Avalon Hillのゲームたち

 ウォーゲームを最初に開発した会社です。定型の箱と厚紙で裏打ちして板状にしたマップ、てかてかにコーティングしたユニットなど、非常に金をかけている感じのするコンポーネントが特徴でした。初期のユニットは裏側は白い紙ままでコーティングもされていませんでした。ここからカビが生えるんです(笑)。

初期のゲームはAvalon Hill Classicと呼ばれています。下のリストで言うと平箱のD-DAY, Africa Corps, Stalingradが該当します。初期の作品で雰囲気だけが似ており、ヒストリカルな展開にはなりません。ユニットは片面だけに印刷されており、裏側はコートされていない白いままです。


平箱ゲーム

D-DAY

ノルマンディ上陸作戦を扱うのではなく、フランスに対する連合軍の反攻作戦全体を扱う。ドイツ軍はフランス、ベルギー、オランダに展開されて連合軍を待ち受け、その配置を見ながら連合軍は上陸地点を決める。作戦レベルよりも戦略レベルのゲームとなっている。アヴァロンヒルクラシックの1つなので、ユニットの裏は白い無コート紙だし、CRTもクラシックのAE,AR,EX,DR,DXのオーソドックスなもの。

Africa Corps(アフリカ軍団)

オリジナル+和文解説書
アヴァロンヒルクラシックで行うアフリカ戦線のゲーム。持っているがやったことがない。

Stalingrad

オリジナル+和文解説書(スターリングラード)
4,800円
記念すべき初のウォーゲームだった。既に失われて残っていない。独ソ戦を軍団単位で再現する。強ZOC(自力で敵ZOCから抜けられない)でmust attack(隣接する敵を必ず攻撃しなければならない)の戦闘の組み合わせはスタック内でバラバラに行ってもよいため、強力なスタックを敵の主力に隣接させて捨て駒攻撃と敵の一部への集中攻撃の組み合わせで戦い、次の敵のターンにmust attackを生かして低比率攻撃を強いて自滅させるなどの高度な戦術が生きる。戦線を張ることが重要であるが、ひとたび破られると包囲殲滅されてしまう。ヒストリカルな展開は全く望めない。

SUBMARINE

第二次世界大戦の大西洋と太平洋の潜水艦戦を扱う。SPIのUP SCOPEよりも魚雷は当てやすく、まだゲームになる。フラワー級コルベットなど、マイナーな護衛艦艇がいろいろ登場する。

GETTYSBURG

南北戦争最大の山場、ゲティスバーグの戦いを扱う。ユニットは複数個で1部隊を表し(横隊と縦隊で1ユニットが前後や左右に横隊、縦隊マーカーで伸びる)、それぞれ戦力記録表を用い、銃撃戦で戦力数を1ずつ減らして行くという消耗戦のゲームである。

ANZIO

イタリア戦線を扱う。ユニットはステップロスするが、この時代のAHは両面に印刷する技術をもっておらず、ステップ分だけ置き換えユニットが用意されている(という話)。ドイツの第一降下猟兵師団は8ステップなので8ユニットあることになる。

MAGIC REALM(剣と魔法の国)

巨大なヘクスボードをいくつか組み合わせてマップを作り、そこに各キャラクターを一人づつ受け持って歩き回って冒険をするという物。ファンタジーがまだ日本では一般的でなかった時代のものだが、結構楽しめた。

Bismarck

ビスマルク追撃戦。マップ上で索敵して戦術ボードで砲撃戦を行う。上級ルールを使うと、砲撃戦の部分がミニチュアゲームになり、より精密に楽しめる。

Flat Top

オリジナル+和文解説書
6,800円
マップ1組とマップシートを用いてブラインドで珊瑚海付近の日米の空母戦を再現する。これも猿のようにやり込んだ記憶はあるのだが、既に記憶のかなたにいってしまった。F4F(ワイルドキャット)と零戦の空戦力が同じが同じなのは納得いかないという人もいた。結構アツい戦いができるが、索敵時のコールで自分の位置を暴露してしまうという悲しい欠点があった。
これを解決したのがツクダの航空母艦。ダミーマーカーを敷き詰めて、お互いがめくりっこで索敵するという、プレイアビリティを完全に忘れたシステムとなっている(笑)。

