『電脳なをさん』(単行本Vol.1)元ネタ・リスト
一生地道漫画
第2回 生涯屈折漫画
第3回 品性下劣漫画
- 唐沢俊一(作)、唐沢なをき(画) 「原子水母」「ぶんかノ花園 原子水母2」
- 「まんがシャレダ!!」1991年4月号〜94年5月号に連載(連載時タイトルは「東京唐物語」。
- "もっぱら下ネタを中心に展開した下品なギャグ漫画"(作者があとがきでそう述べている)
- 東映動画 「美少女戦士セーラームーン」
- 武内直子原作の同名の少女漫画(1992年から「なかよし」に連載)のアニメーション化。
- 1992年3月7日から93年2月27日までテレビ朝日系で放映され、その後も次々に続編(R、S、SS、セーラースターズ)が作られる大ヒット作となった。
- ヒロインのセーラームーンを中心に、セーラーマーズ・セーラーマーキュリー・セーラージュピター・セーラーヴィーナスの5人の美少女戦士がシリーズを通じて活躍する。
- "月にかわってお仕置きよ"はセーラームーンの決め台詞。
- "幻の銀水晶"は最初のシリーズ(いわゆる無印)における謎のアイテム。
- ニッスイは同番組のスポンサー。
VoL5 年末進行漫画
VoL6 品行方正漫画
- 円谷プロ 「ウルトラマンレオ」
- 1974年4月12日から翌年3月28日までTBS系で放映。
- MACとは宇宙パトロール隊(Monster Attacking Crew)の略称。基地は日本の上空400kmの宇宙ステーションである。5コマ目の悪趣味なデザインの車は「マックロディー」。
- 番組終盤(第40話〜第51話)は"恐怖の円盤生物シリーズ"と銘打たれた。円盤生物シルバーブルーメは第40話《MAC全滅! 円盤は生物だった!!》に登場。サブタイトル通り、MACは主人公おおとりゲンを残して全滅した。
VoL7 色即是空漫画
- すがやみつる(作) 「ゲームセンターあらし」
- 「コロコロコミック」1978年11月号〜83年10月号に連載。
- 出っ歯の小学生・あらしが、番長の一平太や金持ちのさとるとともに、様々な必殺技を駆使して様々な強敵とゲームセンターで対決する。
- 炎のコマは「超秘技 炎のコマ誕生」で使用した必殺技。
VoL9 超絶根性漫画
- すがやみつる(作) 「ゲームセンターあらし」
- →VoL8 超必殺技漫画
- 真空ハリケーン撃ちは「死の猛特訓をたえぬけ!」で、エレクトリックサンダーは「あらし対一平太、涙の対決」で、超新星スーパーノヴァは「決定! TVゲーム世界チャンピオン」で使用した必殺技。
VoL10 巨大変身漫画
- 東宝 「ゴジラ対メガロ」
- 福田純監督・中野昭慶特技監督による特撮怪獣映画(1973年3月17日公開)。
- 核攻撃で環境を破壊された海底のシートピア王国が、守護神である昆虫怪獣メガロを地上に送り込む。ジェット・ジャガーはシートピア王国に奪われ、メガロの先導に用いられていたが、途中で良心回路に変化がおきて50mに巨大変身し、ゴジラと協力してメガロ及び宇宙怪獣ガイガンと戦う。
VoL11 超三本立漫画
- 銭湯のゲタ箱の札
- 人気野球選手の背番号(特に長嶋茂夫の3番)を入手しようと争ったそうな。
- オープンブック9003 「アクアゾーン」(AQUAZONE)
- モニタ上で生態系をシミュレートして、熱帯魚を飼育するヴァーチャル・ペット・ソフト
- 「名工・左甚五郎」より「上野東照宮の龍」
- 名人の仕事は凡人には理解し難い。
VoL12 必殺仕置漫画
- 松竹 「必殺仕置人」
- 1973年4月21日から10月13日まで朝日放送・TBS系で放映。
- 北町奉行所に勤め"昼行灯"の異名を取る中村主水(藤田まこと)が、念仏の鉄(山崎務)及び棺桶の錠(沖雅也)とともに、法の網の目をくぐる悪人を処刑する。
