photo diary
2008年5月22日  「 ♪は〜るばる来たぜ 大阪〜 」
ローズマリーさんでございます。
ご親戚の用事で来阪され、「それでは」とお目に
かかることになりました。
掲示板の書き込みやメール、ブログを拝読すると、
真面目・上品・働き者・正義感あふるる、私とは
真逆の方なので、ちとビビっておりました。
はい、お写真の通りの方でございます。
 
「はじめまして。ローズマリーでございます」
「はじめまして。とーかでございます」
「おほほほ」
「おほほほ」
 
…お上品なのは、この最初の10秒だけでございました。
類は類を呼ぶ、この方も、「口から生まれた口太郎」
だったのでございます。…よかった。ほっ。
高級ホテルのロビーラウンジに轟き渡る、オナゴ
二人の嬌声。知ったこっちゃございません。
では、私もおとなしく見えるショットを…。
 
 
ちょっとっ!! 暗いわなっ!!
私の時だけ、照明ケチってんの〜!?
800円
1200円
「アイスティーが1200円、アップルジュースが
 800円〜!!
 松江ではホテルで待ち合わせなどいたしま
 せんが、ずいぶんとお高いことで…」
「それもですが、私はアップルジュースより
 アイスティーの方が高いなんて、合点がゆき
 ませぬ!!
 ドトールなら何杯飲めたか…」
 
普段の無駄遣いを棚に上げ、お茶一杯に
文句を言う。缶コーヒーで十分ぢゃわ。
「クンクンクン これがカヌレ…」
「外側がパリパリのうちに、
 歩きながら召し上がれ」
「では、一口。ん、蜜蝋の味」
「オホホ…(マヂで食べちまった)」
「んががっんががっんががっ!!」
あはは、私はアナタのイメージ
に責任持てません〜(汗)。
ローズマリーさん、外出用とは
別にオリジナルの普段着着物
をお持ちで、今回も持参して
いただいて拝見〜。
3種類あって、夏は袖なしで
膝下くらいの丈。少し寒くなると
左画像の着物を上に着て、
も〜っと寒くなると下の着物を
上に着る、と。
(夏用の画像を撮り忘れ)
縫い付けた紐を縛るだけで、
前掛けすると違和感もないし、
…居酒屋のオネーチャンの
制服っぽいよーな(笑)。
左は夏物・居酒屋店員さん風・
冬物を3枚すべて着たところ。
気候によって組み合わせを
変えられるのはよろしいな。
右の背中のは亀の甲のよーな
物で、背中ぬくぬく。
私は冬に赤ん坊せたらうのに
亀の甲使ったけど(笑)。
 
…こんな着替えをどこでするか、
トイレはイマイチ、カラオケは
監視カメラついてそ…で、ネット
カフェ@和式ブース。
ネットもしつつ、ファッションショー。
「でも、アナタ。ウチのサイトに出たりなんぞ
 すると、イメージぶち壊しになりましてよ。
 私はいぢっていぢって、いぢり倒しますから」
「ゑ゛っ!! 何をおっしゃいますっ。いぢられな
 ければ、意味がないではありませんかっ。
 皆さん、それを楽しみにしてらっしゃるで
 せうに…」
「は。。。そーゆーモンですか。。。」
「そーですっ」
そっか。自分がコレだもんなぁ〜♪
 
…ってな打ち合わせをした後、カヌレを買い
に行く。
近頃、全身の画像を撮り忘れることが
多くて、ローズマリーさんとお別れして
から、「あ…」。セルフ…。
 
自分は満足して帰ってから画像の
整理をしてて、「あ…」。
スンマセン、ローズマリーさんの全身
立ち画像も忘れてました。。。
亀の甲
  冬、赤ん坊を負ぶい紐で背負った上に、
  背中だけウールやキルティングなどの
  布で覆う防寒具。
2008年5月23日  「 次はぁ〜 京都ぉ〜京都ぉ〜 」
遠来のお客さまと、本日、小旅行でございます(ぷっ)。
せ〜っかくですから、ワタクシも旅に出たくなりましたの。
…でも、予算がありませんわ。
…でも、新幹線にも乗って、旅気分を味わいたいですわ。
どこがいいかしらん。。。
 
