『Calling』YUTAKA FUKUOKA THE LATEST BEST
2003.1.22/TECI-1039/\2,900(税抜)
最近のメディア・ミックス楽曲を中心に収録した新曲も含むベスト・アルバム。

01:NS2001
     (テレビ朝日系「ニュースステーション」テーマ曲 ニュー・バージョン)
02:Trance Zone
   (テレビ朝日系「ニュースステーション」スポーツコーナー・テーマ曲)
03:Cerium-HISAKO
   (テレビ朝日系ドラマ「YASHA」挿入曲)
04:UN-TA
   (NHKスペシャル「巨大神殿は存在したのか」テーマ曲)
05:S.E.A Trance
   (NHK-FM「アジア・ポップス・ウインド」テーマ曲)
06:An Overtone Etude
   (NHKスペシャル「巨大神殿は存在したのか」挿入曲)
07:家路
   (*Lyric:shinya-b.)
08:Sun-Canal
   (日本系ワイド「レッツ!」テーマ曲)
09:Tapestry
   (Yen Calling)
10:DO-QU
   (テレビ東京系「奈良・飛鳥世界遺産の謎」テーマ曲)
11:YASHA
   (テレビ朝日系ドラマ「YASHA」テーマ曲)
12:Neo-Iwami Trance Etude
      NHK-BS列島スペシャル 福岡ユタカドキュメンタリー 「オタケビと神楽〜伝統が新しい音を創り出す」テーマ曲)
13:LULLABY
   (パフォーマンス「BEYOND THE KILLING FIELDS」エンディング・テーマ曲)
14:SEA CAVE
   (テレビ朝日系ドラマ「YASHA」挿入曲)
15:NS2000
     (テレビ朝日系「ニュースステーション」テーマ曲 オリジナル・バージョン)

----- ライナー -----

ここのところ様々なメディア、場所で音を作ったり雄叫んだりと、、フッと自分一人の時間が訪れるとワシはいったい?などと思うこともあるにはあるのだが、まあめったやたらとは経験出来ないめずらしい出来事も多いのでついホイホイと出かけてしまうカンボジア。まあここはゆっくりと一つの作品をなどと思わない事もないのだがこういうチャンスはめったやたらに来ないんじゃないかとも思いまたホイホイと石見神楽、、DIZZY DAY が続いている。

好奇心旺盛、下手の横好きはもう習性になっちゃっているのかはたまたストンと途切れる時が来るのか、、まだ分からないけれどそれぞれの仕事はとても面白く刺激的で当分は続けたいと思っている。作品自体ももちろんそうなのだがより作っている事の方を楽しんじゃってる感じがする。

今回のアルバムはそんな最近の仕事の一部分を集めて構成してある、言わば僕のワークスのオムニバスです。

これらの音は映像や物語り、パフォーマンス、その他の物と一緒になって成立している物も多いのだが区別する事無くこうして音だけで聞いてもとても楽しい。その時々に自分が何に興味があったのかも思い出される。
 

一つ一つの仕事 例えばカンボジアプロジェクトの「BEYOND THE KILLING FILEDS」や石見神楽などはそれだけで一枚のアルバムが出来る量の作品があるのだが今回はその一部のみの収録に成った。これらはチャンスがあればトータルアルバムとしても発表してみたい。

ということでみなさんも楽しんで聞いて下さい。

                福岡ユタカ (2001年8月3日)

---各曲解説(新曲中心)-------

01: NS2001
私は台湾のアミ族出身ではありません(笑)、島根は石見の産です。
いや時々間違えられるのでここいらでもう一度、オリジナルはワシだ!とばかりにしつこくニューバージョン!。しかし自分でいうのもなんですけれど良い曲ですね(笑)リメイクしてても楽しい。

02: Trance Zone [Nステ、、 SPORTSコーナー曲]
御存じNステ「スポーツコーナー」のテ−マ。
スポーツを見てどこが面白いか、興味があるかと言われれば、やはり常人には出来ない、あるいは人間技とは思えないプレーに遭遇する事です。(実は音楽も同じで)こういうプレーに出会うとある種神秘的な気持ちにすらなります。決して汗と涙と根性じゃ無くもっとクリスタルである意味では非人間的な空間、時間、、、ウ〜ム、、、そうは言ってもな〜かなか簡単にはそういういう瞬間には立ち会えないし、行けないのしょうが、、、、その前段階には、、日々の汗と涙と根性と地味な努力と。

