photo diary
2007年4月11日  「 造幣局の通り抜け 」
やってまいりました。
今年も「造幣局の通り抜け」であります。
…とはゆーものの、まだ染井吉野も見頃、
去年より一週間早い開催で、八重咲きの
桜がどうかなと思って最終日にしたけど、
やはり花の盛りには早かったよーで。
人出もやや少なめでした。
 
我が家の年中行事、息子にも「はよ帰って
きーや」と言うたくせに、相変わらずハハが
支度に手間取り、ハイエナ君は空腹に耐え
かねて、板チョコ一枚と前夜の残りのカレー
ライスを…。
後々、これが悲劇を招くのでありました。
息子の腹具合など知ったこっちゃなく、
すかして花の下に佇んだり、仲の良い
フリ写真も撮らせちまう鬼ハハ。
「雨情枝垂」の名の枝垂れ桜、
満開になるよりこれくらいの方が、
風になびいて綺麗です。
 
あと数日遅ければ…。
今年の通り抜けは、ややフライング
気味でありました。
「フランス製トネリー式圧印機」
この造幣局創業当初(明治4〜5年)に
金貨や銀貨の圧印を行なってたそーで。
 
「ほしいな。おうちでお金をザクザク造る
  ねん。。。(夢見る大阪のおばちゃん)」
「アカンで、捕まるで」
「アンタ…、担いで帰りーな」
「嫌やっ、僕が捕まるっ。警察から電話
 かかってくるでっ」
「『そんな子、ウチにはおりません』て言う。
  『振り込め詐欺かっ』でもええな」
 
大阪のおばちゃんは、なんでもアリである。
なのに、大阪生まれ大阪育ちのこの青年は、
このおばちゃんに似ずマトモである。
んでもって、通り抜けったら屋台
(ウチだけか)、屋台ったら焼き
そばでせう〜♪
 
「ナニ、アンタ、食べへんの」
「腹具合悪い。。。」
「ふっ。板チョコとカレーライス
 なんか食べてくるからやわ。
 どんくさ〜〜〜」
「食わへんのか〜」
「 (-"- # 」
 
ノーテンキにビールも飲んぢまう
オヤヂの一言が、一番むっ
するらしい大阪青年。。。
「ああ〜、おいしい。ここのは特別おいしい」
この期に及んで、まだ嫌味を言う鬼ハハ。
「歯が悪なかったら、サザエの壷焼きも食べ
 たかったわ〜」
息子の心配はしないのか、鬼ハハ!!
「…便所行ってくる…」
「紙持ってるか〜。公衆便所にはないでー」
“心配”って、紙の心配してどーする、鬼ハハっ!!
大川の対岸の桜@染井吉野は、まだ満開のよう。
ライトアップされ川面に映る姿も、また綺麗。
「あの桜をバックに1枚撮ってよ」
 
グシャッ。
うっっっっっ、何か踏みましたぞゑ。
「なんかワカラン、フラッシュたいて撮って!!」
…ぅぅぅ、たこ焼きか何かのパック@ゴミ。
足袋汚れるやんけ…。
ゴミはゴミ箱に捨てんかいぃぃぃぃっっっ!!
 
いや、これは息子をいたぶったツケ、因果
応報っちゅーヤツかと。
当然、息子は、
 
( ̄ー ̄) ムクイ ムクイ ウケケケケ