「そーだ、京都へ行こー」
 
すいません、いつものパターンです。
…でも、京都へ行くのに、新幹線に乗る必要があるのかっ。
JRの在来線でええやないか。
阪急もあるやないか。京阪では不満か。
…でもっ、でもっ、今日はアカン、お客さまだっっっ!!
ゆったりシートでお連れしなければっ。
「自分が座りたいんだろ」とか言うでないのよ。ほんとでも。
 
13分の旅を終えて、京都着。
お客さま、「イェ〜イ」。んー、ウレシタノシデスカ。
ドツボが待ち受けていないことを祈ります。ヒヒヒヒヒ
うおぉ~~~~~!! 舞妓さんどす、芸妓さんどす、
団体さんどす、どすどすどすどすどすこいっ。
吼えてる間に通り過ぎてしまわれました。
…お客さまは冷ややかね(汗)。
おべべチェックでもなさってたの?? (-"- ;
なんぢゃかんぢゃ言いつつ、
最後の一滴、氷一粒まで
口に流し込む、いぢましー女。
喉の渇きも潤して、さて、どこへ参りませう。
バスの案内所で目ぼしき所を…。
(さっき座れなかった分、どっこらしょの二人)
 
異国のご婦人に話しかけられる。。。(汗×2)
「なんとおっしゃっておられるのでせう…」
「わかりませぬ。日本語もままならんとゆーに」
ゆえに、日本人らしく薄ら笑いでごまかす。
なおも話し続けられる。堪忍してたもらっしゃい。
カメラを指差しておられるよーで、「撮ってほし
い」かと思いきや、「撮ってあげよう」だった。
「まあ、なんとご親切な (ちっ、もっとがっつり
 化粧してくればよかった…)」
「本当に (ほほほ、美肌の大和撫子の美しさを
 ご覧あそばせ♪)」
必死ですかして撮られた後、ご婦人は自分の
ごっつい一眼レフでパシャパシャ。
ほんとの目的はそれだったのですね…。
「あ!! ジュースバー!! いただきませんこと〜♪」
ジュースバー。幼少のみぎり、ばーさんに連れ
られ飲んだ記憶しかございません。
たまに、「飲みてぇ〜」と思うことはあっても、
座れないのがしんどそーで。
ま、今日はお連れもいることだし、懐かしの味を
堪能いたしませう。
「どれがいいかしらん♪えーと、えーと、ベリー!!」
ベリー?? ストロベリーぢゃなくて、ブルーベリー
入ってるアレかゑ?? ぅぅぅ、うまいのかゑ??
「ほんぢゃ、私はケールとリンゴ」
“懐かしの味を堪能”とちごたんかい…。
いや、なんかがっつり青汁が飲みたかったので〜。
リンゴ入れちゃ甘いぢゃない。。。ジュルルルル
必死こいて京都観光するほど根性のない二人、一番早く発車しそーなバスに乗り込み、
「まずはおいしいものでもいただきませう」にいたしました。ゴチソー ゴチソー♪
…んで、にしんそば、ってか。
「ワタクシ、にしんそばは初めてでございます。
 里にはございませんのよ。京都の名物ですの??
 これは…にしんが丼からはみ出てて、よろしい物
 なのでございませうか。身欠きにしん…??
ん…、だしが効いて美味でございますぅ〜」
「はいはい、くっちゃべってるとそばが伸びますよっ」
 
