海戦ゲーム一覧


個艦戦闘レベル

1シナリオが1海戦を現すスケールのゲームです。

古代戦

■WAR GARRY, , GMT

紀元前 ガレー船の戦いです。


帆船時代

■Wooden Ship and Iron Men, 1975, Avalon Hill

帆船時代 プロット式の海戦ゲーム
1ターン: 不明
1ヘクス: 不明

ダブルサイズの帆船ユニットを風向きと変針能力、戦闘帆速力、満帆速力にしたがってログシートをもちいて機動させ、大砲の撃ち合いと斬り込みで敵の艦船を沈めるか捕獲します。

■Close Action, 1997, Clash of Arms

フランス革命からフランス帝国までの海戦
1ターン: 200秒
1ヘクス: 67.5ヤード(30ヘクスで1マイル)
デザイナー: Mark A.Campbell

Avalon HillのWooden ship & Iron menの後継者となるゲームですが、さらに精密化されています。ホーンブロワーの時代の海戦が堪能できます。


第一次大戦前

■The IRONCLADS, 1993, Excalibre Games

1861年から1865年の南北戦争の海戦
1ターン3分
1ヘクス100ヤード
デザイナー: John W.Fuseler

1979年にYaquintoから出ていたゲームを1993年にExcalibre Gamesがライセンス生産で再版したものです。Expansion Kitが1980年にYaquintoから発売されて、同じく1993年にExcalibre Gamesがライセンス生産しています。このKitは1860年から1867年のデータが追加され南北戦争に限定されないゲームとなっています。
ルールブックは花文字(Ironclads)で書かれており非常に見づらく、また無線綴じのA5版で製本されているため取り扱いも辛いです。105ページです。艦船のデータはA5版の両面に1隻ずつ印刷されており、45枚で90隻分あります。Expansion Kitで86隻のデータが追加になり、アメリカ(北軍)、オーストリア-ハンガリー、ペルー、チリ、フランス、南軍、イタリア、デンマーク、イギリスの艦艇が追加されて、南北戦争に限定されなくなります。

■The Russo-Japanese War, 2004, Clash of Arms

Fear God & Dread Noughtのルール(1900年から1924年までをカバーする)で行う日露戦争
戦闘ターンは3分、非戦闘ターンは30分
1インチ500ヤード(昼間)、1インチ250ヤード(夜間)
デザイナー: Bill Madison

超精密プロット式の艦隊戦ゲームで日露戦争の海戦を再現します。ルールブックとジャンプスタートルールはFear Gad & Dread Noughtと全く同じで、それにシナリオブックとデータアネックスとユニットが追加された形です。


第一次大戦

■Jutland, 1967,1974, Avalon Hill

第一次大戦 ミニチュア海戦ルール
1ターン: 1時間
1ヘクス: 36000ヤード

ヘクスマップは付属せず、各国には全艦艇を掲載した記録用紙が与えられ、その裏側がマップシートとなっています。マップシート上に行動予定を記入して各国が索敵を行い海戦を実施するという形式になります。戦闘は架空の1ヘクス(36000ヤード)を机上に確保して、1インチ2000ヤード計算で、ゲージを当てながら艦隊行動と砲撃戦を行うというミニチュアゲームの形式で戦闘となります。

■SALVO II, 1992 WWW

第一次大戦のヨーロッパ
1ターン:10分
1ヘクス:2000ヤード
1移動力: 6ノット
デザイナー: Michel Smith

SALVO!のシステムで第一次大戦の海戦を再現します。
ドイツ海軍とイギリス海軍が登場します。主力艦隊と前衛艦隊でユニットの色が異なります。シナリオは9個で、地中海、フォークランド沖、北海が舞台です。

■Fear God & Dread Nought, 2001, Clash of Arms

1914年8月から1818年11月までの海軍戦術戦闘
中間ターン: 30分
戦術ターン:3分
1海里は2000ヤードまたは6000フィートで縮尺は自由
デザイナー: Ed Kettler

1900年から1924年までの海軍戦術戦闘をカバーします。Vol.1が第一次大戦の海戦を扱います。1900年から1924年までのルールブック、1914年8月から1918年11月までのシナリオサプリメント、1914年8月から1918年11月までのデータアネックスにユニットが含まれます。
別売りでハンドブックがあり、ゲーム中に参照が必要なチャート類が1冊にまとめられています。
Grand Fleet Battle Orders Volume III Jutlandというジュトランド海戦の資料が別売りされています。


