった。いいねー、こういうの。一般家電ならいざ知らず、PC関係製品はこうでなくっちゃ。
 セットアップで迷うことは、でんでん虫以上の知性を備えた作業者ならば何もない。液晶画面を押して動画のとおりにすればいいだけだ。つうか当節はこんな4000円の機械にタッチパネルのカラー液晶なんてのが登載されてるんですな。十年ひと昔とはよく言ったものです。

 懸案のインクについて。
「SetUp」って書いてあるカートリッジ=純製品で「初期化」しろ、とメッセージが出た。書いてない互換品では初期化できないのだそうだ。
 その初期化って、どのタイミングで要求されるのだろう? ちょくちょくされるようだと困るぞ。互換インクが使えなくなるかもしれない。この互換品は純製品のICチップを剥ぎ取って移植して使うのだ。インクで稼ぐビジネスモデルである以上、この移植で「SetUp」の機能が失われてしまうのでは、などと懸念する。
 とりあえず電源コード外したぐらいでは初期化を要求されたりはしなかった。んんー、まあいいや。要求されたときに考えよう。4000円なら最悪、本体ごと買い替えたって痛くない。以下オレ用リンク。

  小さいボトル
  青:CB318HJ
  赤:CB319HJ
  黄:CB320HJ
  お徳用
  黒:CB321HJ ※生産中止らしい
  黒:CN684HJ
  青:CB323HJ
  赤:CB324HJ
  黄:CB325HJ
  4色:CR281AA 4色の互換品

 古いのをどけた跡地に設置する。縦横奥ともに古いのより一回り小さくなっている。これで隣のPCの排熱が良くなるゼ。それと、天板がフラットなのが嬉しいねえ。前のは妙なアールがついていて上に物を載せられなかったのだ。別に重い物を載せたいんじゃなくって、印刷した紙をちょっと置いとけないプリンターってストレス溜まるじゃないですか。
《つづく》

■2012.0501(火)
●刻み合い
つづかれる
 承前。プリンターを新調する運びとなった。月をまたいで引っ張るよこの話、まだもうちょっと。例によってリンク張りまくりですがオレ参考用、余人踏是無意味。

 今回つぶれた機械は十年ほども過不足なく役に立ってくれたので、新調品の検討対象も同メーカー一択だ。それでもいちおう念のため全体を見渡してみたところ、やっぱりここ=ヒューレットパッカードのが一番安い。シェアの低い土地で懸命に頑張るこのいじらしさ。やっぱりhp一択だな。

 検討対象は二機種。こっちは最強に安いほう。こっちちょびっと高いほう。高いほうがちょっとだけ新しい。二週間ぐらい。同時期発売の廉価機と標準機、という扱いなのでしょう。
 値段推移を見てみると、二機種とも値下がりがすごい。いくらなんでもこんな暴落するか?と思ってレビューなんかを丹念に読みこんでみたところ、なるほど、造りが雑で不具合が生じるケースがままあると。特に安いほうは紙を斜めに呑んじゃいがちなんだそうだ。高いほうはその改善版らしい。

 印刷がときどき斜めになるぐらい大した不具合じゃないんだが、あ゛ーいや、けっこうな不具合かやっぱり。でもそれよりも、安いほうは給紙トレイが開放型なのがちとイヤだ。今まで使ってたのも開放型、つまり用紙を剥き出しで給紙口に差しておくタイプなんだけれど、これって紙がほこりを呑んじゃうのだ。結果、紙をたぐるローラーにほこりが伝染るので、ときどき分解掃除が必要になる。それで何度か困ったことがあったのでした。決まりだな。高いほうにしよう。値段も千円強しか変わらない。
 送料やら振込手数料をざっと計算し、一番安い店で注文した。前に買ったときもすでに価格comはあったけれど、今回はなんだか比較検討がしやすくなってる気がする。前回はあっちを開きこっちを開きしてメモを取ったもの。オレが色カートリッジを二本空ける間に文明はどんどん進歩していく。

 注文完了の直後、スペックを確かめようと思ってもう一度価格comを開いたところ、あれっ、値下がりしてるじゃないの。オレの買った店がさっきから1円値下げしている。どうやら他店と競り合っているらしい。片方が1円下げるともう片方が2円下げるといった刻み合いを、30分おきぐらいに積み重ねている。最安店の地位を守ろうとしてるんだろうな。大変なんですね、今どきの通販商売って。
 結局その日のうちに、オレ購入価格から7円下がった。と思ったら、オレ購入店が前触れなく800円ばかりも値上げした。チキンレースから脱落したのだろう。
 なんか壮絶なドラマを見たような気がする。商いの花を咲かせるのも大変ですのう。
《つづく》

●のんでなかったワ
 ちょうどひと月前の日記で「2TB級ハードディスクが値下がりしない、てっきりカルテルやってるワ」って書いた。きょうは慎んでその発言を修正します。このひと月で千円ばかり値下りしたのだ。やってないワ、カルテル。あらぬ誹謗をしちゃってゴメンねウェジさん、しげたサン。
 ひと月で一割下がるというこのジェットコースター感は、以前にも味わった記憶がある。一年ちょっと前、同じく2TB級がえぐりこむようにぐりぐりと安くなっていったあの時期だ。この調子でどんどん下がってください。六千円を割ったらドカ買いするから。

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