Fortress Europa

オリジナル+和文解説書
6,800円
フランスとドイツを納めたマップ上で連合軍の大陸反攻を再現する。最近ゲームジャーナル日本語版の付録として最新ルールで日本語化された。二度とプレイすることもないだろう。

Jutland

オリジナル+和文解説書
5,800円
第一次世界大戦のドイツ海軍とイギリス海軍の一大決戦を再現したゲーム。蓋を開けるとマップがなくて衝撃を受ける。広いテーブルの上に大きめのユニットを置き、ゲージを使って艦隊機動させ、砲撃戦をするというミニチュアゲームを紙のユニットで実現したゲーム。艦船の上面図が線画で描かれているユニットは、第二次世界大戦時のスマートな軍艦を見慣れた人間には新鮮だ。射角が180度しかない主砲(舷側に装備した旋回砲塔)を装備した巡洋戦艦等が見受けられる。

Wooden Ship and Iron Men

オリジナル+和文解説書(帆船の戦い)
5,800円
アメリカでは人気があるらしく、SUN-3(初期のSUN Micro Systemsのワークステーション)にはこれのマルチプレイヤーゲームが入っていた。1隻単位で移動プロットを行い、帆船時代の海戦を再現する。帆船であるため、風向きと自艦の向きによって移動速度が変化し、片舷斉射、縦射、斬り込みなどの特殊な展開がある。いかに敵の動きを読んで有利な位置に移動するかが肝となる。チェーンショット、グレープショット、ナイフショット、ダブルショット等の弾の種類のバリエーションもある。一度接触すると装具が絡み合ってだんご状態で漂うことになるが、賽の目がよければ切り離すこともできる。ダメージは船体、装具、兵員に割り振られる。結構面白いゲームである。

THE LONGEST DAY

箱の投影面積は平箱と同じですが、厚みは普通のブックケースゲームと同じ大きさです。
ユニット規模は大隊で、兵科記号はNATO型ではなくドイツ式を採用しています。


ブックケースサイズ

MBT

現代の主力戦車1両単位の戦車戦を扱う。SLシリーズから戦車ルールを取り出して改良して独立させたのではないかと思っているが、和文解説書がないため詳細は不明。

IDF

MBTの続編。イスラエル国防軍を扱う。つまり中東戦争での戦車戦である。

WAR AND PEACE(戦争と平和)

ナポレオン戦争を非常に巨大な縮尺で行う。正規兵と後備兵に分かれていたり、国ごとに士気値が異なり、兵の種類でも異なる。士気値の差だけ賽の目が修正されるため士気値はかなり大きな要素となる。リーダーユニットが多数存在しており、指揮値も賽の目修正に用いられる。つまり、優秀なフランス正規兵(士気値が高い)の大軍がナポレオンに指揮されれば非常に強力な戦力となるわけだ。しかし、巨大なハイスタックを作ると余所がお留守になるため結構頭を使う。
以前弟とプレイしたのはワーテルローシナリオだった。各地に散らばる兵力を集めながらナポレオンとウェリントンが動き回り、ついにハイスタックが激突したのはまさにベルキーだった。激しくぶつかり合う激戦は、兵力を消耗したイギリス軍に変わってプロシア軍が主力になった時点で連合軍側の敗北が確定した(プロシア兵は士気値が低い)。皇帝陛下万歳(笑)。さいころの振り合いで勝負が決まるわけですが、非常に白熱したのを覚えている。

KING MAKER(バラ戦争)

イギリスの王位継承戦争をカードとユニットで行う。勢力を固めて貴族の表を増やし、自陣営の王位継承者を国王につけるために争う。

UP FRONT(日本語版)

カードの兵士の分隊で班を作り、前進や射撃はカードをめくって行う。手札がよければ、敵が撃つ前に急速接近したり、前進するたびに、敵が繰り出す小川や鉄条網にぶつかって苦しんだりする。各国ごとに特徴あるルールが用意されていて面白い。

BANZAI(日本語版)

UP FRONTの拡張キットで、日本軍を扱う。

AIR FORCE

第二次世界大戦の世界各国の主力航空機がデータ化されており、比較的簡単なルールで空中戦や地上攻撃等を楽しむことができる。元々はバトルラインという会社で作られた物のはず。低空、中空、高空での最低速度と最高速度と、その間にある複数の速度域が定義されている。かなり機体の特徴を掴んでいて楽しいがデータシートはかなり見難い。

TOBRUK(トブルク)

