◆創刊準備号◆2001.12.23発行 #===================================================================== #【 Enjoy! Perl Programming 】(エンジョイ! パール プログラミング) #===================================================================== # ・登録/解除:http://www.lares.dti.ne.jp/~y-kazu/perl/ # ・配 信 :毎週月曜 # ・編集/発行:Kazuhiro Yoshida(y-kazu@lares.dti.ne.jp) #===================================================================== ■このメールマガジンについて ### CGIから切り離された言語としてのPerlは自由で楽しい ### Perlの短いスクリプトを通しプログラミングの楽しさをお伝えできればと 考えています。 ---------------------------------------------------------------------- ■創刊準備号の内容 ●PerlはCGIでは無い ●言語としてのPerlは自由で楽しい ●参考資料 ●参考リンク ---------------------------------------------------------------------- ●PerlはCGIでは無い インターネットや書籍で無料配布されているCGIの多くがPerlで記述されて います。それ故、PerlがCGIだと思われる方も多いかもしれませんが、Perlは C言語やBASIC言語と同じ、プログラム言語です。CGIの書籍を購入し、勉強す れば掲示板の設置やカウンタの設置はできるようになるかもしれません。 自分のホームページに設置できればそれでいいのかもしれませんが、自分で CGIプログラムを書けたら、もっと面白いでしょう。それには最低一つのプロ グラミング言語を系統立てて学ぶ必要が有るでしょう。 Perlは初めてプログラミングを学ぶ方にとって最適な言語の一つだと思います 。 ●言語としてのPerlは自由で楽しい Perl言語で記述されたプログラムはスクリプトとも呼ばれます。Perlスクリ プトの実行には、C言語のようにコンパイル、リンクの必要がありません。 Perlスクリプトの実行環境がインストールされていれば、思い立ったらすぐに 記述してすぐに結果を見ることができます。 Perlで記述されたプログラムは読みにくいと聞きますが、それはPerlプログラ ミングの楽しさとは別のものです。Perlは同じ処理を何通りかの書き方で記述 できます。読みにくくも書ければ、読みやすくも書けるだけのことです。 Perlはプログラミングのスタイルを強制しません。自分が知っている知識の中 で自由にプログラムを書いていいのです。 ここまで知らないとプログラムが始められないということは、ありません。 知らないことがあってもへっちゃらです。覚えたての知識で今すぐに書き始め ましょう。 ●参考資料 Perlを学ぶにはPerlの言語処理系があれば十分なのかもしれません。インタ ーネットにもたくさんのサンプルや解説があります。Perlをインストールすれ ば、英文ですが標準のマニュアルページも見ることができます。 Perlでプログラミングをすればするほど、標準のマニュアル(perldoc)を参照 する機会が増えていきます。そうはいってもPerlにはすぐれた日本語の解説書 も存在します。書店で手にとって自分のイメージにあった本をお求めになると 、Perl言語の理解も進むかと思います。 Perlが初めてのプログラム言語であるという方には、わたしがPerl言語を学ぶ 際に購入した本が参考になるかもしれません。 ・Perl言語プログラミングレッスン 結城浩 著 ソフトバンクパブリッシング 発行 ・初めてのPerl第2版 Randal L. Schwartz Tom Christiansen 共著 オライリー・ジャパン 発行 ●参考リンク Perlは多くのOS上で動いています。わたしはWindowsに移植されたPerlを主に 使っています。LinuxやFreeBSDには標準でインストールされるようですし、Mac にも移植されています。 Perl言語処理系は下記インターネットサイトから無料で入手することが出来ま す。 ・Perl.com http://www.perl.com/ ---------------------------------------------------------------------- ■あとがき 今年もそろそろ終わりに近づいてきました。年末年始のまとまったお休み は、Perlの勉強を始めるよい機会かもしれません。