◆ 沖縄旅行記(3日目) ◆
沖縄旅行の3日目。
この日も朝からすっきりしない天気だったが、この日を逃すと沖縄の海で泳ぐという私の夢が叶わなくなってしまうと思い、ムーン・ビーチに向かう。ムーン・ビーチまでは、車で約1時間半。北へ上るにつれて天気もよくなってきて、期待が高まる。
ムーン・ビーチに着いたころには、もう日差しも強くなっていて、泳ぐには
絶好の天気になっていた。ムーン・ビーチはムーン・ビーチホテルのプライベ
ート・ビーチということもあって、大人1人に付き500円、駐車場の料金500円を払って中に入る。ホテル(ホテルの内部には亜熱帯の植物がぶら下がっていて、いかにもリゾートホテルといった感じだった。)の建物を抜けると
、ココナッツミルクの香りが立ち込めるまさに南国の世界。早速水着に着替えて、浮き袋をレンタルし、いよいよ海へ。深いところまで行っても底が透けて見えるほどきれいな海に浮かんでいるだけで、大満足だった。時折、小さな魚が泳いでいるのも見かけた。夢中で泳いだり珊瑚のかけらを拾ったり、楽しいひとときだった。しばらくして、ライフガードの方に時間を尋ねると、もう11時半とのこと。いそいで海から上がり、次の場所を目指す。
国道58号線を南下し、北谷(ちゃたん)町にあるアメリカン・ビレッジへ
。アメリカン・ビレッジは、飲食店やアメリカ直輸入の衣料品や雑貨のお店などが入っている複合店舗。嘉手納基地から近いこともあって、アメリカ人のお客さんも多い。最近、米兵による事件が多発しているところでもあり、そうい
うニュースを聞くと、残念な気持ちになるけど…。
とりあえず、そこで昼食をとり(入ったのはバイキング形式のお店。どうや
ら羽賀研二のお店だったらしく、帰りにはイラスト入りのうちわをくれた。借金のほうはどうなんだろうか…。)昼食後は沖縄唯一の観覧車に乗り、高いところから沖縄の海や景色を眺める。その後、あたりのお店を周り、american
depotというお店で、Tシャツなどを購入し、次の目的地、首里城に向かう。
首里城はさすがに沖縄を代表する観光地なだけあって、夕方行ったにもかかわらず、たくさんの観光客でにぎわっていた。まずは、守礼門で写真撮影をして、いよいよお城の内部へ。写真を見たことのある人はわかると思うが、沖縄の城(ぐすく)は日本のそれとは大きく異なる。石の積み方にしろ、門の作り方にしろ、むしろ大陸との共通点が多いと思う。暑い中、階段を上り、脱水症状になりそうになりながらも何とか本殿のあるところまでたどり着く。
800円の料金を払って、南殿・正殿の中へ。沖縄の歴史を詳しく知らなかった私にとっては、沖縄のことを知るいい機会となった。特に正殿の中は、きらびやかで琉球王国の繁栄していたころを窺い知ることができるようだった。そしてまた暑い中を、歩いて駐車場へもどる。本当は沖縄中に点在する城を見てまわれると良かったけど、それには相当の時間を要しそうだ。
やっぱり、夏場に外を歩くのはこたえる。いくらのどが乾いていても、A&Wのルートビアはおいしいとは思えなかった(^^;)。結局夕食を外に食べに行く気力もなくて、この日はスーパーやコンビニで沖縄料理のお惣菜を買ってきて、ホテルの部屋で食事を済ませ、早めの就寝となった。
首里城公園オフィシャルHP… http://www.shurijo-park.go.jp/
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