アフリカ戦線の戦闘を戦車1台、歩兵分隊単位で扱う。砲ごとの距離による命中率、角度によって命中した際にどこに当たったかの精密な判定とその場所の装甲値、距離で減衰する貫通力で精密に撃破状態を決定する。その緻密なデータゆえ、別の種類の戦車や車両が追加されるの事実上無理である(戦車ごとに相手の主砲単位の影響の表があるため、主砲の種類が増えるだけで全戦車の表を変更する必要がある)。

THE STRUGGLE of NATIONS(ナポレオンの黄昏)

ケヴィン・ザッカー(知る人ぞ知るナポレオニックゲームのデザイナー)のデザインしたナポレオンのゲーム。ロシア遠征に失敗した後のドイツ国内でのナポレオンのあがきを扱う。信じられないほど小さく細かいヘクスと、そのヘクス2つを占めるダブルサイズユニットなど、非常に独特のゲームとなっている。アヴァロンヒルのハードマップ以外を認めない原則が産み出した怪物である。普通の会社なら紙っぺらマップを複数枚つけるはず。

B-17

ソロでドイツを空襲するB-17を操るゲーム。

GLADIATOR(剣闘士の戦い)

ローマ時代の剣闘士の戦いを扱う。一人ひとコマで重戦士から軽戦士、トライデントに投網を持ったレタリウス等が死闘を繰り広げる。

CIRCUS MAXIMUS

ベンハーの戦車競争のゲーム。The Gamersが再版したような気がする。

THE GUNS of AUGUST(八月の砲声)

第一次世界大戦のヨーロッパでの戦いを扱う。ユニットは軍単位。

STARSHIP TROOPERS(宇宙の戦士)

ロバート・A・ハインラインの同名の小説をゲーム化したもの。スタジオぬえのパワードスーツのデザインが一般化する前の、金属の金魚鉢を被ったロボットのような兵隊が降下してくるという、アメリカのパルプSFの表紙を思わせるボックスアートが特徴。テラン(地球)側はマップ上に降下して、どこにいるかわからないアレクニドと闘う。アレクニド側用にはマップシートが用意されており、地下の巣穴をデザインするようになっている。なかなか緊迫した面白い展開が楽しめる。

NAPOLEON AT BAY(追い詰められたナポレオン)

ドイツから退却したフランス軍をおって連合軍がフランス国内に進撃してくる。そのフランス国内戦を扱ったゲーム。たしかデザイナーは毎度おなじみケヴィン・ザッカー。

THIRD REICH(第三帝国)

第二次世界大戦のヨーロッパでの戦いを扱う戦略級ゲーム。ユニットは軍か軍団で陸戦中心のゲームとなり、航空ユニットや海軍ユニットは相殺で削りあうスタイルとなっている。徹底的に削り合って、最後に立っていた方が勝ちとなる。

SOURCE of THE NILE(アフリカ探検)

ヨーロッパの探検家となりアフリカを探検して回る。マップは大きめのヘクスが書かれており、沿岸部を除くとほとんどが白地図。この地図上を探検隊を率いて歩き回り、カードとさいころで地形を決め、イベントを解決して新しい発見をする。より長い川の源流、より高い山、より高い滝を発見して帰ると高いポイントがもらえる。白地図上には発見した地形を付属のクレヨンで書きこんで行き、プレイが終わったら布でふき取る。

GUNSLINGER(ガンスリンガー)

人間一人ずつで行動を事前記録ではなくカードで指定する。銃を抜く、ハンマーを起こす、狙いをつける、発射などのように動作を計画する必要がある。この時代の拳銃はシングルアクションなので、ハンマーを自分で起こすのが一般的である。銃の威力が細かく決まっており、西部劇のように1発で即死するようなことはあまりない。撃たれてのたうち回り、歩み寄られて止めを刺されるような展開となる。

PANZER ARMEE AFRICE()

平箱のアフリカ軍団ではなく、ブックケースタイプのアフリカ戦線ゲーム。買ったのはいいが開けたこともないので解説できない。

FREEDOM IN THE GALAXY(銀河革命)

元々SPIが作成したスターウォーズを題材とした銀河革命物のゲーム。版権が取れずスターウォーズの雰囲気は星間帝国対反乱同盟軍の意外と盛り上がらない戦闘ぐらいにしか残っていない。これをAHが買い取って出したもの。それなりに遊べる。