VoL13 創刊百号漫画
- すがやみつる(作) 「ゲームセンターあらし」
- →VoL8 超必殺技漫画
VoL14 実験精神漫画
- ニューメディア
- 死語である。
VoL15 東宝特撮漫画
- 東宝 「怪獣総進撃」
- 本多猪四郎監督・有川貞昌特技監督による特撮怪獣映画(1968年8月1日公開)。
- 小笠原諸島の怪獣ランドには、ゴジラ、ミニラ、モスラ、ラドン、アンギラス、バラン、マンダ、バラゴン、ゴロザウルス、クモンガの10大怪獣が集められていた。キラアク星人は怪獣ランドのコントロールセンターを占拠し、怪獣たちにコントロールして世界各地の都市を襲わせた。
- 柳亭痴楽(四代目)は芸術協会所属の噺家。昭和20年9月に戦後第一号の真打となり、「痴楽綴り方狂室」と呼ばれる七五調の創作落語で人気を得た。
VoL16 十手捕物漫画
- 野村胡堂(作) 「銭形平次捕物控」
- 「オール読物」(1931年2月号〜57年8月号)に連載された捕物小説(全383話)。他の雑誌や新聞に掲載された分も入れると約400話になる。
- 神田お台所町の貧乏長屋に住む岡っ引きの平次が子分の八五郎(ガラッ八)とともに活躍する。
- 過去に何度もTVドラマ化されているが、最も有名なのは1966年5月4日から84年4月4日まで大川橋蔵主演でフジテレビ系で放映された「銭形平次」だろう。
VoL17 引退記念漫画
- 大仁田厚
- プロレスラー。当初は全日本プロレスのジュニア・ヘビー級で活躍したが引退。その後に現役復帰して新団体FMWを設立。過激なデスマッチ路線でカリスマ的人気を得た。
- "わしはプロレスが好きなんじゃー"は大仁田の名言。
VoL18 電脳彩色漫画
VoL19 主体思想漫画
- 人民芸術家(作詞・作曲)、勲功俳優(歌) 「あなたがいなければ祖国はない」
- 北鮮のTVで放映された番組を編集したノンフィクションビデオ「金賢姫 私と北朝鮮」(文藝春秋)に収録。
- あんな国に生まれなくて良かった。
VoL20 宇宙空間漫画
- 特になし
- 題名は萩尾望都の「11人いる!」から採られている。
- 梶原一騎(作)、辻なおき(画) 「タイガーマスク」
- 1968年から72年にかけて「ぼくら」「ぼくらマガジン」「週刊少年マガジン」に連載。
- 悪役プロレスラー秘密養成機関「虎の穴」出身の覆面レスラー・タイガーマスクが、「虎の穴」が次々に刺客として送り込む悪役レスラーと戦いつつ、伊達直人(キザ兄ちゃん)として孤児院「ちびっこハウス」を援助する。
- 若月先生は「ちびっこハウス」の経営者。若月ルリ子はその妹で、タイガーマスクの正体に密かに気付いている。健太は「ちびっこハウス」の子供たちの一人で、タイガーマスクを尊敬している。
- 東映動画によりアニメーション化され、1969年10月2日から71年9月30日まで日本テレビ系で放映された。
VoL22 下町人情漫画
- 吉沢やすみ(作) 「ど根性ガエル」
- 1970年から76年にかけて「週刊少年ジャンプ」に連載。
- 主人公・ひろし(南ヶ丘中学校2年)が転んだ拍子に、かえるのピョン吉が潰れて平面ガエルになり、ひろしのシャツに張り付いて取れなくなってしまった。
- 吉沢京子はひろしのガールフレンド。梅さん(佐川梅三郎)は江戸前で気っぷの良い寿司職人。南先生はひろしの南ヶ丘中学校の数学教師。五郎はひろしの後輩。
- 東京ムービーによりアニメーション化され、1972年10月7日から74年9月28日まで朝日放送・TBS系で放映された。
VoL23 格闘人生漫画
- 梶原一騎(作)、辻なおき(画) 「タイガーマスク」
- →VoL21 梶原一騎漫画
- ミスターXは「虎の穴」のプロモータ。
