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『鬼一法眼三略巻』


◆原作は五段続きの長いおはなし◆
原作 「鬼一方眼三略巻」
初演 享保16年(1731年)竹本座
作者 文耕堂(ぶんこうどう)長谷川千四(はせがわせんし)の合作。
 



◆ 下敷きになった題材が沢山ある ◆
外題名の鬼一方眼や弁慶の生い立ちは「義経記」から、能の「鞍馬天狗」「橋弁慶」や鞍馬山の天狗伝説などから取材したらしい。  


◆ 弁慶の*首もいろいろ(*カシラ:人形の頭のこと)


「鬼一方眼三略巻」を通して上演するときは 鬼若画像「鬼若」おにわか、
「五条橋」単独のときは大団七(和藤内)画像「大団七」おおだんしち、
とまるで様相が違う首が遣われる。
「鬼一方眼三略巻」の弁慶は出生からの話で、映画やTVドラマで俳優が半生を演じきるのと同じように一体でまかなうのがおもしろい。
もっとも優男(やさおとこ)の牛若丸はそうも行かず二体を必要としている。
   
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