RICHTHOFEN'S WAR(リヒトフォーフェン)

複葉機の空中戦を行うゲーム。1ターンで前に進んでくるっと振り向いて撃ってくるという、異様に小回りのきく時代の戦いだが、複葉戦闘機の名前やシルエットが覚えられていいかもしれない。

Panzer Britz(パンツァーブリッツ)

オリジナル+和文解説書(パンツァーブリッツ)
5,800円のちに6,800円
小隊単位で東部戦線の戦車戦を再現する。ユニットは火力、射程、防御力、移動力とシルエットを持っており、これを用いて火力戦を単純比になおして闘うことになる。複数のユニットの火力は合計できるため、タイガー戦車は無敵ではない。個人的にはユニットの火力を合計できるルールとスポットのルールを見落としていたため、オリジナルと非常に異なるテイストでプレイを続けていたという苦い思い出がある(笑)。森や都市にいるユニットは移動や発砲した時点で視線を引ける敵ユニットからスポットされる。スポットされていないユニットは攻撃できない。移動中の敵ユニットは表を向いたユニットで射撃できる(機会射撃)ため、茂みから茂みへと駆け回る「パンツァーブッシュ症候群」という症状を見せることになる。
もともとはダニガンがデザインしてAHが買い取ったもの。

Panzer Leader(パンツァーリーダー)

オリジナル+和文解説書(パンツァーリーダー)
5,800円
Panzer Britzの西部戦線版。実はこちらを先に入手してプレイしていたため、Britzのユニットデザインのだささにあきれた記憶がある。

THE ARAB-ISRAEL' WAR

オリジナル+和文解説書(アラブ-イスラエル戦)
6,800円
Panzer Britzシリーズの第三弾。馴染みのない地域での戦闘だったため、いまいちメジャーになれなかった。

Luftwaffe

オリジナル+和文解説書(ナチドイツ空軍)
5,800円
第二次世界大戦のドイツ上空の戦いを非常に抽象的に再現したゲーム。爆撃群、戦闘航空団が丸いユニットで表現されており、連合軍はマップシートにその月の爆撃プランを記述。プレイはそのプランをもとに進められる。ドイツ軍プレイヤーは敵の目標を読んで部隊を配置して迎撃に務めなければならない。一度破壊された目標は二度と復活しないため、徐々に空戦はドイツ奥地へと移行してくる。目標を複数選定して分散したり、強力な護衛をつけたハイスタックで一点集中したりといろいろなパターンが試せる。ドイツの戦闘航空団は時期によって装備機種が更新される。


Squad Leaderシリーズ

戦術級ゲームの傑作です。高度に抽象化されながらも非常に、それらしい歩兵戦闘を再現します。

Squad Leader

オリジナル+和文解説書(戦闘指揮官)
6,800円
第二次大戦のヨーロッパ(独ソ米)の歩兵戦闘をリーダーと分隊と支援火器のレベルで再現する。射撃で敵を制圧して前進して白兵戦で叩き出すか、その圧力で敵を追い払うという歩兵戦闘を簡単なルールでリアルに再現するゲーム。リーダーはモラール崩壊したユニットの復旧やさいころの修正等に使用できる。支援火器は分隊の火力を増強し、固有火力のみなら射程を大幅に増加させる。戦車は抽象化され時間内に実施した射撃の合計が火力として与えられている。この車両の抽象化はこのシリーズの次の作品で破られる。

Cross of Iron

オリジナル+和文解説書(騎士十字章)
?,800円
Squad Leaderの拡張モジュール。箱は薄い。ドイツ軍とソ連軍の車両と火砲を丸ごと置き換えてしまう凶悪な拡張モジュール。戦車は各バリエーションを一通り網羅しており戦車マニアにはうれしい。歩兵戦闘に合わせて抽象化した戦車を、戦車だけ具象化してしまったため、いきなりシステム的に歪みができてしまった。車両目標に対しては命中ナンバーが与えられ、距離によって変動する。命中ナンバー以下の目が出ると命中となり砲弾の貫通力と装甲の厚みの勝負となる。歩兵が一定時間内に撃ち合うというスケールに、1発単位の命中確認を入れてしまったため、戦車の射撃速度は非常に遅く感じられる。初期から末期までの東部戦線のシナリオが付く。パンツァーファウスト、火炎瓶、騎兵等のルールが登場する。

