『saju』/制作ノート

Sa:ju デビューにあたり

昨年友人から「面白い女性ボーカルの人がいるんだけど聞いてみない?」といわれました。その友人は僕によく一風変わった人を紹介するので、今度はどういう人なのか、と聞いたところ『Sa;ju』という方で何と中国は北京出身であられるとのこと、ム!、、香港、台湾とかはよく耳にするのですが、いよいよ4千年中国の本場北京からの登場とあれば聞かなければなりますまい。

はたして歌は?オオー、コ、これは!いきなりのハイトーンヴォイス中国民謡本格派。人の声、ヴォイスというものにこだわるオタケビストの私としては 『私欲作曲、編曲、全面制作全力投球料金低可、即即!!』 ということで今回のプロデュースに相成りました。\(^_^)/

聞くところによると(彼女は日本語もいけます)中国伝統的民族歌唱(特にチベット方面)はもちろんなのですが、西洋最新流行多少芸術的民族大衆踊音楽(エニグマ、深森、そしてYenchang『UR WORDS』:私、喜喜!m(_ _)mなど)も大変好きであられるとのこと。そして今回はデビューにあたり今まで中国、日本で本人がやってきたことの無い新しい物にチャレンジしたいとのこと。私としてはさらに目標は大きく、中国、日本発のいままでに無い個性的かつポップな物を作ろうと思ったのはいうまでもありません。

アルバムを聞いていただけると分かっていただけると思いますが、かなり思いきったアレンジで多方面から彼女の歌を押しだすことにトライしました(これは歌に力が無いとなかなか出来ることではありません)。そしてその試みは概ね達成出来たかなと思います。

制作して驚いたことは、中国語(ここでは北京語)の音楽的な乗りの美しさでした。日本語の場合ともすればリズムを遮断してしまうことがままあるのですが、北京語の何と流麗なことか!(もちろんSAJU本人の歌唱力に負うところが大きいのですが)、歌入れ(北京)の段階で曲がさらにスケールアップして行くのを間のあたりにして私をはじめスタッフ一同(中国側含む)は皆『我々確信此盤音楽的大成功!』 との思いをさらに強くしたのでした。

今回のアルバムは日本はもとより中国本土でも発売されます。(中国側はオール北京語で、日本盤と多少異なります) 作詞陣、ミュージシャンをはじめプロモビデオ隊などかなり多くの中国側のスタッフの方々との共同作業でした。双方ともはじめての経験で現場にはカタコトの北京語、日本語、英語(これが思ったより通じない)、漢字筆談、が飛び交い、かなり戸惑うことも多かったのですが、大変刺激に満ちた楽しい作業でした。限られたスケジュールの中皆不眠不休でがんばっていただきました。この場をお借りして双方のスタッフの方々に感謝いたします。 『トーシェー!』m(_ _)m。
ともあれアルバムは完成いたしました。いよいよSAJUのデビューです。私をはじめスタッフ一同かなり面白いアルバムが出来たと思っております。これからのSAJUの活躍に暖かい御支援御声援をよろしくお願いいたします。
それでは ザイチェン!

 YEN CHANG(福岡ユタカ)