前ド級時代 日露戦争 日本近海
日露戦争の海戦です。日本連合艦隊、ロシア極東艦隊、ロシアバルチック艦隊が登場します。
戦闘シナリオ7個、作戦シナリオ11個に大型艦70隻、小型艦100隻(隊)、商船23個、マーカー17個が用意されています
シリーズ初の前ド級戦艦の海戦のため、ルールが一部変更されています。
1ターンが5シーケンスから4シーケンスになっていますが、速力が2+の艦が存在しないためです。1ターンの長さは変わらないため1インパルス(移動と砲撃の組み合わせ)が実時間の60分に相当します。
ターンシーケンス
日本最強の主力艦 三笠
主砲3(重)、副砲3(軽)、魚雷1(固)、速力1、船体5(重)、燃料5
ロシア最強の主力艦 セヴァストポール
主砲3(重)、副砲3(軽)、魚雷1(固)、速力1、船体4(重)、燃料5
ほぼ互角ですが船体の耐久度は三笠のほうが1有利ということになります。
危ない主力艦 アレクサンドルIII世
主砲3(重)、副砲3(重)、魚雷1(固)、速力1、船体5(軽)、燃料7
副砲は頑丈なのですが船体を副砲で貫通されるという非常にぜい弱な艦になっています
(フランス式の設計で舷側装甲帯が低すぎ、ダンブルフォームという金魚のように膨らんだ腹は玄海灘の荒波では安定性に欠けています)。主力艦なのに船体装甲が軽扱いなのは、他にB10
Slava, B12 Borodino, B13 Alexander III, B14 Orel, B15 Kn. Suvarov, B16
Prokhor, B17 Vladimirがあります。これらは全てバルチック艦隊所属です。
旅順艦隊はB06 Peresviet ,B11 Tsesarevitch, B22 Petropavlovsk, B23 Poltava,
B24 Sevastopol, B26 Pobieda, B27 Reivisan, C03 Askold, C04 Novik, C05 Boyarin,
C09 Diana, ML03 Amur, ML04 Yenisei, GB07 Gremyashchi, GB08 Otvajni, GB13
Bobr, 7×Sungari class TB, 2×No.214 class TB, 20×Noiki class DD, 5×低速商船という大艦隊です。
連合艦隊が戦艦6隻なのに対し、旅順艦隊は戦艦7隻です。主砲火力は各艦同じ3(Peresvietのみ2)ですが、船体ボックスの平均値は日本側が4.4個でロシア側が3.7個です。対等に撃ち合えば先にロシア艦が沈み始めるでしょう。日本はイギリスから世界の一線級の戦艦を買い揃えたのに対して、ロシアはフランスやドイツから一段劣る艦を買い揃えていたというのがあります。
また日本側には装甲巡洋艦が6隻ありますが、これらはウラジオ艦隊に備える必要があるため、旅順艦隊と聯合艦隊は戦力的には、まさにとんとんと言ったところです。
ウラジオ艦隊はAC01 Rurik, AC05 Rossia, AC06 Gromoboi, C06 Bogatyr, GB15
Mandjur, 4×Kazarski class TB, 6×Sungari class TBです。
装甲巡洋艦3隻が戦力ですが、決戦戦力にはなり得ません。しかし通商破壊には十分な戦力です。上村提督(第二艦隊司令長官)も大変でしょう。
#1 Triple Intervention, 1895/11
#2 Dispute of Ownership, 1898/9
#3 Eviction Notice, 1900/12
#4 Powerful Friends, 1902/12
#1 Liaodong Lease, 1898/9 (60 tuens)
#2 Masampo Concession, 1899/12 (36 turns)
#3 Boxer Rebelion, 1900/12 (60 turns)
#4 Anglo-Japanese Alliance, 1902/12 (60 turns)
Battle Scenario 26 Planning and Preparation, 1905/10
Battle Scenario 27 Revenge for Otsu, 1906/10
Operational Scenario 21 Wargames, 1905/7 (72 turns)
Operational Scenario 22 Pacific Fleets, 1905/10 (90turns)
Operational Scenario 23 Daydreaming Tsar, 1906/10 (90turns)