- 「虎の穴」出身のレスラーはファイトマネーの一部を「虎の穴」に支払う契約になっている。タイガーマスクは、この金を「ちびっこハウス」の借金返済に流用し、これが原因で刺客に狙われるようになった。
- ジャイアント馬場は日本プロレス(当時)のエース。「タイガーマスク」では解説者役で饒舌にしゃべっていた。
VoL24 日本昔話漫画
- 「笠地蔵」
- 「まんが日本昔ばなし」は1975年1月からTBS系で放映されているTVアニメーション。
VoL25 人造人間漫画
- メアリ・シェリー(作) 「フランケンシュタイン」(FRANSTEIN)
- 1818年に発表されたゴシック小説。夫やバイロン卿、ポリドリ医師らとジュネーブに滞在中、各人が怪奇小説を競作しようという事になって生まれた逸話は有名(ただし、実際に完成したのは本作及びポリドリの「吸血鬼」だけ)。
- 1931年には米国ユニバーサル社によりボリス・カーロフ主演で映画化された。怪物の生命が落雷のエネルギーにより吹き込まれる有名な場面は原作には無く、この映画によって導入されたものである。
VoL26 人類末世漫画
- ローレル・グループ 「ゾンビ」(DAWN OF THE DEAD)
- ダリオ・アルジェント&ジョージ・A・ロメロ監督による怪奇映画(1978年)。
- 宇宙の星の一つが爆発し、降り注ぐ宇宙線によって地球上のあらゆる死者が復活しはじめた。生者は復活した死者たちに襲われ、次々と生肉を貪り食われてしまう。
- なお、題名はジョージ・A・ロメロ監督の旧作「生ける死者の夜」(NIGHT OF THE LIVING DEAD, 1968)より。
- 東映動画 「マグネロボ ガ・キーン」
- 1976年9月5日から77年6月26日までテレビ朝日系で放映されたTVアニメーション。
- 太古に地球侵略に失敗して現在は地底に潜むイザール星人が、合成獣を使って地上侵攻を開始した。イザール星人の侵略を察知した花月徹博士の娘・花月舞(マイナスマグネマン)と青年武道家・北条猛(プラスマグネマン)がスイートクロス(融合)してコアパーツとなり、これに移動要塞ゴッドフリーダムから射出される他のパーツが合体してガ・キーンとなる。
- と説明したが、この漫画は「マグネロボ ガ・キーン」よりむしろ「ゲッターロボ」(東映動画、永井豪・石川賢原作)などに近いような気がする。
VoL28 変身人間漫画
- 東宝 「マタンゴ」
- 本多猪四郎監督・円谷英二特技監督による特撮怪奇映画(1963年8月11日公開)。
- 原作はウィリアム・ホープ・ホジスンの「夜の声」(THE VOICE IN THE NIGHT)で、これを福島正実(クレジット上では星新一と連名)がアレンジした。
- ヨットで大洋に乗り出した7人の若者が、嵐で遭難して無人島に漂着し、難破船を発見する。やがて食糧が尽き、キノコを口にした人間は次々に奇怪なキノコ人間に変貌していく。
第二十九回 中村叢書漫畫
- 旭太郎(作)、大城のぼる(画) 「火星探検」
- 1940年に中村書店から刊行された戰前の科學冒険漫畫の代表作。
- 天文学者・星野博士の息子のテン太郎が、猫のニャン子及び犬のピチクンとともに火星旅行をする。
VoL30 通信販売漫画
- Quantum TV 「テレ★コンワールド」(Telecon World)
- テレビ東京系で深夜〜早朝に放映される、異様にテンションの高い米国のTV通販番組。
VoL31 海象少年漫画
- すがやみつる(作) 「ゲームセンターあらし」
- →VoL8 超必殺技漫画
- 超空間ブラックホールプラスは「ゲーム超獣サラマンダー」で使用した必殺技
VoL32 忍術合戦漫画
- 唐沢なをき(作) 「カスミ伝S」
- 「月刊アスキーコミック」(1995年6月号〜96年12月号)に連載された実験ギャグ漫画。