はぁ〜、言われてみれば、にしんそばは関西だけ
なんでせうか。
ウチの晦日そばは決まってにしんそば@息子は
てんぷらもトッピング@替え玉アリなんで、さほど
珍しくはないものの、このお店のはお世辞抜きに
おいしゅーございました。
そばのつゆにレンゲは必要か!?
バスを八坂神社前で降りたので、にしんそばの後は祇園、花見小路をしゃなりしゃなり(誰が…)。
ここらの記念写真の定番・テッパン、辰巳大明神っ。いや〜、京都テンコモリどすなぁ。
…などとアホを言いながら、これが用意周到なとーかのワナとも知らず、ほらほらと後を追う
ローズマリーさまでございました。。。グヘヘ
「すんまへ〜ん。こないだのおべべ、
 取っとぉくれやっすぅ〜♪」
「ほれ、これかいな〜」
 
前週、目の保養だけのつもりだったのが、
目の奥にこびりついてゴロゴロいたします。
痛いわ痛いわ…。目薬さしても取れないわ。
ちょっと纏ってみれば、このゴロゴロと買うに
買えないイライラもおさまるかしらん…。
 
 
…と、客人をほっぽらかして、己の物欲に
身を浸す。。。。。
性格悪い根性悪い性格悪い根性悪い性格悪い根性悪い
浅葱色の地に黒と茶のうちわ柄…の紬か
銘仙か、染か織かも、よ〜ワカラン品。
“ワカラン”、ツボでございます。はぁはぁはぁ…。
思えばぁ、この前、おべべを買ったのは
去年の2月、銘仙にいたっては軽く2年は
越えておろーかと。時が止まっていたのねん。
購買欲も萎えちまっちゃー、生きてる楽しみ
ないぢゃないのぉ〜。
 
( ^ ^ ;
 
ゴタク並べ倒してファイト一発。
「ブリブリお袖、縮めてもらえます〜??」
明治時代のお公家さんの紗の小袖。
肩のあたりに柳に燕、裾は水辺に撫子。
お公家さんの小袖は染めではなく、
すべて刺繍だそーで、この品もため息と
ヨダレの逸品でございました。
 
透けてるのではんなりした桃色に見え
ますが、実物はちょっと…、「うっっっ」
となるよな…(汗)であります。
ど〜せ私が着るわけぢゃなし、仮に
私がお公家さん関係者だとしても、
せーぜー女官か下働きなんだから、
「うっっっ」だろが「ゑ゛っっっ」だろが
いいんだけど…。
最後はイノダコーヒ三条店。
「お疲れ様でございました」
「ほんとに大阪も京都も人が多くて、
 お祭りのよーでございました」
「…祭り。では、さっきバスを降りた
 八坂神社が鎮守の杜…」
「普段歩きませんので、脚が棒の
 よーでございます。イタタタ」
「…棒。一人でガンガン薪割りなさ
 るお方のお言葉とは…。プッ」
「ナマとーかさんも見られましたし」
「…ナマ。ゑゑ、まぁ、腐っては
 おりませんが…(脳味噌除く…)」
 
ローズマリーさんって、天然な方
ですのねっっっ。コココココ
しかし、概して 「天然な方」 とゆーのは、いたぶり辛い・いぢり辛い、いや、いたぶっても
「あら〜、ほほほほぉ♪」といたぶり魂をくじかれることしばしば。ウグウグギリギリ
ストレスたまると、またハゲます。この際、犠牲になっていただきませう〜。ご開帳ーーー!!
絹のパッチ。「ズボン下」とおっしゃっておられたが、
私の目にはパッチなのだっ。私が「パッチ」ったら「パッチ」。
冬はあの普段着着物3枚重ねの下に、絹パッチ・
スパッツ・五本指靴下・タビックスの完全武装。
熊の毛皮をせたろーたら、マタギのよーぢゃわい。
そーよ、日本海は寒いのよぉ〜♪ ザップゥゥゥゥン
 
次にお越しの折は、土産に熊肉、ご同伴はぼんに
出雲の縁結びの神さんっちゅーことで、よろしゅー
お願いいたします。
遅まきながら、楽しい二日間を有り難うございました。
また“祭り”も楽しみに来てくださいまし。
六月上旬のダイアリーはこちら→
( 準備中 )
金糸梅