03:UN-TA
NHKスペシャル「巨大神殿は存在したか?!」テーマ曲。
「雲太、和ニ、京三」これは平安時代の口遊に出て来る言葉でつまり古代においては出雲大社が(奈良の大仏殿よりも、京都の大極殿よりも)大きかった事を伝えているのですが。いったいどの位大きかったかと言うと、、、、、
ドドーン!と高さ十六丈(48m)!(一説には三十二丈というものまでありますが)
これはあまりに突拍子もない大きさで今まで真実見に欠けると言われて来たのですが、、、出て来ました2000年、その柱が。三本一組で直径約3m、巨大です。私も見に行って来ました、きっちりと(笑)。
ヤー本当だったんですね、、、ウ〜ンしかし再原CG図など見れば見るほど不可思議で巨大な建物です。
古代これを建てるのは大変だったと思います、一説には6年とも、正に建てる事自体が一つの大イベントに成っていたんじゃないかと、、、そんな気持ちがふつふつと、、、しかし何時一体誰が?、、諏訪の御柱との関係は?、、はたまた縄文巨木文明と関係は?、、、謎、謎、、、

その気持ちを持ちながらこの曲を作ったのですが、前半部分は御神楽の6調子(伝統的なビートです)を使いました。番組内のその他の音楽の作曲作業もやはり出雲出土の銅鐸なども使ったりして作業を進めました。

05 : S・E・A Trance

[NHK FM アジアン ポップス ウインド テーマ曲」
ギター:Natuki Kido 、パーカッション:Youichi Okabe.Whacho
昨年(2000年)の暮シンガポールでFlying Circus Projectというワークショップに参加したのだがそこではアジア中心に世界各国から50人にも及ぶコンテンポラリーアーティストが集まり3週間に渡ってくんずほぐれつ、、僕自身も多大な影響を受けたのであります。そんな折りちょうどこの音楽番組の話が来て、これはぴったしとばかりに作った曲がこれです。
テクノ、カンボジア、モロッコグナワ、バリ、、 トランス!

06: An Overtone Trance Etude(銅鐸ミニマル)
好き勝手に雄叫び始めてはや〜年、、やはり色々な歌い方に興味がありホーメイもその内の一つです。 倍音(Overtone)に集中して歌っていると言葉では言い表せないとても不可思議な気持ちに成ります。
何時もそうなのですが僕は歌い方を誰かについて正式に習った事はほとんど無く見よう見まね、聞きよう聞きまねでやって来ました。ホーメイはカンボジアでウ〜ウ〜唸っていたら徐々に倍音が出るように、、カンボジアでホーメイ?、、変な話しです(笑)
この曲はNHKスペシャル「巨大神殿は存在したか?(出雲大社)」の挿入曲でもあります。

07: 家路
詩:shin-ya b.
ギター:Natuki Kido 歌:NAXI

外国へ長期滞在してた折りにフッと思いついたメロディーです。大変けっこうなハードワークで(笑)、、、早く帰りたいなーなんて。そんな気持ちを知ってか知らずかシンヤが詩をつけてくれました。
途中入っているのは雲南はNAXI族の90歳のおじいちゃん。

08:SUN-CANNAL
コーラス:Vie Vie, ギター:Natuki Kido 、パーカッション:Youichi Okabe
人には色々と個性があり、それは音楽の趣味にも表れるのですが、一個人の中にもそれは在り例えばディープなノイズミュージックが好きな人でも朝っぱらからそればかりを聞くなんてことは、、まああまり無いと思います。
やはり朝はこのよーな気分で良いんじゃないでしょうか。
日本TV「LET'S 」テーマ曲です。