- トーン百番勝負とか、本を横に倒して読む漫画とか、シネラマ漫画とか、双六漫画とか、絵物語とか、マスゲーム漫画とか、人形劇漫画とか、最後は編集者百人に書かせた漫画とか……馬鹿な(もちろん誉め言葉である)趣向満載だった。
- "光ある所に影がある…"は1967年9月3日から翌年3月25日までTBS系で放映されたTVアニメーション「サスケ」(白土三平原作)のオープニングの台詞。
VoL33 立体映像漫画
- 東映 「飛び出す 人造人間キカイダー」
- 北村秀敏監督・福井和文特技監督による立体特撮映画(1973年3月17日公開)。
- 1972年7月8日から73年5月5日までNET系で放映された特撮TVドラマ「人造人間キカイダー」(石ノ森章太郎原作)の劇場版。
- マダラスナトカゲは劇場版にだけ登場するロボット。プロフェッサー・ギルがオールマイティ装置で復活させた20体のダークロボット(TVシリーズでキカイダーに敗れた)から成る新生ダーク破壊部隊を指揮する。
- この映画が公開された映画館では、立体スコープ用の赤と青のセロファンを張ったメガネが配布された。
VoL34 合体戦闘漫画
- 東映動画 「マグネロボ ガ・キーン」
- →VoL27 合体変形漫画
VoL35 田村信調漫画
- 田村信(作) 「できんボーイ」
- 1977年から「週刊少年サンデー」に連載。
- ちゃっぷまん、キッド君、クルッチャー、ピピ姫、パンピーらが暴れ回るスラプスティックコメディ。尻に「しり」と書く訳の分からないナンセンス・ギャグや、「ちゅどーん」「しゅばわわっ」などのユニークな擬音で有名。
- 唐沢なをきは、一番影響を受けた漫画家として「レッツラゴン」の赤塚不二夫とともにこの田村信の名を挙げている。
VoL36 突然爆弾漫画
- Sir. Arthur Conan Doyle(作) 「シャーロック・ホームズ」シリーズ
- 1887年に「ビートンのクリスマス年鑑」に掲載された「緋色の研究」を第1作とするミステリ・シリーズ。1891年から「ストランド」にホームズ物の短編(後に「シャーロック・ホームズの冒険」「シャーロック・ホームズの回想」として単行本化される)が連載されてから大人気となり、最終的に長短合わせて60篇が発表された。
- 本宮ひろ志の番長漫画
- 「男一匹ガキ大将」か「硬派銀次郎」あたりではないかと……
VoL37 狂気戦慄漫画
- 日野日出志(作) 「地獄変」
- 1982年、ひばり書房刊。
- これは 血の匂いと その美に 魅入られて 地獄に落ちた ある無名絵師の 狂気と戦慄に 満ちた 恐るべき告白の 物語である ……………
第38回 ぱそこんのなをきちゃん
- 青木光恵(作) 「ぱそこんのみつえちゃん」
- 「EYE-COM」1993年7月1日号〜95年10月1日号に連載。
- その6(93年10月1日号)には唐沢なをき夫妻も登場する。
- 唐沢商会が「ガラダマ天国」(VOL.29)で"彼女(青木光恵)はイラスト等、使い終わった原稿を4つに切ってウラをメモ用紙がわりに使うのだそうだ”と書いて、青木光恵が「ぱそみつ」(その10)で、“さすがに返却後の原稿を切ってメモ用紙にはしないです 唐沢さん"と否定したことも有った。
- バラゴンは、東宝映画「フランケンシュタイン対地底怪獣」(本多猪四郎監督、円谷英二特技監督、1965年8月8日公開)に登場した怪獣。
- 南原ちづるは、1976年4月17日から77年5月28日まで、テレビ朝日系で放映されたTVアニメーション「超電磁ロボ コン・バトラーV」のヒロイン。バトルマリン(コン・バトラーVの両脚部に変型する)の操縦者である。
- 開田裕治先生は怪獣イラストレーションの第一人者。唐沢商会の「蒸気王」(竹書房)の表紙イラストも氏によるものである。
三十九回 精神世界漫画
VoL40 大手抜鼠漫画