第二次大戦

■IJN(Imperial Japanese Navy・1941-1945), 1982 Hobby Japan

第二次大戦の太平洋
1ターン:6分
1ヘクス:1000m
1移動力: 5ノット
デザイナー: Akira Hayashi

簡単なルールで第二次大戦の艦艇同士の海戦を再現するものです。
ルールは簡単ですがツボを押さえています。艦隊運動に重点を置いたデザインとなっており、独行艦は射撃にペナルティがあります。艦隊ごとに保護水準値が決められており、1ヒットごとに低下して行きます。保護水準値が0になると退却行動をとらなければなりません。艦艇を縦横無尽に動かし損害にかまわず突撃するという事は不可能です。消極的な艦隊は保護水準値が低く設定されており、無理なく消極性が再現できています。
シナリオは12個でシナリオに登場する艦艇しかユニット化されていません。日本海軍、アメリカ海軍、イギリス海軍、オランダ海軍が登場します。
ユニットはコーティングされていないSPI風のものです。ユニットの表にはシルエットとタイプと方向だけが印刷されており、裏側に艦名、砲撃力、砲撃基本射程、雷撃力、雷撃基本射程、防御力、最大速力が印刷されています。記入シートに打撃、各ターンの速力と雷撃の有無を記録して行きます。
カウンターは400個しかなくユニットはその半分の200個で、残りはマーカーとブランクカウンターです。しかし、ハードマップが9枚(A4レターサイズの1枚)含まれるため、非常に重たいコンポーネントです。

■聯合艦隊(FLEET BATTLES), 2004 SUNSET GAMES(Hobby Japan)

第二次大戦の太平洋とヨーロッパ
1ターン:6分
1ヘクス:1000m
1移動力: 5ノット
デザイナー: 渡辺 健

簡単なルールで第二次大戦の艦艇同士の海戦を再現するものです。
IJNの続編にあたるFLEET BATTLESを、SUNSET GAMESが再生産品したものです。Tactics誌で発表された拡張を全て取り込み、シナリオも追加しています。HJのオリジナル版を所有していないため発売年を特定できませんでした。
日本海軍、アメリカ海軍、イギリス海軍、イタリア海軍、ドイツ海軍、オランダ海軍、トルコ海軍、ルーマニア海軍、ポーランド海軍、ノルウェー海軍、ソ連海軍が登場します。日米海軍はほぼ全部の艦艇がデータ化されています。日米海軍にはダニエルプランと八八艦隊計画艦が登場するハワイ沖海戦のシナリオもあります。
シナリオはTactics誌に掲載されたものを含めて40本あります。Tacticsに掲載された拡張は英伊艦隊、Red Navy、War in European Seasの3種類があり、それぞれユニットとシナリオ5本ずつのセットでした。

■SALVO!, 1992 WWW

第二次大戦の太平洋とヨーロッパ
1ターン:10分
1ヘクス:2000ヤード
1移動力: 6ノット
デザイナー: Michel Smith

簡単なルールで第二次大戦の艦艇同士の海戦を再現するものです。
ユニットには艦名が書いておらず、BB1,CA1のように表記されています。日本海軍、ドイツ海軍、イタリア海軍、フランス海軍、アメリカ海軍、イギリス海軍が登場しますが、シナリオに登場するものだけで、全艦艇がそろっているわけではありません。日本は戦艦6隻、イタリアは戦艦6隻、フランスは戦艦5隻、ドイツは戦艦2隻とポケット戦艦2隻、アメリカは戦艦10隻、イギリスは戦艦8隻だけで、残りの補助艦艇は枢軸側、連合軍側でひとくくりにされて共通化されています。
シナリオは10個で内太平洋のものは5個です。

■Tokyo Express, 1988 VG

第二次大戦の南太平洋、ガダルカナル沖
10分
1500ヤード
Jon Southard

ガダルカナル沖の夜間戦闘を再現するソロプレイシステムのゲームです。基本ルール、標準ルール、上級ルールとわかれており、学習システムで難易度が上がって行くようになっています。
さいころで動くゴーストのない日本海軍は、しかし非常に強力です。

■UP SCOPE !, 1977 SPI

第一次、第二次、現代の潜水艦戦
1ターン: 90秒(6分)
1ヘクス: 220ヤード(1マイル)
デザイナー: Joseph M.Balkoski

各時代の艦艇や武装が細かくデータ化されており、ユニットは単なるマーカーに過ぎません。現代戦はスケールが異なっており、括弧内の値となります。ユニットと魚雷の方向が6しかなく、航跡がクロスしても通過時間が一致しなれば当たらないルールになっているため、魚雷を当てるのは至難の業となっています。

