=head1 NAME Enjoy! Perl Programming - No.25 =head1 SYNOPSIS データの保存 - ファイル操作(6) =head1 DESCRIPTION Perl言語におけるファイル操作の6回目。 ファイルへの書込みについて考える。 =head2 ファイルにデータを書き込む ファイルにデータを書き込むときには次のようにする。 1.ファイルを書込みモードでオープンする 2.ファイルハンドルの位置にデータを書き込む 3.ファイルをクローズする 例を上げて見よう。 # [例題25-1] open FH, '>no25.write.txt' # 書込みモードでオープン or die "File open error: $!"; print FH 'Enjoy! Perl Programming'; # ファイルに書き込む print FH 'Enjoy! Perl Programming'; # もう1行ファイルに書き込む close FH; # ファイルクローズ open FH, 'no25.write.txt' # 読み込みモードでオープン or die "File open error: $!"; while () { print; # 内容を表示してみる } close FH; # ファイルクローズ # 出力結果 Enjoy! Perl ProgrammingEnjoy! Perl Programming この例では書き込んだ後にそのファイルをオープンして内容を確認している。 ここで重要なのは、ファイルにデータを書込むために "print" 関数 を使っている点だ。 "print" 関数の引数としてファイルハンドルを 与えることでファイルに書込むことが出来る。 ファイルハンドルと出力する値の間にはカンマが無いことも注意したい。 これまで "print" 関数は標準出力にデータを表示させるために 使っていた。 "print" 関数は引数のファイルハンドルを省略する と出力先を標準出力("STDOUT")とする。次は同じことを意味する。 print STDOUT 'Enjoy! Perl Programming'; # 標準出力に出力 print 'Enjoy! Perl Programming'; # 標準出力に出力 =head1 SEE ALSO "open","print" 関数のドキュメントページ。 "perlfaq5" マニュアルページ スクリプト実行環境 OS : Windows ME, NT4.0, 2000 Perl: ActivePerl v5.6.1 build 631 マガジン登録/解除 マガジン名:Enjoy! Perl Programming マガジンID:0000082873 登録/解除:http://www.lares.dti.ne.jp/~y-kazu/perl/ 配信   :週刊 編集/発行:吉田和弘(Yoshida Kazuhiro) E-Mail  :y-kazu@lares.dti.ne.jp このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を 利用して発行しています。http://www.mag2.com/ 感謝!!