- 東京ムービー 「ガンバの冒険」
- 1975年4月から9月まで日本テレビ系で放映されたTVアニメーション。
- 斎藤惇夫の「冒険者たち」のアニメーション化で、大イタチのノロイに襲われた島ネズミたちを救うため、ガンバと仲間たち(ボーボ、ヨイショ、イカサマ、ガクシャ、シジン)が旅に出る。
- "シッポを立てろ"はガンバと仲間たちの合言葉。
- NHK 「にこにこぷん」
- 30年以上の歴史を有する長寿幼児番組「おかあさんといっしょ」の中で放映された人形劇(1982年〜92年)。ネコのじゃじゃ丸、ペンギンのピッコロ、ネズミのポロリーが主人公。
- ディズニー・プロ 「ミッキーマウス」シリーズ
- 版権には非常にうるさい事で有名。
四十一回 政岡憲三漫画
- 松竹動画研究所 「くもとちゅうりっぷ」
- 政岡憲三は1898年10月5日生まれ。1930年の「難船ス物語・猿ケ島」をはじめ数多くのアニメーション映画を手がけた。1941年に松竹本社に特設された松竹動画研究所の責任者となり、1943年には自ら脚本・撮影・演出した「くもとちゅうりっぷ」(4月15日封切り)を発表した。戦時中の作品としては珍しく、ほのぼのとしたアニメーション映画である。
VoL42 富山追悼漫画
- 梶原一騎(作)、辻なおき(画) 「タイガーマスク」
- →VoL21 梶原一騎漫画
- 富山敬はアニメ版「タイガーマスク」で、主人公・伊達直人(タイガーマスク)の
声をアテていた。
VoL43 祝文庫化漫画
- すがやみつる(作) 「ゲームセンターあらし」
- →VoL8 超必殺技漫画
- 山井教雄(作) 「サミット学園」
- 1993年6月1日から「朝日新聞」夕刊に連載。
- パリのインターナショナル・スクールが舞台。日本からの転校生ジロー君とその級友たち(クリントン、ミッテランなど、各国首脳)が世相と国際政治を風刺する……ようだ。
- この「アップル学園」は、「サミット学園」のつまらなさを実に見事に再現した、「電脳なをさん」でも屈指の傑作と言えるだろう。
VoL45 色物一代漫画
VoL46 正義英雄漫画
- 東京ムービー新社 「それいけ! アンパンマン」
- 1988年10月3日から現在まで日本テレビ系で放映されているTVアニメーション。
- 原作は、やなせたかしの絵本「アンパンマン」シリーズ(1978年〜、フレーベル館)。
VoL47 艶笑大河漫画
- 牛次郎(作)、横山まさみち(画) 「やる気まんまん」
- 1977年から「日刊ゲンダイ」に連載。
- 精力剤屋の若旦那・泊蛮平は、次々と襲いかかる美しき性の猛者連(未亡人、ソープ嬢、SM嬢、芸者、海女など)と対決し、股間のオットセイでバッタバッタと昇天させる。
VoL48 猟奇浪漫漫画
- 川崎ゆきお(作) 「猟奇王大全」
- 「ガロ」1972年9月号に掲載された「猟奇夢は夜ひらく」をはじめとする一連のレトロ風探偵漫画。
- 次々に悪事を企む浪漫主義者・猟奇王とその部下の忍者が老探偵・沢村宗十郎と対決する。
VoL49 変形機械漫画
- ピー・プロ 「電人ザボーガー」
- 1974年4月6日から翌年6月29日までフジテレビ系で放映された特撮TVドラマ。
- 主人公は秘密刑事・大門豊。彼の心臓には電極が埋め込まれており、"怒りの電流"によってマシーンザボーガー(オートバイ)を電人ザボーガーに変型させる。
- 悪之宮博士は秘密殺人強盗機関Σ団の首領。大門豊の父親を殺害してダイモニウム(無機物に生命を与える超エネルギー源)を奪った。
- アリザイラーは第1話に登場したメカアニマル。蟻を素材に作られた合成ロボット。
- 「宇宙人は本当に解剖されていた」
- 1947年7月に米国ニューメキシコ州ロズウェル近郊に墜落した円盤から発見された異星人の遺体解剖シーンを撮影した、という事になっている16mmフィルム(モノクロ・無声)。