■IRONBOTTOM SOUND, 1982 Hobby Japan(Quarterdeck)

太平洋戦争のガダルカナル沖の夜戦
1ターン: 3分
1ヘクス: 600ヤード
デザイナー: Jack Green
シナリオ:10個

ガダルカナル沖の夜戦を再現します。記録紙に細かく移動予定を記入する必要があるため手軽には遊べません。損害記録用紙はビニールコーティングされたものが1セットだけ入っています。水性マーカーで直接記入してふき取る形式です。ただ、シナリオの登場隻数が増えるとシートが縮小されてしまうため、かなり使いづらいです。

■The Rising Sun, Command at Sea Volume 1, 1994, Clash of Arms

太平洋大戦の最初の1年
中間ターン:30分
戦術ターン: 3分
1海里は2000ヤードまたは6000フィートで縮尺は自由
デザイナー: Larry Bond, Chris Carlson and Ed Kettler

超精密プロット式の艦隊戦ゲームで太平洋戦争の艦隊戦を再現します。ルールブック、シナリオと統計データ、データアネックス、クイックスタートガイド、ユニットが含まれます。シナリオは1941年12月から1943年11月までの海戦データです。

■Destroyer Captain, 2003 国際通信(1979,1982 Quarterdeck)

日露戦争から第二次大戦までの駆逐艦の戦い
1ターン: 3分
1ヘクス: 600ヤード
デザイナー: Jack Greene
シナリオ16本

コマンドマガジン日本版の付録ゲームです。
アイアンボトム・サウンドのデザイナーが作成したシリーズ第2作にあたります。駆逐艦が主役のため大は軽巡洋艦から小は魚雷艇までの艦艇しか登場しません。シナリオに登場するものしかユニット、データは登場しませんが、コマンドマガジン上でシナリオとデータがほぼ毎号掲載されています。仮想戦シナリオは4本で、他は全てヒストリカルシナリオです。

■Royal Navy, 2001 国際通信社(1983 Quarterdeck)

第一次大戦と第二次大戦のイギリス海軍の戦い
1ターン: 3分(7.5分)
1ヘクス: 1500ヤード(600ヤード)
デザイナー: Jack Greene
シナリオ11本

コマンドマガジン日本語版の付録ゲームです。
アイアンボトム・サウンドのデザイナーがデザインしたシリーズ第3作にあたります。イギリス海軍が主役です。スケールのうち括弧つきの数値は夜間戦闘時の値です。シナリオは13本中8本が第二次大戦物です。第一次大戦と第二次大戦のうち各2つは仮想戦シナリオとなっています。
イギリス、ソ連、フランス、アメリカ、ドイツ、イタリア海軍の艦艇データが提供されますが、シナリオに登場しないものも含まれています。

■Iron Bottom Sound II, 1998 Moments in History

第二次大戦の海戦の夜間戦術戦闘
1ターン3分
1ヘクス600ヤード
デザイナー: Jack Greene
シナリオ10本

アイアンボトム・サウンドの改良型です。イギリス、連合王国、アメリカ、ドイツ、イタリア、日本が登場します。かなり評判が悪いです。イタリア対イギリスのシナリオが1本、ドイツ対イギリスのシナリオが1本で、残りは日本対連合軍のシナリオとなっています。

■戦艦の戦い, 1996 国際通信社

SALVO ! のライセンス生産品
1ターン:10分
1ヘクス: 2000ヤード
Michael Scott Smith
シナリオ12本

SALVO ! のライセンス生産品です。ヘクスが拡大され、主力艦がダブルサイズユニットになっています。12本中5本のシナリオが仮想戦となっています。ユニットには攻撃力が通常-1W時-2W時で記載され、防御力は1つだけ、速力は通常-1S時-2S時と記載されています。大和級戦艦が72-48-24 25 5-3-2で、アイオワ級戦艦が 66-44-22 23 6-4-2となっています。ビスマルク級が 60-40-20 20 5-3-2、キングジョージV世級が48-32-16 12 5-3-2となっています。登場する国はアメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、日本です。
バリアントユニットとして、伊勢、日向のオリジナルと航空戦艦状態、八八艦隊計画艦の巡洋戦艦八隻と八八艦隊計画艦の戦艦のうち加賀、土佐、出羽、甲斐、美濃が追加されます。他に富士、鞍間の超甲巡らしき2隻の巡洋戦艦があります。

