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修復

当研究所では創立以前から前所長 故中根金作 によって京都府教委文化財保護課にて史跡名勝天然記念物と美術工芸品を二つを統括、戦前戦後に荒廃した古庭園の保存修理を5ヵ年計画を立てて実施するなど文化財保護行政と古庭園の研究を行っていました。昭和31年には鹿苑寺(金閣寺)の二千坪の鏡湖池の修理を行い、崩れた石組みを修復する大工事を行っています。「中島の石組は現代の造園技術者の到底及ぶことの出来ない優れた感性と技術を駆使したものであった」
こうした
修理工事はその時代の優れた造園技術者の感性と古庭園の作庭技術及び土木技術を学び習得するとともに、現在でも古庭園の修理・修復に生かされています。

 
金閣寺湖底にて