This document was updated on 1998/03/24

表示系のγ補正の効果を見るための画像

表示系(ドライバ、ディスプレイカード、モニター)によって、色が異なって見えることはよくあります。
その訳は表示系によってγ(ガンマ)特性が違うからです。
そこで、表示系によってγ(ガンマ)補正をどのぐらい掛ければいいのかを簡単に知るための画像を作ってみました。

γ補正図 見たとおり、上から順にグレイ、赤、緑、青のγ補正値を現わしています。完全にガンマ補正が 掛かっている表示系の場合、中央の"1.0"と書かれた升がその周囲の網点に溶け込んで境界が 分からないはずです。そして数値が小さいほど升が暗く、数値が大きいほど升が明るく見えると思います。
ところが、補正が適正に掛かっていない表示系の場合、中央の升がはっきり見えると思います。例えば、 "1.5"の升よりは明るいけれど"2.0"の升よりは暗いといった感じ。このとき、升の下の数値がγ補正値の 目安になります。今の例の場合だと、1.5〜2.0ということで、1.8位でしょうか。
もしあなたが使っているディスプレイカードにγ補正の機能があるなら、この数字の分だけ補正を 掛けてみてください。今度は中央の"1.0"の升が周囲に溶け込んで見えるはずです。そうならない場合は 数値を色々変えてみてください。この状態でこそ、true color(真実の色)が見えるわけです。
ホームに戻る