■幻のレイテ湾海戦, 2004 シミュレーションジャーナル

日本海軍隊アメリカ海軍のレイテ湾海戦
1ターン: 9分
1ヘクス: 2500メートル
1移動力: 9ノット
デザイナー: ふ〜ら〜中村
シナリオ3本

かなり砲撃戦にこだわって作られたゲームのようです。変針すると射撃解析値が無効となり、一から諸元を求めて試射を行う必要があったりします。

■SUBMARINE, 1977, Avalon Hill)

第二次大戦の潜水艦戦
1ターン: 30秒
1ヘクス: 100ヤード

枢軸対連合軍の潜水艦戦を再現します。平箱(ブックケースタイプのゲームを2つ横に並べた大きさで、厚みは半分より薄い)のゲームで、3枚のマップには非常に小さいヘクスが印刷されています。
ログシートに行動を記入して一斉に動くシステムで索敵、雷撃を実施します。ログシートは片面が船団、護衛ログ、反対面が潜水艦ログとなっています。日、米、英のデータカードが各1枚(A3サイズで片面が潜水艦、片面が水上艦)と独、伊、仏、露のデータカードが合わせて1枚の計4枚が添付されています。


現代戦(冷戦中から現在まで)

■Harpoon, , GDW/HJ

冷戦時代(1980-1989)の仮想戦

超精密プロトット式のミニチュア海戦ゲームです。ミニチュアゲームといってもプレイ可能なように紙製のカウンターも付属しています。実際に遊ぶ時はメジャーを使用してテーブルの上(日本だと床の上)でプロットする事になります。
現在は開発チームがClash of Armsで開発を続行しており、システムは第4版になっています。

■High Tide, 2003, Clash of Arms

冷戦時代(1980-1989)の仮想戦

Harpoon 4.1を冷戦終結後に出てきた情報で再度データ化したもので、シナリオは冷戦時代の仮想戦のままです。
128ページのHarpoon 4.1ルールブック、シナリオブック、データアネックス、ユニットで構成されます。NATOとWTOの戦いのデータだけなので、アジアの戦いは再現できません。


キャンペーン級(作戦級)

索敵用の作戦マップをもち、索敵の結果戦闘が発生する規模の戦いはこちらに分類しています。


第一次大戦以前

■The Great War at Seaシリーズ

メーカー: Avalanche Press
デザイナー: Mike Bennighof
1ターン: 4時間(戦術マップは4分割されるので約60分)
1ヘクス: 30.8海里(戦術マップは8000ヤード)

作戦マップはレンガを積み上げたような半分ずらしたスクエアで、アクティブ側が攻撃的作戦を立て、パッシブ側がそれを索敵して迎撃するというシステムになっています。艦隊同士が接触すると、戦術マップで戦闘を解決します。以下のシリーズが出ています。

戦術マップでの戦闘は向きも考えないおおざっぱな物になっています。砲撃力は3段階、防御力も3段階になっており、それぞれの段階が1:1で対応しています。


第二次大戦

■Second World War at Seaシリーズ

メーカー: Avalanche Press
デザイナー: Joe Keller, Brien J.Miller
1ターン: 4時間
1ヘクス: 36浬

艦隊ごとに任務を割り当ててブラインドサーチで索敵を行います。前作のWORLD WAR AT SEAと異なり航空戦力が登場しますが、水上打撃戦は前作同様のシンプルなものです。

■CARRIER, 1990

メーカー: Victory Games
デザイナー: Jon Southard
南太平洋で日米の空母戦
1ヘクス: 33マイル
1ターン: 2時間

ソロプレイシステムです。プレイヤーはアメリカ海軍を指揮します。ルールは学習型でどんどんステップアップして行く構造です。

■Bismarck, 1979, Avalon Hill

第二次大戦のビスマルク追撃戦
1ゾーン(四角):90マイル
1ターン: 4時間

両軍に索敵ボードがあり、その上で艦隊を動かし、お互いに索敵を行います。戦闘は戦闘ボード上で実施しますが、上級ルールにミニチュア戦闘の艦隊砲撃戦のルールがあります。

■Flat Top, 1981, Avalon Hill

太平洋戦争のガダルカナル周辺の空母戦
1ターン1時間
1ヘクス20マイル
1航空ポイント:3機

ミニマップでプロットを行い、メインマップで索敵を行います。1ターン1時間なので非常に精密に航空兵力を動かす必要があります。各母艦や基地には整備ポイントがあり、そのポイントの範囲内で整備を行う必要があるため、思うように航空兵力を集中させるのはむつかしいのです。

