◆ 地獄温泉 清風荘(温) ◆
清風荘は、国道325号線を長陽村役場から山の方へしばらく登ったところ(標高750m)にある、300年という古い歴史のある温泉です。古くから湯治場として知
られ、本館の佇まいなどからも歴史の重みが感じられます。山間の温泉ということで空気も澄んでおり、晴れた日の夜は空一面にたくさんの星を見上げることができます。
泉質は神経痛やリューマチに効くといわれる硫化水素泉で、風呂の種類も豊富です。入湯料の400円を払えば、すべてのお風呂をはしごできます。(^^)今でも湯治に来る人が多く、全国の温泉をまわったというような人から、温泉に浸かりながら面白い話を聞けることもあります。たくさんの風呂の中でも、私のおすすめは、「仇討の湯」と「すずめの湯」です。以下に簡単にご紹介します。
(仇討の湯)
女性専用の露天風呂です。男性用の露天風呂の上方にあり、その気になれば男性用露天風呂が覗けることから、この名前がつけられています。(私はやったことありませんが…)こういう造りの露天風呂はかなり珍しいと思いますよ。
(すずめの湯)
混浴の半露天風呂。お湯は濁っているので、肩まで浸かってしまえば、見える心配はありません。湯船の下の方に溜まっている泥を、顔や腕などに塗り、乾いてから洗い流すと、スベスベになります。ただこの泥は粒子が細かくて、タオルにつくとなかなか取れないので、あまり新しいものはもっていかない方がいいと思います。
◇その他の情報◇
地獄温泉 清風荘
【住所】熊本県阿蘇郡長陽村河陽2327
【TEL】09676-7-0005
【営業時間】不定
【定休日】なし
【関連HP】 http://www.yado.co.jp/kankou/kumamoto/aso/zigokuo/zigokuo.htm
(「写真満載九州観光」のページです。)
◇その他のおすすめの温泉◇
●ホテル 山王閣(熊本県阿蘇郡内牧482‐2 TEL:
0967-32-0625)
熊本にゆかりの深い明治の文豪、夏目漱石が、「二百十日」を書くにあたって宿泊した旅館で、漱石が泊まった部屋を当時のまま、記念館として開放してあ
ります。 お風呂は男女各1つずつの内湯と、内湯からつながる混浴の露天風呂1つ、さらに家族風呂も1つあります。
おすすめは露天風呂。広々としていて木々に囲まれ
日本庭園の中の露天風呂といった感じで、大変心地よいです。(^^)料金は入湯のみ500円(6:00〜22:00)となっています。
【関連HP】 http://www.ifnet.or.jp/~katuki/onsen/onsen/uchinomaki.html
(「恋人たちの九州温泉紀行」のページです。)
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