PHSのメリットとは?

まずは、なんと言っても「料金が安い」ことです。
基本料金\2700で通話料一分あたり\10+一通話\10。「発信先を3ヶ所限定で、基本料金\980&通話料一分あたり\10+一通話\10」という プランや「データ通信専用、使い放題で月当たり\4000」、地域限定ですが「二台目なら着信専用で基本料金\200」なんていうプ ランもあります。
携帯電話も競争激化で料金が下がってきていますが、基本料金と通話料金のトータルで考えればまだまだPHSの方が安い!(と思う)
※ただし、音声通話の場合、短時間(概ね30秒以内)の通話では携帯電話の通話料の方がPHSより安くなることがあります。
※表示価格は税抜き価格です。この価格に消費税が加算されます。

それから、音が良い。
音声転送速度は32kbps。家庭用デジタルコードレスホンをベースに開発されただけあり、音質の良さには定評があります。
ちなみに携帯電話はPDC方式(いわゆる「デジタル携帯電話」)で5.6〜11.2kbps、第3世代携帯で採用されているcdma方式で8kbpsで す。音声転送速度だけでは音質の良さは測れませんが、一つの目安にはなると思われます。
また、以前は「PHSは音声が途切れやすい」といわれていましたが、今では新技術の開発により、音声が途切れにくくなりました。

データ通信・情報サービスが便利。
PDC方式の携帯電話の通信速度が通常9.6kbps、パケット交換で最高28.8kbpsなのに対し、PHSは現行の回線交換で32k-64kbps、 パケット交換で32-128kbpsの速度で通信できます。
cdma方式ではcdmaOneがパケット交換で上り最高14.4kbps/下り最高64kbps、CDMA2000 1xがパケット交換で上り最高64kbps/下り最高144kbps、W-CDMA(FOMA)が回線交換で64kbps・パケット交換で上り最高 64kbps/下り最高384kbpsと、PHS以上の性能になってきましたが、料金面ではPHSがまだまだ有利!
また、すっかり携帯電話・PHSの用途として定着した文字情報サービスもPHSの方が安価、高速です。情報コンテンツ数ではNTTドコモの携帯電話のi- modeが一番ですが、i-modeの一般サイトを閲覧できるPHSも発売されています。
※パケット交換の情報サービスの場合、データ量によっては携帯電話の方が安い場合があります。また、メールサービスの場合、メールの種類によっては携帯電 話の方が安い場合があります。

電池の持ちがよい。
カタログを見比べてもらえば分かりますが、携帯電話が連続待ち受け200〜500時間に対して、、PHSは500〜1000時間。連続通話時間は携帯電話 が120〜200分に対して、PHSは5〜8時間。これはPHSが携帯電話に比べて出力の小さい基地局をきめ細かく設置しているため、端末からの電波の出 力も小さくできるためです。

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