◆ 県道7号線(大分県〜宮崎県) ◆
今日はいつもとちょっと視点を変えて(?)道路のご紹介です。大分県と宮崎県の県道7号線は大分県緒方町から宮崎県高千穂町までの山間部を走るなんとも味わい深い道路なのです。(私は2月のあたまにこの道を通りました。)
南国九州とはいえ、冬場の山間部では積雪や路面凍結にみまわれる可能性も
充分あるというのに、無謀にもチェーン無しで強行突破を試みることに…。(^^;)
まず、大分県側からこの県道7号線に入るとすぐに工事中で信号待ち。そこを抜けてしばらく走ると今ではあまり見かけなくなった丸型ポストが商店の軒先にあるのに気づいて、ほのぼのとした気分になりました。
でもそれもつかの間。道はどんどん険しくなり、離合不能なくらいの細い道になっていきました。(^^;)
時々、妙に興味をそそられるわき道を横目に見ながら、祖母山登山口を越え
道を登っていくと、かなり標高の高いところに来たようで、まわりの山並みがきれいに見渡せました。少しの間、車を止めて写真撮影。空気も澄み渡っ
ていて、この世を征服したかのような気分になりました。(^^)
そこからまたしばらく車を走らせていくと、北側の斜面にはすっかり凍りついた滝が…。生まれて初めての光景に、滝をバックに太い氷柱を持って記念撮影。(家に帰って現像された写真を見ると、氷の芸術の写真がどっさり。我を忘れて写真を撮りまくってたようです。(^^;))
峠のトンネル(ライトも無く、少しではありますが、氷柱が下がっていました。)を抜けるともう宮崎県高千穂町。宮崎県側は、山の南斜面になるので、滝が凍っているのはあまり見かけませんでしたが、道を下っていくにつれ左手に棚田や段段畑が一面に広がっているのが目に入ってきました。山里の光景は、心を和ませてくれました。(^^)
後で聞いたのですが、運転手は景色を楽しむ余裕が無かったと言っていました。それほど険しい道なのです。スピードも30〜40キロくらいしか出せないので、走破するのにかなりの時間を要します。(^^;)あと当然のことながら車酔いをする人には、ハードな道だと思います。(車を降りたとき、タイヤのすれた匂いがしました。(^^;))でも、山道好きの私にとっては、たまらない道でしたが…。
◇お立ち寄りスポット◇
●道の駅「原尻の滝」(大分県緒方町)
県道7号線の入り口付近にある休憩スポットです。大分名物のとり天や緒方名物の牛陶板焼が食べられるレストランや土産物屋等があり、県道7号線越えの際には、気合を入れるため、あるいは運転の疲れを取るために立ち寄ってみると良いと思います。外には日本の滝100選に選ばれ、日本のナイアガラとも呼ばれる原尻の滝や、工芸品などを販売しているショップもあります。
また緒方町原尻の滝周辺の一帯では、毎年4月の第1土曜から第3日曜にかけて、「チューリップフェスタ」が開催されます。今年は日蘭交流400周年を記念して、盛大に行われると思いますよ。(^^)
◇その他の情報◇
【関連URL】 http://www.coara.or.jp/~haraziri/index.html
(個人作成の緒方町ホームページ。原尻の滝やチューリップフェスタの情報や写真があります。その他、町の行事やおいしいお店などの情報もあり。)
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