■ミッドウェイ キャンペーン、1997 国際通信社(1992 XTR)

1ターン: 3.5時間
1ヘクス: 160km
デザイナー: Ben Knight

ミッドウェイの空母戦を再現するものです。バリアントとして珊瑚海海戦のルールが付属します。

■日本機動部隊, 1996 国際通信社(1982 エポック社)

日本機動部隊が活躍した海戦
1ターン: 3時間
1ヘクス: 75km
デザイナー: 鈴木銀一郎
シナリオ10本

日本機動部隊が活躍した海戦を10本のシナリオで再現します。ただし、10本のシナリオは連結できません。シナリオごとにルールが追加されて複雑になって行く学習システムとなっています。

■日本機動部隊2, 1999 国際通信社

マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦
1ターン: 6時間
1ヘクス: 記載なし
デザイナー: 曽根裕樹
キャンペーンシナリオ1本、海戦シナリオ4本

日本機動部隊の続編を名乗っていますが全く関係のないゲームです。マリアナ沖海戦決戦シナリオ(12ターン)、マリアナ沖海戦架空決戦シナリオ(12ターン)、マリアナ沖海戦シナリオ(40ターン)、マリアナ沖海戦架空戦シナリオ(40ターン)、キャンペーンシナリオ(9戦略ターン)の5本シナリオとなっています。
かなり評判悪いです。


現代戦

■Task Force, 1981, SPI

1980年代から90年代の地中海、カリブ海、ノルウェー海
1ターン: 2時間
1ヘクス: 25海里
デザイナー: Joseph M.Balkoski

ダブルブラインドで索敵を行うタイプのゲームです。艦隊として移動索敵を行い、戦闘は戦術ディスプレイ上で輪形陣を組んで解決します。
艦艇ユニットはダブルサイズで表側に国籍、艦種、艦名、シルエット、アクティブASW能力、船体力、ヘリコプター数が、裏側にASW力、対空力、砲撃力、妨害力、SSM力が印刷されています。
マップは同じものが2枚用意されており、1枚に地中海、カリブ海、ノルウェー海がまとめられています。

■6th FLEET, 1985, VG, 1986, Hobby Japan

1980年代後半の地中海の架空戦
1ターン: 8時間
1ヘクス: 93km
1ユニット: 1隻,1飛行隊
デザイナー: Joseph M.Balkoski

Victory GamesのゲームをHobby Japanがライセンス生産で日本語化したものです。
シナリオが14本で地中海から黒海沿岸の海軍が登場します。艦艇ユニットには移動力、防御力、SSM射程、SSM攻撃力、砲撃力、ASW力、近接対空火力、広域対空火力、シルエット、艦名、タイプが印刷されています。イージス艦が登場して、タイコンデロガ級CGで近接4,広域7、アーレイバーグ級DDで近接5,広域6となっています。ヴァージニア級CGが近接4,広域5、スプールアンス級DDが近接5,広域0なので、イージス艦はかなり強力な艦艇です。(DDの広域対空火力が0から6に引き上げられる事を意味します(スプールアンス級が全て退役するわけではありませんが))

■2nd FLEET, 1986, VG, 1988, Hobby Japan

1980年代後半の北大西洋
1ターン: 8時間
1ヘクス: 93km
1ユニット: 1隻,1飛行隊
デザイナー: Joseph M.Balkoski

Victory GamesのゲームをHobby Japanがライセンス生産で日本語化したものです。
シナリオが10本で北大西洋のアイスランドから北極海にかけての海域での戦闘です。

■7th FLEET, 1987, VG, 1989, Hobby Japan

1980年代後半の極東(フィリピンから日本にかけて)
1ターン: 8時間
1ヘクス: 85km
1ユニット: 1隻,1飛行隊
デザイナー: Joseph M.Balkoski

Victory GamesのゲームをHobby Japanがライセンス生産で日本語化したものです。
シナリオが13本でアメリカ海軍とソ連海軍の外に、日本、オーストラリア、韓国、フィリピン、カナダ、中国、台湾、ベトナム、北朝鮮が登場します。この時代の海上自衛隊はアメリカ海軍の補助として対潜戦闘を重視していたため、広域防空力が著しく低いのが特徴です。
スケールが微妙に変化しており、イージス艦の評価レートも明らかに変更されています。


その他

■戦艦大和(ツクダ)

第二次大戦

■航空母艦(ツクダ)

第二次大戦


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