- このフィルムを公開したレイ・サンティリは、1994年に米国の元従軍カメラマンから10万ドルで買い取ったと称している。1995年8月28日に米国および欧州で同時公開され、日本では翌年2月2日にフジテレビ系で放映された。
- NHK 「ブーフーウー」
- 30年以上の歴史を有する長寿幼児番組「おかあさんといっしょ」の中で放映された人形劇(1960年〜66年)。子ブタの三兄弟(ブー、フー、ウー)とオオカミさんたちが活躍する。
VoL52 大映映像漫画
- 大映テレビ室 「海底人8823」
- 1960年1月3日から6月28日までフジテレビ系で放映(黒沼健原作)。
- 海底王国から地上に来たエルデ10008823(海底人8823)は、土に足を滑らせて生命維持装置のついたベルトが外れてしまった。そこに通りかかった及川勇少年に救われた8823は海底人を呼び出す笛を勇に渡し、勇の叔父・及川博士の発見した数式X-132を狙うブラックスター団を相手に戦うこととなった。
VoL53 世相風刺漫画
- 山井教雄 「サミット学園」
- →VoL44 新聞夕刊漫画
VoL54 惰性連載漫画
- すがやみつる(作) 「ゲームセンターあらし」
- →VoL8 超必殺技漫画
VoL55 経営心配漫画
- 梶原一騎(作)、辻なおき(画) 「タイガーマスク」
- →VoL21 梶原一騎漫画
VoL56 愛欲色豚漫画
- NHK 「ブーフーウー」
- →VoL51 飯沢匡的漫画
VoL57 乱闘怪獣漫画
- 円谷プロ 「レッドマン」
- 日本テレビ系の子供向けバラエティ番組「おはよう! こどもショー」の1コーナー(1972年4月3日〜同年9月29日)。
- 円谷プロ作品の怪獣(バルタン星人、ジラース、ペギラ、ゴーロン星人、エレキング等)とレッドマンが挌闘するだけの単純な番組だったが、子供たちには大人気だった。
- ロバくんとガマ親分は「おはよう! こどもショー」の人気キャラクター。昔は等身大の着ぐるみだったが、この頃はマペット人形として登場していた。
- 怪獣おじさんは「レッドマン」「行け! ゴッドマン」の案内役。長髪に髭のヒッピースタイルで登場していた。
VoL58 赤色哀歌漫画
- 林静一(作) 「赤色エレジー」
- 「ガロ」1970年1月号〜71年1月号に連載。
- アニメーターの幸子と一郎のせつない同棲生活を描く。
VoL59 祝大増頁漫画
- HANNA-BARBELA, INC. 「チキチキマシン猛レース」(WACKY RACES)
- 米国製のギャグ・アニメーション。日本語版は1970年4月6日から7月27日までNET系で放映された。
- 11台のマシーンとドライバーは以下の通り
- 岩石オープン タメゴロー&トンチキ
- ヒュードロクーペ モンスター&ドラチビ
- マジックスリー ドクターH
- クロイツェルスポーツ コウモリボス
- プシーキャット ミルクちゃん
- タンクGT 軍曹&新兵
- ギャングセブン トラヒゲ親分&6人の子分
- ポッポSL ヨタロー&クマッ八
- ハンサムV9 キザトト君
- トロッコスペシャル ドン・カッペ&甚平
- ゼロゼロマシーン ブラック魔王&ケンケン
- タツノコ・プロ 「樫の木モック」
- 1972年1月から同年12月まで、フジテレビ系で放映されたTVアニメーション。
- カルロ・コローディの「ピノキオ」をアレンジしたもの。ゼペット爺さんが作った木彫りの人形「モック」に妖精が生命を与える。
出張編 覆面王者漫画
- 梶原一騎(作)、辻なおき(画) 「タイガーマスク」
- →VoL21 梶原一騎漫画
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