Cressend of Doom

オリジナル+和文解説書()
?,800円
Squad Leaderの拡張モジュール。箱は薄い。西欧連合軍の内、イギリスとフランスを追加するモジュール。構成から分かるように、大戦初期の戦いのシナリオが付く。サイドカー、ポンツーン橋、空挺降下等のルールが登場する。

G.I. Anvil of Victory

オリジナル+和文解説書(GI勝利への礎)
7,800円
Squad Leaderの拡張モジュール。薄い箱の先の2モジュールに比べると、フルサイズの箱になっている。箱の中はカウンターシートでびっしり。すべての国の歩兵ユニットが置き換えられ、アメリカ軍の車両と火砲が丸ごと置き換えとなる。歩兵の基本ユニットがエリート分隊、一線級分隊、二線級分隊のフルサイズの分隊(兵士のシルエットが3人)と半個分隊(シルエットが2人)に増え、有能なリーダーは分隊を分割して闘うことができるようになる。各国の事情に応じて追加の分隊(ドイツなら国民擲弾兵やSS分隊や戦闘工兵等)がある。初期の抽象化された歩兵戦闘ゲームの原形は失われて、非常に精密でリアルな歩兵を中心とした戦場を楽しめるゲームとなっている。ルールはシリーズ4作で徐々に追加と改定を行ってきたため、非常に把握し難い。どのルールが生きていて、どのルールが置き換えられたのかを正確に把握している人は既にいないだろう(笑)。そのような人は更に精密でルールが一から書き直されたAdvenced Squad Leaderに流れている。


Advenced Squad Leaderシリーズ

通常モジュール

赤文字はMMPで作成された第二版の内容

ASL MODULE 1 Beyond Valor (1985)

ドイツ軍とソ連軍のユニットと特殊ルールを扱う。ドイツ軍がまとめて登場するセットなので絶対的に必須アイテムなのだが、絶版になって久しい。

Mapboards: 20-23 (1-5, 8, 20-23)
1/2" カウンター966個
5/8" カウンター1430個
Scenarios: 1-10 (1-10, 123-136)

ASL MODULE 2 PARATROOPER (1986)

空挺部隊を扱う。単体でもプレイできるように米独の歩兵(降下兵)ユニットが小数付属している入門編。とは言っても、ルールブックは必須で、SLからマップボード1-4の流用も必須となる。

Mapboards: 24 (2, 4, 24)
1/2" カウンター390個
5/8" カウンター88個
Scenarios: 11-18
Chapter K; Training manual

ASL MODULE 3 YANKS (1987)

アメリカ軍のユニットと特殊ルールを扱う。SLからマップボード7と12を流用するシナリオが3つある。ルールブック、BEYOND VALORが必須。

Mapboards: 16, 17, 18, 19
1/2" カウンター520個
5/8" カウンター528個
Scenarios: 19-26
Chapter E

ASL MODULE 4 PARTISAN! (1987)

パルチザンのユニットと特殊ルールを扱う。ルールブック、BEYOND VALOR, YANKSが必須。マップボード1-4が必要。

Mapboards: 10, 32
1/2" カウンター260個
Scenarios: 27-34

ASL MODULE 5 WEST OF ALAMEIN (1988)

イギリス軍のユニットと特殊ルールを扱う。マップボードは砂漠地帯。ルールブック、BEYOND VALORが必須。YANKSが必要なシナリオが4つある。

Mapboards: 25-29
1/2" カウンター560個
5/8" カウンター704個
Scenarios: 35-42
Chapter F

ASL MODULE 6 THE LOST HURRAH (1988)

連合国系小国 (ポーランドやオランダなど) のユニットと特殊ルールを扱う。ルールブック、BEYOND VALOR, YANKS, WEST OF ALAMEINが必須。

Mapboards: 11, 33 (3, 11, 33)
1/2" カウンター260個
Scenarios: 43-50

ASL MODULE 7 HOLLOW LEGIONS (1989)

イタリア軍のユニットと特殊ルールを扱う。ルールブック、BEYOND VALOR, YANKS, WEST OF ALAMEINが必須。マップボード4, 7, 12を使うシナリオが3本ある。

Mapboards: 30, 31
1/2" カウンター380個
5/8" カウンター272個
Scenarios: 51-58

ASL MODULE 8 CODE OF BUSHIDO (1990)