12: Neo-Iwami Trance Etude
歌と囃子:吉賀&美川西社中 パーカッション:Whacho

数年前から故郷の石見神楽と関わっていて色々と新しい事を試みています。こういう怪しい活動をしていると(嬉しい事に) 怪しい方が集まって来るもので(笑)
今回はNHKさんの提案により僕と石見神楽のジョイントパフォーマンス「YEN Calling with 石見神楽」を行いその制作過程も含めたものをTVドキュメンタリーに、、という話しになりました。
公演自体は2001年7月21日に僕の地元の長浜神社神楽殿で行われ大成功の内に終わりました。長年の夢が叶った感じです、感謝、感謝。
この曲はそこで行われた中の一曲ですがモチーフとして「神迎」「大蛇」などが入っています。パフォーマンス自体は神楽舞いも入っていてかなり時間も長いのですが今回は短かめに編集しました。前半は六調子、そしてミニマル、ライブではこの後さらに石見神楽独特の八調子が続きます。

13:Lullaby(Sleeping Song)
Vo:Em Theay

カンボジアの至宝エムティエイさん(御歳68歳)の子守歌です。
今年(2001年)彼女を中心としたカンボジアのアーティスト( 舞踏、影絵)達とドキュメンタリーパフォーマンス「BEYOND THE KILLING FILEDS」(演出:ONG Keng Sen)
にミュージカルデレクターとして参加しました。この曲はその時に作ったものの一つです。

これはタイトルにあるようにポルポト政権下で受けた彼等の大変悲惨な体験をドキュメンタリーとパフォーマンスによって表現してみようという試みだったのですがすばらしいパフォーマンスに成りました。
 特にエムティエイさんは御高齢(失礼)そして宮廷舞踏家と言う立場にも関わらずこういうラジカルな試みに積極的に取り組まれて本当に頭が下がります。

この公演はアメリカで行われたのですが出演者全員リハーサル以前のインタビュー、取材段階から行動を共にしかなりの長期間カンボジアに滞在しました。
エムティエイさんの歌の録音はこの折りに彼女の心の故郷とでも言うべきアンコールワットで行ったのですが彼女自身お子さんお孫さんをポルポト時代に亡くされているということもあり大変感慨深いレコーディングに成りました、「アクントラ」。

----スタッフクレジット---------------

All Songs Composed by "Yutaka Fukuoka(Yen Chang)"
All Lyrics Written by UR WORDS(Except 家路、Lullaby)
Lyric by Shinya-b. 家路

Voice by "Yutaka Fukuoka(Yen Chang)"
All keyboards Sampler & Computer Programing by Yutaka Fukuoka

Produced by Yutaka Fukuoka

Vo:Em Theay (Lullaby)/Katumi Yosiga(Neo-Iwami Trance Etude)
Guitar:Natsuki Kido
Percussion:Youichi Okabe/Whacho
OHAYASI:Iwami-kagura Shachu
Chorus::Vievie(Let's)/NAXI(家路)

A & R Producer:Akira Noguchi(Imperial Records)

Promotion Staff:Yasuyuki Tsukamoto(Imperial Records)
Sales Promotion Staff:Toshio Oe(Teichiku Entertainment,Inc.)

Recorded & Mixed by Ryo Uemura/Kiyoshi Okabe
Assistant Engineer:〇〇〇 Kashiwagi
Recorded & Mixed at Pick Up Studio/Think Sync Studio/Yen Studio
Recorded by Yutaka Fukuoka with Binaural Recording System
Recorded by Yoshihiko Koda at Yen Studio
Mastered by 〇〇〇 Yamamoto
Mastered at Avex Studio

Art Direction:Shinichi Hara
Designed by 〇〇〇〇 Yagi(Rice)

Executive Producer:Takafumi Muraki(Imperial Records)

Special Thanks to:
shinya-b./Jun Sakata/Takanori Oonishi/Takayuki Nishizawa/Akira Matuo/Thoru Ogawa/Takashi Shimono/Mikawa Nishi Shachu/Kameyama Shachu/Nagahama Shachu/Tetuo Uzu(Mayer of Hamada city)/Mikio Shibuya/Junji Harada & all friends in HAMADA
Naoki Nomura/Kyousuke Inoue/Tsutomu Iwasaki/Jun Kato
Hidetaka Sato/Motoko Sekiya
Ong Keng Sen & Theatreworks
Mann Kosal & Thong Kim Ann & Kim Bunton & Sotho Kulikar & Norlina Mohd("BEYOND THE KILLING FIELDS")
Oho Naohiro(KORG)/Shigenobu Kanno&Yano Yone(YAMAHA)/Masataka Fukuda/Mai&Eiko Yamane/Atuo Matumaru