日本軍ユニットと特殊ルールを扱う。日本軍のリーダーユニットが独特の評価値を持っている。日本軍の小火器はそんなに質は悪くないのだが、弾切れしやすくなっている。ルールブック、BEYOND VALOR, YANKS, WEST OF ALAMEINが必須。

Mapboards: 34-37
1/2" カウンター420個
5/8" カウンター240個
Scenarios: 59-66
Chapter G (前半)

ASL MODULE 9 GANG HO! (1991)

アメリカ海兵隊のユニットと特殊ルールを扱う。中国国民党軍のユニットと特殊ルールも扱う。ルールブック、BEYOND VALOR, YANKS, WEST OF ALAMEIN, CODE OF BUSHIDOが必須。

Mapboards: 38, 39
1/2" カウンター680個
5/8" カウンター328個
Scenarios: 67-74
Chapter G (後半)

ASL MODULE 10 Croix de Guerre (1992)

フランス軍のユニットと特殊ルールを扱う。ルールブック、BEYOND VALOR, YANKS, WEST OF ALAMEINが必須。

Mapboards: 40, 41
1/2" カウンター350個
5/8" カウンター288個
Scenarios: 75-82
Chapter N

ASL MODULE 11 Doomed Battalions (1999) これだけMMPの第二版

連合国系小国の車両と大砲を扱う。ドイツ軍のSSのユニット (黒くない) も登場する。アメリカ軍の2線級の分隊、半個分隊と操作班、小国のリーダーも小数が追加となる。

Mapboards: 9, 44, 45
1/2" カウンター260個 (1シート)
5/8" カウンター352個 (2シート)
Scenario: 83-90

DELUXE ASLモジュール

巨大なヘクスのマップボードでミニチュアで戦闘を行えるように作られたモジュール。ユニットとルールは通常モジュールから流用するかミニチュアを使用するため、添付されていない。

DELUXE ASL MODULE 1 STREET OF FIRE (1985)

市街戦のためのマップとシナリオが入っている。SLまたはASLが必須となる。

Mapboards: a, b, c, d
Scenaris: 1-4, 6-9

HEDGEROW HELL (1987)

ノルマンディーのヘッジローでの先頭を行うためのマップとシナリオが入っている。SLまたはASL、BEYOND VALOR、YANKSが必須となる。

Mapboards: e, f, g, h
Scenarios: 11-18

ASL HISTORICALモジュール

#1 RED BARRICADES (1989)

スターリングラードでのドイツ軍とソ連軍の赤いバリケード工場をめぐる攻防を扱う。専用のソフトマップが入っている。ルールブック、BYYOND VALOR, YANKSが必須。

31" × 23"のソフトマップ2枚
1/2" カウンター390個
5/8" カウンター88個
Scenarios: 7個
Chapter O

#2 Kampfgruppe Peiper I (1993)

バルジの戦いにおけるSS第一装甲師団LAHのパイパー戦闘団の戦いを扱う。専用のソフトマップが入っている。ルールブック、BYYOND VALOR, YANKSが必須。

31" × 23"のソフトマップ2枚
1/2" カウンター370個
5/8" カウンター192個
Scenarios: 4個
Chapter P

#3 Kampfgruppe Peiper II (1996)

上のモジュールの続編。ルールブック、BYYOND VALOR, YANKS、Kampfgruppe Piper Iが必須。

31" × 23"のソフトマップ2枚
1/2" カウンター260個
5/8" カウンター176個
Scenarios: 7
Chapter P

#4 Pegasus Bridge (1997)

ノルマンディー上陸作戦時のカーン郊外にあるペガサス橋をめぐる、ドイツ軍とイギリス空挺部隊の攻防を扱う。専用のソフトマップが入っている。 ルールブック、BYYOND VALOR, YANKS,WEST OF ALAMEINが必須。

32" × 22"のソフトマップ1枚
1/2" カウンター160個
5/8" カウンター64個
Scenarios: 6
Chapter Q, Hのアップデート、Kのアップデート

#6 A Bridge Too Far (1999) MMPから発売

マーケットガーデン作戦のアーンエムでの橋をめぐる攻防を扱う。専用のソフトマップが入っている。ルールブック、BYYOND VALOR, YANKS,WEST OF ALAMEINが必須。

31" × 23"のソフトマップ1枚
1/2" カウンター1040個
5/8" カウンター528個
Scenarios: 9
Chapter R


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